公開日
2018/12/07

実は種類豊富なエリザベスカラー!手作りの方法もご紹介!【動画付き】

犬用のエリザベスカラー大特集!愛犬がエリザベスカラーを着けることになったら、できるだけ負担がかからないようにしてあげたいものです。
今回は、様々なタイプのエリザベスカラーの紹介から、驚きの手作りの方法までをご紹介します!

エリザベスカラーとは

エリザベスカラーを着けなければならないと聞くと、少しマイナスなイメージを抱く方も多いですが、エリザベスカラーは犬にとって傷ついた部分を早く治すためにも必要なケースがあります。
エリザベスカラーの名前の由来は、イギリスのエリザベス朝時代に、シャツやブラウスの首回りを覆うように仕立てられていた襞襟(ひだえり)からきているといわれています。

エリザベスカラーはどんなときに使う?

エリザベスカラーは、犬が手術やケガ、皮膚炎、眼科疾患などになったときに、傷口などの患部を舐めたり噛んだり刺激を与えて、状態を悪化させないようにするために、犬の首回りに装着するものです。

エリザベスカラーを装着した犬は、自分が思うようにからだを動かせないことやにおいを満足に嗅げないことや、いつもと同じ行動をしていても、壁や障害物などにぶつかって大きな音を感じるので、急に驚いたりストレスを感じやすくなります。エリザベスカラーを嫌がる犬は、パニックを起こして思わぬ行動をとることもあるので、かわいそうと思う飼い主さんも多いです。

エリザベスカラーが傷口の回復を早める

犬がかわいそうだと思う場合は、ずっと愛犬の様子を観察できるならば、獣医師の指示のもと、エリザベスカラーを外してあげることも可能でしょう。しかし、犬がかわいそうだからと安易な判断をして、エリザベスカラーを外すことで、飼い主さんの気がつかないうちに犬が患部に刺激を与えてしまい、手術後の回復が遅れたり、皮膚病が悪化する可能性を考えると、心を鬼にして装着したまま犬を諦めさせることが、結果的に犬に与えるストレスを短くさせることができます。

色んなタイプのエリザベスカラーがある

エリザベスカラーというと、プラスチックのアンテナやメガホンのような形をしているタイプ(ベル・ラッパタイプ)をイメージする方も多いと思いますが、最近は、様々な種類があります。軽量、布製のソフトタイプ、装着時に大きな音が出ない、寝るときも自由な格好でも寝むれるドーナツタイプや浮き輪タイプ、クッションタイプといった、犬が嫌がりにくいエリザベスカラーもあるのでおすすめです。

エリザベスカラ―使用時に気をつけることは?

エリザベスカラーの使用時に、飼い主さんがちょっとしたことに気をつけてあげることで犬の負担を軽くすることができます。できるだけストレスがかからないように、さらには階段からの転落などケガをしないように配慮してあげることが大切です。

エリザベスカラー使用時のストレスの軽減方法

室内の障害物を移動させる

犬は普段通りに過ごしていても、どうしてもエリザベスカラーが壁や家具などにぶつかってしまうことがあるので、ぶつからないように障害物となるものや室内の不要なものは移動させてあげるとよいでしょう。

ごはんやお水を与える際の工夫

顔の周囲が覆いかぶさるエリザベスカラーは、犬の行動に制限をかけてしまいます。固いプラスチックタイプは、マズルよりも先にエリザベスカラーが床に接してしまったり、食器をどんどん押してしまうので、上手にお水やごはんが飲めなくなってしまうこともあります。

こういった時は、食器が滑らないようにするか、食器台を置いて食器の位置を高くすることで、犬が飲食しやすくなります。特にお留守番の際には、お水をひっくり返して飲めなかったということがないように配慮しましょう。

階段や段差の上り下り

径が大きなプラスチック製エリザベスカラーの場合は、犬が首を下げていると少しの段差でも犬が引っかかったり、つまずくことがあります。犬はいつも通りに動こうとするので、段差や階段で転落してケガをする可能性もあるので、エリザベスカラーを装着している期間は、飼い主さんがサポートして一緒に階段を降りることや、お散歩時は段差の少ない場所を歩かせてあげるようにしましょう。

プラスチック製のエリザベスカラーは、色付きよりも透明タイプの方が犬の視野がわずかに広くなり、周囲の状況を察しやすくなるのでおすすめです。

犬を不安にさせない

エリザベスカラーを装着した犬に対して、「大丈夫?大丈夫?」というような不必要な声かけや「怖かったね、今外してあげからね」といった声かけは、逆に犬を不安にさせることになるのでやめましょう。

生活や体調に支障が出るくらいに本当にエリザベスカラーを嫌がっているのか、判断が難しいところではありますが、犬は賢い動物なので、一度外してもらうと、次に着ける際に余計に嫌がる素ぶりを見せることもあるので、犬を不安にさせて余計なストレスがかからないようにしましょう。犬を混乱させるよりも、最初から温かい見守りをした方がよい効果が出ます。

犬とたくさんコミュニケーションをとる

犬のストレスや退屈さを紛らわせるためには、飼い主さんが犬とたくさんコミュニケーションをとる方法をおすすめします。術後、普段通りのお散歩ができなくても、おもちゃを使って遊んであげたり、積極的に触れ合うことで、患部を舐めようとする退屈な時間が少なくなります。

しっかり観察できるなら外してあげる

獣医さんに相談した上で、愛犬が患部を舐めたり足で掻いたりする可能性が低いときや、飼い主さんが常に観察していられる状況であるならば、おとなしくしているときにエリザベスカラーをそっと外してあげることもストレス軽減対策の一つとなります。ただし、目を離してしまう可能性があるのなら、外してしまうと、患部を刺激してしまうかもしれないので注意してください。

エリザベスカラーの種類を変えてあげる

昔からある、一般的な固いプラスチック製のエリザベスカラーは、視界が悪いことや犬の自由な体勢ができない特徴があります。エリザベスカラーの種類を変えるのも、ストレスを軽減させるための方法の一つとなります。

ただし手術後など、抜糸までの間、絶対に外してはいけないと獣医さんから指示が出ている場合は指示通り行うことが犬のためとなります。

プラスチックだけじゃない!様々なエリザベスカラーをご紹介!

エリザベスカラーはプラスチック製のものだけではありません。今回は、定番のものから、犬のストレスを軽減させるものまで幅広くご紹介します。最近は、メガホンのように音を集音しないタイプ、ソフトタイプ、浮き輪型、エリザベスウェア(術後服)が注目されています。

定番のプラスチックタイプのエリザベスカラー

プラスチックのタイプのエリザベスカラーは、メガホンのような形にして首に着けるベルタイプ・ラッパタイプが主流です。色がついているものや、透明、半透明のものがあります。

ベル型透明タイプのエリザベスカラー

定番のプラスチックタイプのエリザベスカラーです。透明タイプなので、色付きのものよりも、犬の視覚から入ってくる情報をわずかに広げることができます。

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プラスチックでも軽量で柔らかいタイプのソフトエリザベスカラー

同じメガホンのような形でも、少し柔らかい軽量タイプのソフトエリザベスカラーです。柔らかいということは、犬が動きやすいことでもあるので、患部を舐めないように注意しましょう。

首元が柔らかい素材のエリザベスカラー

プラスチック素材のベルタイプ・ラッパタイプであるものの、首元に柔らかい素材を使用しているので、首に負担がかからない設計となっています。

布製(ソフトタイプ)のエリザベスカラー

布製のソフトタイプのエリザベスカラーは、犬の首回りの制限が少ないので、伏せたり横になっても音がしにくく、犬の負担が少なくなります。ただし、自由が利きやすい分、径の大きさによっては、簡単に患部にマズルが届いてしまうので、傷口を悪化させないように注意が必要です。

見た目が不思議なドーナツタイプのエリザベスカラー

大きな円盤を首につけているように見えるので、見た目は不思議ですが、障害物にぶつかっても音が出にくいソフトタイプであることと、犬が自由な体制で寝ることができるのでおすすめです。

柔らかい素材で小型犬におすすめのエリザベスカラー

柔らかいソフトタイプなので、首やからだへの負担が少ないです。マジックテープで止めるタイプで、小型犬におすすめです。

新発想の介護にもおすすめのクッション型エリザベスカラー

今までになかった新しい発想のクッションタイプのエリザベスカラーです。頭に大きめのクッションをつけているような感覚なので、重いと嫌がる犬もいるかもしれませんが、横になると枕になるので介護が必要なワンちゃんにもおすすめです。

犬への負担が少ない浮き輪タイプのエリザベスカラー

最近ペットショップでも販売されるようになってきているのが、この浮き輪型です。どんな方法であれ、患部にマズルや足が届きにくくなれば効果は同じです。浮き輪タイプは、メガホンのように音を集音しないので、犬のストレスが少ないところが特徴です。ただし、空気を使って膨らませるので、苦しくならないように正しいサイズを選ぶことが必要となります。

浮き輪タイプとベル型を一緒にしたエリザベスカラー

空気で膨らませるタイプの浮き輪型とベル型を合わせたエリザベスカラーで、ぶつかっても衝撃が少ないところが特徴です。浮き輪タイプと同様に、犬が苦しくないサイズを選ぶようにしましょう。

見た目がかわいい・おしゃれなエリザベスカラー

見た目がかわいいエリザベスカラーもありますが、犬にはそんな事情は全く関係ありません。飼い主さんが楽しい気持ちになるエリザベスカラーをご紹介します。

カエルになれる!笑ってしまうエリザベスカラー

見た目のインパクトが印象的なソフトタイプのエリザベスカラーです。柔らかいベルボア素材を使用しているので、ぶつかっても大きな音がしません。マジックテープで留めるタイプです。

シンプルだけどおしゃれなドーナツ型エリザベスカラー

無地でなく派手でもなく、見た目もおしゃれなギンガムチェックのエリザベスカラーです。広めのドーナツ型で、中綿が入った柔らかいタイプなので、犬の首にも優しいのでおすすめです。

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考え方が新しいエリザベスウェア

最近インターネットの通販で人気が高まっているのが「エリザベスウェア(術後服)」です。首にエリザベスカラーを装着するのではなく、患部を洋服で覆ってしまうことで、犬のストレスを軽減して患部を保護するお洋服です。

獣医師監修のエリザベスウェア(術後服)

エリザベスウェアは獣医師監修のもとに設計されているので、男の子用、女の子用に合った形となっています。20以上の種類があるところが特徴です。

エリザベスカラーは手作りもできる?

なんと!エリザベスカラーは手作りもできると話題になっています。いくつか方法があるので、今回は3つの自作エリザベスカラーの作り方をご紹介します。

子供用のシャンプーハットを使った手作りエリザベスカラー

DIYがお好きな方におすすめ!子供用のシャンプーハットでエリザベスカラーができます。材料は子供用シャンプーハットと両面テープ付きの面ファスナー(マジックテープ)、ハサミだけ!子供用のシャンプーハットは100円ショップでも販売しています。

本格的な作りの手作りエリザベスカラー

型紙から作るので、愛犬にぴったりサイズのエリザベスカラーができます。裁縫が得意な方は、チャレンジしてみてください。

ドーナツ型のエリザベスカラーも手作りできる!

犬に負担がかかりにくいとされているドーナツ型のエリザベスカラーも何とプチプチの緩衝材を使って手作りできるようです!手芸が得意な方ならできるはず!

保温シート(レジャーシート)を使ったエリザベスカラー

材料は驚きの!保温シート(厚めのレジャーシート)とさらしを使って作るエリザベスカラーです。ミシンが使える方はチャレンジしてみてください!

最後に

エリザベスカラーというと、飼い主さんにとっては、犬にストレスがかかるなど、どちらかというとマイナスなイメージが多いかもしれません。しかし、エリザベスカラーを装着することで、患部の状態を早く回復させることができるのも事実です。

犬のエリザベスカラーによるストレスを最小限にするためには、愛犬の患部の状態や性格などから、愛犬に合ったタイプのエリザベスカラーを選んであげることが大切になります。今回は、エリザベスカラーの大特集をお伝えしました!