公開日
2018/04/27
更新日
2018/07/17

愛犬が認知症になったら?付き合い方のポイント

歳をとるにつれさまざまな病気にかかりやすくなります。それは人間もワンちゃんも同じです。
なかでもワンちゃんに多く発症する病気の一部を紹介します。

犬も認知症になるの?

「ボケ/認知症」の原因がまだ特定されていないだけに、病気として扱うのかは迷うところです。意識がはっきりしたまま死期を迎える恐怖を和らげるための神様からの贈り物かもしれません。とはいえ、呼んでも応えなかったり、徘徊したり、あたり構わず排泄したり、意味もなく夜鳴きしたりされては飼い主としてはたまりません。
実際、柴犬や室内飼いのワンちゃんにはボケの症状がでるケースが多いようです。
人間同様、普段から刺激や変化の多い生活を送っているとボケにくいようです。
そのためにも、散歩やコミュニケーション、近所のワンちゃんとの交流なども積極的に行うようにしましょう。

認知症のワンちゃんと楽しい生活を送るには

ボケたワンちゃんは子犬に戻った、と考えて昔を思い出しながらつき合ってみては如何でしょうか。家に来た当時のようにたくさん話しかけ、ブラッシングしたり、だっこしてスキンシップをはかり、いつもと違った散歩コースを歩いてみたり、飼い主の皆さんにも刺激になることをしてみましょう。
食事も青み魚のDHA(ドコサ・ヘキサエン酸)やEPA(エイコサ・ペンタエン酸)といった不飽和脂肪酸がボケ防止に良いようですから、ワンちゃんと一緒に摂るようにしましょう。

老犬がかかりやすい病気

がん

避妊していないメスの老犬がかかりやすいのが乳腺腫瘍。悪性の場合はがんになる危険があります。一方、去勢していないオスがかかりやすいのは肛門周囲腺腫です

骨・関節の病気

胴長のダックスフンドやコーギーなどに多くみられるのが椎間板ヘルニアや変形性脊椎症です。

消化器系の病気

歳をとると胃・十二指腸・小腸・大腸・直腸などの消化器官、消化液を出す肝臓、胆のう、膵臓などの器官が弱くなってきます。
昨年の12月に亡くなったわが家のポーちゃん(黒柴、メス、享年12歳)も消化器系の多臓器不全でした。日頃から食欲が落ちていないか、便に変化はないか注意しておきたいものです。

皮膚の病気やアレルギー

免疫力や新陳代謝が低下することで、老齢犬は皮膚病にかかりやすくなってきます。皮膚病の原因も寄生虫によるものからホルモンバランスが崩れて起きるものもあります。皮膚の状態は健康のバロメーターですから、おかしいと思ったら獣医さんに相談しましょう。

目の病気

一番多いのが白内障です。次に緑内障やドライアイなどが多くなっています。

生殖器の病気

去勢していないオスがかかりやすいのが前立腺肥大。避妊していないメスがかかるのが子宮蓄膿症。これは命に関わる病気ですので、ふだんから変化に気をつけておきましょう。ワンちゃんは生殖器関係の病気にかかりやすいそうです。排尿のときに注意してみてあげましょう。

まとめ

毎日の散歩や運動、食事が基本ですが、食事で足りない部分はサプリメントを活用することも考えられます。

認知症(ボケ)は毎日の生活の延長線上に、ある日突然現れます。若いうちから体調や尿・便の様子にも気を配って健康管理をすることが大切です。