こんにちは!毎日を頑張る猫好きの皆さん、そしてこれから猫を迎えたいと考えている皆さん!
猫ちゃんの小さな肉球、思わず触りたくなりますよね。プニプニした感触や、つるんとした見た目に癒されている方も多いのではないでしょうか。実はその肉球の色、猫の毛色と深い関係があるってご存知でしたか?
今回は、ついつい触りたくなる猫ちゃんの肉球の秘密について、私がブリーダーとして日々の暮らしで気づいた『へぇ〜』なお話をご紹介します。
『犬の肉球は黒で、猫の肉球はピンク』と勝手に思い込んでいた!

ブリーダーとしてたくさんの子猫たちに出会うまで、私は『犬の肉球は黒で、猫の肉球はピンク』と勝手に思い込んでいました。
ところが、新しく産声をあげて生まれてくる子猫たちの、その小さな小さな肉球をふと見てみると…驚きました! その子によって肉球の色が違うんです。毛色と同じく一色の肉球もあれば、三毛猫のようにまだら模様の肉球の子もいる。初めてその光景を見たときは、子どものように目を大きくして『へぇ〜!』と声が出てしまいました。
なぜ、毛色によって肉球の色が違うのでしょうか?
その秘密は、メラニン色素という体内の色素にありました。メラニン色素は、私たちの髪や肌の色を決めるのと同じように、猫ちゃんの毛や肉球の色も決めているんです。
メラニン色素が少ない猫
毛色の薄い白やクリーム系の猫ちゃんは、メラニン色素をあまり持たないため、肉球も色素が薄いピンク色になります。

メラニン色素が多い猫
黒やグレー系の濃い毛色の猫ちゃんは、メラニン色素が多いため、肉球も黒や茶色といった濃い色になります。

まだら模様の猫
三毛猫やサビ猫のように、毛色が複数ある猫ちゃんは、メラニン色素が均一に分布しないので、肉球もまだら模様になります。毛色の白い部分にはピンクの肉球、黒い部分には黒い肉球が連動しているんですよ。


最後にゃ
愛犬を飼っている方も、愛猫を飼っている方も、改めて自分の愛する家族の肉球をじっくり観察してみてください。きっと、新たな発見があるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!このお話が、あなたの愛猫との毎日をより楽しいものにするきっかけになれば幸いです。
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