公開日
2017/07/12
更新日
2018/05/17

ドッグフードの歴史 〜始まりは○○だった?!〜

今や各国で犬がペットとして飼われ、ごはんとして手軽にあげられるドッグフードが主流となっています。
日本ではアメリカの輸入品から始まり、今や国内の自社ブランドも多く見かけるようになりました。
では、ドッグフードはいつ頃どこで誕生したのでしょうか?その歴史をご紹介します♪

ドッグフードの始まり

1860年ごろ、ロンドン在住のアメリカ人スプラッツ(James Spratt)氏が犬用のビスケットを考案し、それが好評だったため1885年に製造会社を設立。
1894年にニューヨークに本拠を移し、スプラッツ・オブ・アメリカ社を起こしたのがペットフードメーカーの始まりとされているそう。

なぜ最初はビスケットだったのでしょうか?

考案された当時、ビスケットは船員たちの航海時の食料でした。長〜い旅を終えて帰港後、余ったビスケットは波止場に捨てていたそう。
その捨てられたビスケットを犬たちが食べているのを見たのをヒントに犬用のビスケットが誕生したのだとか。
その頃は安価に製造するために穀物のカスと肉の端切れを混ぜて作っていました。

ドッグフードの昔と今

〜アメリカ〜

犬用のビスケットが製造されるようになってから20数年後、チャペル社が馬肉を缶詰にしてドッグフードとして販売。
一時は大当たりし好評でした。しかし大恐慌のあおりを受け1938年に倒産。
しかしその頃には多くの競合会社が現れたため馬肉缶詰ドッグフードはアメリカの一般家庭に広く浸透したそうです。
昔は馬肉を使っていたなんて、驚きですね。
ちなみにどうして馬肉だったのかというと…
第一次世界大戦中、アメリカはフランスへの食料援助として馬肉缶詰を生産していました。
大戦終了後にはその缶詰が余り、アメリカ人は馬肉を食べないためにドッグフードとして一時期販売されていたのだとか。

1927年、ゲインズ社(後にゼネラルフーヅに吸収される)が粉末タイプのドッグフードを開発し、ドッグショーを開くなどしながら普及するよう努めました。
しかし、1941年の記録によると市販ドッグフードの90%強が缶詰、10%弱はビスケットと粉末を合わせたドライタイプ。
粉末タイプは食べにくく、嗜好性も悪かったのであまり広まらなかったみたいですね…
今では発砲タイプのドライフードが犬・猫問わずペットフードの主流になっています(^^)

〜日本〜

日本では1960年に「協同飼料株式会社」が国産としてビスケットタイプのドックフードを製造・販売をしはじめました。

その後、飼料会社が次々に業界へ参入。
一方で、それ以前からドックフードは代理店を通してアメリカから輸入されていたのですが、購入者は主にブリーダーの人たち。
70年ごろから商社が海外のブランド品を取り扱いはじめました。
現在、ドックフードは国産よりも輸入が若干多く、輸入品の約70%をドライタイプが占めるそう。

いかがだったでしょうか。意外と知らなかったドックフードの歴史。
アメリカに比べて国産ドックフードはまだまだ歴史が浅いのですね。
今後、ワンちゃんにとってより良いドックフードが誕生することを願って…(^^)