公開日
2020/07/30
更新日
2020/10/14

室内犬は飼いやすい?室内犬の飼い方講座

室内犬は飼いやすいのでしょうか?そもそも室内犬とは、どのような犬のことなのでしょうか?室内犬を飼うときのポイントや、これからワンちゃんを迎える方へお伝えしたいことをまとめました。

室内犬ってどんな犬?

室内犬というと小型犬のチワワやポメラニアン、中型犬の柴など小柄なワンちゃんを想像すると思いますが、大型犬でも室内で飼育をすれば室内犬の仲間に入ります。

ただ、日本の住宅環境を考えると、中型犬までくらいのサイズが室内犬には適しているのではないでしょうか。

JKC(ジャパンケネルクラブ)が発表をしている2019年犬種別犬籍登録頭数を見てみましょう。(参考資料:一般社団法人 ジャパンケネルクラブ公式サイト

1位 プードル
2位 チワワ
3位 ダックスフント

このように、上位にランキングしている犬種は小さめの子が多いことがわかります。

ただ、先に述べたように室内で飼育をすれば、どのような犬種でも室内犬です。

室内犬とはどんな犬種?ということが分かったところで、室内犬を飼うときのポイントをご紹介していきたいと思います。

室内犬と暮らすために・・・知っておきたいポイント

室内犬と暮らす飼い主さんにご相談をいただいたもので、特に多かったご質問をご紹介します。

室内犬のおしっこ対策は?

「室内犬は外でおしっこをさせないほうがいい?」これは、男の子のワンちゃんを迎えた飼い主さんが、悩むことが多い疑問です。

外でおしっこをさせると、マーキングで足を上げて排泄をする癖がつくことがあります。マーキングの予防方法は去勢などもありますが、マーキングをさせたくないのならまずは、室内で足をあげて排泄をしなかったことを褒めてあげ、それが正しいことをワンちゃんに教えてあげてください。

室内で飼育をしているワンちゃんが、外でおしっこをさせないほうがいいかどうか?答えは「どちらでもできるほうがいい」です。

そのため室内でのトイレトレーニングは必須です。

天候や災害、いろいろなシチュエーションを想定すると、室内でも外でも排泄ができた方が、ワンちゃんのためにもいいですよね。

室内犬はお散歩が必要なの?

小型犬を迎えるとき、まれに「お散歩はしなくていい」と販売者に言われることがありますが、どの犬種でもお散歩をしなくていい犬はいません。

お散歩で人や他の犬と接触したり、音やものなどに触れたりすることで、犬はたくさんの学びを得ます。

お散歩をしないと社会への適合性が低くなり、極端に恐怖心が強い犬に育つ可能性が高く、問題行動を起こしやすくなります。

体の大きさにより、お散歩をする時間が短くていいワンちゃんはいますが、お散歩が必要ない犬はいないと考えてください。

ゲージに入れた方がいい?

子犬の頃はゲージがあると、しつけをするときに便利です。

また、ゲージはワンちゃんをお留守番させるときにも、ワンちゃんの安全を確保できるためおすすめです。

迎えたワンちゃんが成長し、お部屋のなかでフリーにしていても問題がおきないようなら、ゲージに入れなくていいでしょう。

ただ、ゲージの中で過ごせるようにしておくことは大切です。

トリミングサロンやワンちゃんがお泊まりをするとき、クレートやゲージで過ごすことが多いため、慣れていないとワンちゃんにとって大きなストレスがかかります。

日中はお部屋でフリーに、寝るときはゲージと、使い分けている飼い主さんもいらっしゃいます。ワンちゃんの行動が抑制できるゲージは、飼い主さんにとってもワンちゃんにとっても必要のアイテムです。

しつけはした方がいいの?

どのような犬種でもしつけは必要です。しつけは「人と暮らすためのルールを覚えてもらう」と考えていただきたいと思っています。

人を噛んではいけない、吠え続けてはいけない、排泄は適切な場所でする。

このようなことは犬が本来、持ち合わせていない行動や性質です。

ワンちゃんが噛んだり吠えたりしたら困りますよね。

特に室内犬は、お部屋の中で過ごすルールを教える必要があります。

ソファーを掘ってはいけない、クッションはおもちゃではない、拾い食いをしてはいけないなどです。

犬たちが本来、持っている行動を抑制するために、基礎トレーニングと呼ばれるものや、トイレトレーニングはしっかりと子犬のうちにしておきましょう。

また、しつけと並行をして、ワンちゃんが安全に暮らせる環境を整えることも、室内犬と暮らすために飼い主さんがしてあげたい大切なことです。

飼いやすい室内犬とは?これから犬を迎える方へ・・・

DOGPADで公開をしているYouTube「おーきチャンネル」2020年7月11日投稿の「ワンちゃんの知識が盛りだくさん‼ブリーダーさんがジャックラッセルテリアの仔犬を3匹見せてくれました!」の中で、ブリーダーさんが素晴らしいことをおっしゃっています。

犬を選ぶときは、自分のライフスタイルを考えて選ぶこと、10年後の自分を想像して犬を飼うことなど、これからワンちゃんを迎えようと思っている方にぜひ観ていただきたい動画です。

その犬種が飼いやすいかどうかは、飼い主さんのライフスタイル次第だと思います。

犬の性質や犬種の特性をよく知り、ご自身のライフスタイルや生活環境に合ったパートナーを選んでいただきたいと思います。

最後に

「室内犬は飼いやすい?」という質問をされたら、私は「室内で生活をすることを教えるのは大変だけど、犬との生活は言葉で表せないほど素晴らしい」とお伝えしています。

違う生き物と生活をするわけですから、お金もかかりますし、しつけも楽ではありません。ただ、より人間の近くにいる室内犬はたくさんの癒しや笑顔を私たちにくれます。

最初は「かわいい」というきっかけで犬を迎えてもいいと思います。 ただ、絶対に迎えた命を幸せにしてあげてください。飼い主さんもワンちゃんも不幸にならない選択。それがとても大切なことだと思っています。