2018/06/15

鶏肉は犬にとってどんな効能があるの?

鶏肉を使ったおやつやご飯は数多く販売されています。
鶏肉はヘルシーで嗜好性も高く、大好きなワンちゃんも多いですよね。
そこで今回は、ワンちゃんが鶏肉を食べることで期待できる効能についてご紹介していきます。
一緒に鶏肉について勉強していきましょう。

鶏肉の種類

鶏肉には大きく分けて3種類あります。
それぞれご紹介していきます。

若鶏(ブロイラー)

よくスーパーなどで販売されているのがこの若鶏です。
羽は白く、生まれて2か月ほどで出荷されています。

銘柄鶏

若鶏を餌の種類や飼い方の違いなどで区別した鶏です。
若鶏よりも質が高いことが多いです。
特に細かい規定はありませんが、白系銘柄鶏と赤系銘柄鶏に区別されています。
白系銘柄鶏ですと、南部どりや房総ハーブ鶏などがあり、赤系銘柄鶏ですと、赤鶏さつまなどがあります。

地鶏

昔から日本にいる在来鶏の雄と若鶏のメスを交配させたものを地鶏と言います。
生まれてから約80日で出荷されます。
この他にも、地鶏の雄とロードアイランドレッドなどといった品種のメスを交配させて、生まれて90日以上で出荷するものもあります。
それぞれの地鶏に飼育条件が決められていて、出生照明ができ、国内の鳥の血が50%を超える鶏のみ地鶏と呼ぶことができます。

部位別の栄養素

鶏肉は部位によって含まれる栄養素も異なってきます。
それぞれ見ていきましょう。

モモ肉

鶏の太ももの部分になります。
モモ肉にはセレンやミネラルが多く含まれています。
また、程よく脂肪も付いていて、タンパク質や鉄分、ビタミンB2も豊富に含まれています。

むね肉

鶏の胸の部分で、低カロリーの部位になります。
ビタミンK、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸などが豊富です。

ささみ

鶏の肋骨周りの部分でむね肉の内側にあります。
鶏肉の部位の中で、一番低カロリー高タンパク質の部位になります。
セレンやモリブデンが含まれていたり、鉄を吸収しやすくしてくれる作用があったりします。

手羽

鶏の羽の部分で、手羽先、手羽中、手羽元の3つに分けられています。
手羽先には、コラーゲンやエラスチンという栄養素が含まれています。
手羽中は、手羽先の先端を切ったものになります。
手羽元は、羽の根元部分で、手羽先に比べ、脂肪分が少ないです。

内臓

心臓をハツ、肝臓をレバー、消化器官を砂肝と言います。
ハツはビタミンB12が豊富で、ヘモグロビンを正常にしてくれます。
レバーはセレンやビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、鉄、銅、葉酸などが含まれています。
砂肝は、ビタミンB12、鉄、ビタミンKが含まれています。

皮はむね肉やモモ肉についています。
鶏の部位の中で特にコラーゲンを多く含んでいます。

軟骨

膝の軟骨と胸骨の軟骨で呼び方が異なります。
ひざの関節にある軟骨を「げんこつ」、胸骨の先にある軟骨を「ヤゲン」といいます。
コラーゲンが豊富に含まれていて、コレステロールを下げる効果が期待できるナイアシンも含まれています。

鶏肉の栄養素と期待できる効能

鶏肉は他のお肉に比べ、脂肪が少なく、柔らかいので消化吸収しやすい食材です。
では、期待できる効能を見ていきましょう。

筋肉の強化

必須アミノ酸がバランスよく含まれているので、鶏肉を食べさせた後に運動させると、筋肉強化の効果が期待できます。
※食べた直後の激しい運動は、胃捻転などを誘発しかねないため、食べさせて少し休憩してから運動させましょう。

免疫力アップ

鶏肉に含まれるビタミンB6やナイアシン、ビタミンAは皮膚や粘膜を強化し、免疫力をアップしてくれる効果が期待できます。

動脈硬化予防

鶏肉に含まれるオレイン酸は、悪玉コレステロールを減少し、善玉コレステロールを増加してくれる働きがあるため、動脈硬化予防の効果が期待できます。

貧血予防

レバーに多く含まれるヘム鉄と葉酸は、強い造血作用が期待できるため、貧血予防の効果が期待できます。

がん予防

レバーなどに含まれるビタミンAが粘膜を丈夫にして免疫力を強化してくれるため、がん予防の効果が期待できます。

鶏肉とおすすめの食べ合わせ

鶏肉とマイタケとカブ

鶏肉のビタミンAとマイタケのβ-グルカン、カブのビタミンC、リゾチームで免疫アップの効果が期待できます。

鶏肉とかぼちゃとごま

鶏肉のオレイン酸とかぼちゃのビタミンB2とごまのビタミンEで動脈硬化予防の効果が期待できます。

鶏肉(レバー)ともやしといんげん

鶏肉のレバーに含まれる葉酸やヘム鉄ともやしの植物性タンパク質、ビタミンンCといんげんのビタミンB群で貧血予防の効果が期待できます。

鶏肉の犬のおやつ【選ぶポイント】

鶏肉を使ったおやつやごはんは、たくさん販売されていますよね。
どの鶏肉のおやつにしようか悩んだ時、決め手となるポイントをご紹介します。

1.産地をチェック

犬のおやつでは、中国産のものを多く見かけますが、中には純国産のものも販売されています。
産地で選ぶのも1つのポイントです。

2.添加物をチェック

添加物をチェックしましょう。
中にはあまり与えたくない添加物もあります。
添加物は少ないほうが良いです。
中には写真のように添加物を一切使用せず、鶏ささみしか使っていないおやつも販売されています。
(写真のおやつはこちらから購入できます。)

3.カロリーをチェック

おやつによってカロリーは様々です。
愛犬の体型や与える量に合わせてカロリーを見て選んであげるのも良いでしょう。

4.鶏肉の種類で選ぶ

上記でご紹介した通り、鶏肉には大きく分けて3つの種類があります。
その中にも、細かく品種が分けられていて、数多くの種類があります。
鶏肉が国産なのかどうかもチェックしたいポイントです。
鶏肉の種類でおやつやご飯を選んでみるのも良いですね。

5.固さで選ぶ

ささみのおやつは、柔らかいものから固いものまで様々な種類があります。
小さいワンちゃんの場合、固すぎると上手く噛めない場合もあるので、おやつの固さで選んであげるのも良いでしょう。

6.原材料をチェック

写真のように鶏ささみのみでできているおやつもありますが、スティック系やクッキー系のお菓子は他の食材も含まれている場合が多くあります。

小麦粉などアレルギーを持っているワンちゃんは特に注意が必要です。

まとめ

鶏肉にはたくさんの品種があり、調理方法もたくさんあります。
鶏肉を食べることで、筋肉強化や免疫力アップ、動脈硬化の予防、貧血予防、がん予防などの効果も期待できます。
是非、おやつやトッピングとして鶏肉を愛犬にあげてみてはいかがでしょうか?