愛犬と行く!おすすめの犬OKスキー場4選【東日本編】

楽しむ

犬と一緒に行けるスキー場では、犬同伴でゴンドラに乗ったりゲレンデ内に設置されたスノードッグランで雪上を走り回ることができたり、ルールを守りながらゲレンデを一緒に滑走できるなど犬連れの飼い主さんに優しいスキー場がいくつかあります。

今回は、東日本エリアの犬と行けるスキー場についてピックアップしました!
(※2023年1月8日現在の情報となっています。お出かけ前にスキー場の情報と犬連れのルールやマナーを必ずご確認ください)

愛犬と一緒に行くスキー場、どのように楽しむ?

愛犬と一緒に行くスキーはどのように楽しむ?

雪やこんこ♪あられやこんこ♪〜犬は喜び庭駆け回り〜♪という歌がありますが、雪の上で遊ぶのが大好きな犬と暮らしている飼い主さんは「広い雪上ドッグランを走らせてあげたい」と雪国へお出かけされる方も多いかと思います。

ゲレンデに犬を連れて行くことがOKのスキー場にお出かけする際は、ルールやマナーを守り、他のゲレンデ利用客とトラブルにならないように注意しましょう!

スキー場に到着したら、ゆっくり寒さと雪に慣らすこと

スキー場に到着すると愛犬が雪を見て大興奮する可能性があります。一面雪で真っ白のゲレンデに到着したら、まず最初に愛犬の様子を確認してください。

ゲレンデ初体験の犬にとって、そこは未知の世界。次にリードを繋いだ状態で周辺のお散歩から始めて、寒さとその場の環境に慣れさせる時間を作ってあげましょう。

スノードッグランや犬専用のスペースがあるゲレンデであれば、飼い主さんが愛犬とともに雪の楽しさを教えてあげることも、犬連れでスキー場での雪遊びを楽しむ秘訣です。

ゲレンデで犬と滑走する際の注意点

もし、ゲレンデで犬と一緒に滑走がOKなスキー場に行く場合は、まずはご自身と他の利用客の安全、そして愛犬が怪我をしないことを第一に考えて、無理をしない滑走を心がけましょう。

スキーやスノーボード、スノーシューは自然の中で楽しむアウトドアです。天候によっては、今まで視界がよかったのに、突然数メートル先が霧や降雪で見えなくなることもあります。

犬連れの場合はより慎重に、気象条件が悪い場合は滑走やリフトで上に上がることを諦めるなどの判断もトラブルや事故を回避するために必要なことです。

愛犬と一緒にご家族などでスキーやスノーボードを楽しみたい場合、小型犬であればリュックタイプのキャリーバッグを使ったり、中型犬〜大型犬は、カラビナなどを使ってリードを飼い主さんにしっかり固定して一緒に横を滑らせてあげることもおすすめです。

ただし、事故を防ぐためにも、愛犬の様子を見ながら滑るスピードを合わせてあげてください。また、犬との滑走ではエッジで愛犬がケガをしないように、あるいはリードが切れないように注意しましょう。

他の利用客を驚かせたり衝突を防ぐためにもリードを長くしすぎないことやリードをつけて一緒に滑る場合はゲレンデを広く横断するような滑り方をしないことも忘れないようにしましょう。

※犬が興奮したり急に近くに寄ってきたとき、急に止まったときなどはエッジに足が当たって足を切って出血したり打撲を起こしやすいです。万が一出血した際にすぐに応急処置ができるように、伸縮性のある包帯やテーピング類をリュックに入れておくと安心です。

また、エッジでリードが切れることも考えられるので、万が一に備えてリードも持っておくとよいでしょう。

愛犬と一緒にスキー場へ行く際の注意点

スキー場に設置されたスノードッグラン(雪上ドッグラン)やゲレンデでの滑走を楽しむ場合、スキー場内で決められたルールやマナーを守るのは当然ですが、愛犬に対しても気を付けて欲しいことがあります。

首輪とリードは外れないように念入りに確認、できれば洋服の着用を

首輪とリードは念入り確認、できれば洋服の着用を

犬もお出かけでテンションが上がっていると、外出先での高揚感や飼い主さんのワクワクとした気持ちが伝わって、犬が興奮状態になってしまうことがあります。まずは、愛犬のテンションが上がったら落ち着かせることを心がけましょう。

また、万が一首輪やリードが外れてしまった場合、スキー場での捜索は困難となる場合があることもしっかり理解しておくことが大事です。

犬と雪遊びをする際は、首輪とリードの緩みや破損がないかのチェックをいつもより念入りに行い、連絡先がしっかりと明記された迷子札も付けておくことをおすすめします。視界が悪い場合など雪と一体化して見えにくくなる、白い毛色の犬は特に注意をし、可能であれば目立つ色の洋服やアウターを着せてあげると飼い主さんや他のスキー場利用客にもわかりやすいです。

犬の体を冷やしすぎないこと

体を冷やしすぎない

地面(雪面)に近い犬は、人よりも体が冷えやすいです。また、お腹周りには気が付かないうちに雪玉が付着してしまうことがあります。また、犬の体が芯まで冷えてしまうと低体温症を引き起こしたり、後々の体調不良に繋がってしまうことも考えられます。

雪遊び中、こまめに愛犬の様子をチェックをするためにも喜んでいるからと遊ばせ過ぎないように気をつけながら、温かい場所で適度な休憩を入れたり、犬用のダウンコートを着用させるなど防寒対策を心がけてください。

肉球のしもやけやケガに注意

肉球のしもやけに注意

雪遊びに夢中になって、冷たい雪に長時間触れていると犬の肉球はひび割れやしもやけを起こすことがあります。また、スキー場によっては融雪剤や硫安(硫化アンモニウム)が撒かれている場所もあるので、犬用の靴(スノーブーツ)を履かせることをおすすめします。

でも慣れない靴を嫌がる犬は多いですし、思い切り雪の上を走っている間に脱げてしまうこともあります。こういった場合はウェットティッシュやタオルでよく拭いて、肉球の状態をこまめにチェックしてあげましょう。

肉球の乾燥やひび割れ対策として、雪遊びをした後に肉球クリームを塗ってマッサージしてあげるのもおすすめです。

また、雪の下にある構造物などで足の裏を切ってしまうこともあるので、歩き方を気にしていたらケガをしていないかを確認することも大切です。

おすすめの肉球クリーム

愛犬と一緒に行けるおすすめスキー場6選【東日本】

ではここからは、東日本エリアで犬と一緒に行くことのできる6つのスキー場をご紹介します。

【群馬県】プレジデントリゾート軽井沢スノーパーク

プレジデントリゾート内にある「軽井沢スノーパーク」は、愛犬同伴で雪遊びを楽しめるサービスが充実しています。
ゲレンデの横には広々とした雪上ドッグラン「DOG SNOWPARK(ドッグスノーパーク)」が設置されているので、雪のドッグランを思う存分楽しむことができます。他にも、標高1,000mを超えた冬の絶景でのお散歩を楽しめるわんわんトレイルも開設しています。

また、リュックやキャリーバッグに入れて飼い主さんが背負うことが可能であればゲレンデを一緒に滑ることも可能ですが、愛犬を休憩させて飼い主さんがスキーやスノーボードを楽しみたい場合は、施設内ドッグホテルの一時預かりも利用可能です。レストランのテラス席は愛犬も一緒に食事ができます。

スキー場情報

【犬OKの範囲】
ドッグラン・レストランオープンテラス・ゲレンデ・リフト(ゲレンデとリフト利用時はリュックやキャリーを使用)

※犬をゲレンデコース内で歩かせる同伴滑走はNGです。犬連れの場合際はコース内では必ずリュックやキャリバッグに入れること
【住所】
〒377-1412 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢2032-16
【アクセス】
碓氷軽井沢ICより国道146号線経由で50分
【価格】
リフト券(1日):大人3,700円、子ども2,700円
雪遊び券(1日):大人2,400円、子ども1,900円(スキーをせずに施設内で遊ぶ場合)
ドッグラン:1,000円/1頭
【サイトURL】
軽井沢スノーパーク

軽井沢スノーパーク「雪のドッグラン」

【長野県】岩岳スノーフィールド

岩岳スノーフィールドでは、グリーンシーズンだけでなく冬季も愛犬とのゴンドラ同乗ができます。雪上に設置されたペット専用エリア「IWATAKE WHITE PARK DOG RUN」は、山頂のドッグランをはじめ飼い主と一緒に雪上を散策できるコースや、スカイアークでは屋内の休憩スペースも完備。喜び駆け回る愛犬と共に絶景や非日常体験を楽しむことができます。

※ スキー場ゲレンデへの犬の進入は禁止されているので、ペット専用エリアのみの利用が可能です。

スキー場情報

【犬OKの範囲】
ゴンドラ・山頂(HAKUBA MOUNTAIN HARBOR・IWATAKE WHITE PARK DOG RUN・IWATAKE WHITE PARK) ※天候等により営業内容が変更となる場合があります。その他のエリアでは常時リードを着用。
【住所】
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城12056
【アクセス】
東京から約3時間、名古屋から約3時間30分、関西から約4時間30分、 最寄IC(長野IC、安曇野IC、糸魚川IC)から幅広道路で約1時間
【価格】
ゴンドラリフト往復乗車代:大人2,400円、小児1,300円、ペット700円(すべて税込)
【サイトURL】
岩岳スノーフィールド

IWATAKE WHITE PARK

【長野県】野沢温泉スキーリゾート

野沢温泉スキー場には犬専用ドッグランやエリアはありませんが、リードを付けた状態かキャリーバッグなどに入れている状態であれば愛犬と一緒にゲレンデ(コース脇)を滑ることが可能なスキー場です。

長坂ゴンドラリフトのみペット同伴乗車が可能、ゴンドラキャビン内もリードやケージを利用し、座席にペットを乗せないこと(混雑時は順番が前後する場合有り)

ペット同伴可能なレストランもあるので、愛犬とスキーを楽しみたい方におすすめのスキー場です。

スキー場情報

【犬OKの範囲】
ゲレンデ・ゴンドラ・リフト
【住所】
〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村7653
【アクセス】
豊田飯山ICより25分
【価格】
リフト券(1日):大人6,000円、小人3,600円
犬:ゴンドラ1回600円
【サイトURL】
野沢温泉スキー場

野沢温泉スキー場 ペット連れの方へ

【栃木県】マウントジーンズ那須

マウントジーンズ那須では、犬同伴可能のゴンドラに乗って山頂に行くと広々とした天然雪の「スノードッグラン」エリアがあります。愛犬をノーリードで気兼ねなく走らせることができます。山頂カフェは愛犬も同伴OKなので、たっぷり遊んだ後は美しい景色を見ながらお茶も楽しめます。

スキー場情報

【犬OKの範囲】
ゴンドラ・ドッグラン
【住所】
〒329-3223 栃木県那須郡那須町大字大島
【アクセス】
那須ICより県道305号線経由で30分
【価格】
リフト券(1日 休日):大人3,800円、子ども3,000円/リフト券(1日 平日):大人3,300円、子ども2,600円
ゴンドラ:大人•子ども共通1,500円、ペット900円
【サイトURL】
マウントジーンズ那須

まとめ

今回は東日本エリアにある、愛犬と一緒に楽しむことができるスキー場を紹介しました。
スキー場は犬連れの方ばかりではありません。スキー場ごとにルールも異なりますので、他のお客様の迷惑にならないようにマナーを守るのは大前提、事前にルールなどをご自身で確認してから出掛けるようにしてくださいね。

犬と一緒に雪遊びを楽しめるスキー場は珍しく、とても貴重な場所です。飼い主の皆さんひとりひとりの意識や、飼い主としてのルールとマナーを守ることが、また来年も雪上ドッグランを楽しむことができたり、ペット可のゴンドラやリフトの稼働につながるはずです。

西日本のおすすめスキー場もチェックしてみてくださいね!

愛犬と行く!おすすめの犬OKスキー場【西日本編】雪上ドッグランあり

愛犬の【目の健康維持に】
食べやすいスティックタイプのゼリーサプリ

ドッグパッド編集部

ドッグパッド編集部

ワンちゃんとの楽しい生活に役立つ独自の情報を取材し、配信するエディター集団です。皆さまが普段「あるといいな」と感じていること「こんな工夫は楽しいよ」と知らせたいこと、疑問、質問、困りごとなど、どしどしお寄せください。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

おすすめ記事 獣医師コラム
  1. 愛犬と愛犬家さんの「引く防災」暮らしの引き算で揺るがない心と身体に【erva連載vol.3】

  2. 【17年間待ち続けた犬!】実話を基にした感動映画『石岡タロー』今秋公開決定!

  3. 日本最大級のペットイベント「インターペット」 ロイヤルカナンブースとドッグショーをご紹介!

  1. 【獣医師コラム】DOG PAD真夏の相談室 第1回 「大きな音に怖がる!犬の過剰反応への対策」

  2. 【獣医師コラム】犬も花粉症にかかる!?辛い季節の予防と対策

  3. 【獣医師監修】愛犬の歯磨きを始める前に知っておくこと 日本ペット歯みがき普及協会コラムVol.2

  4. 【獣医師コラム】人間から犬に感染する病気はあるの?体調不良時の愛犬との触れ合い方

  5. 【獣医師コラム】ドッグパッド愛犬相談室 第4回 いつから始める?なにから始める?ゼロから学ぶ高齢犬ケア(後編)

  6. 【獣医師コラム】ドッグパッド愛犬相談室 第3回いつから始める?なにから始める?ゼロから学ぶ高齢犬ケア(前編)

  7. 【獣医師コラム】犬が雪を食べるのは胃腸に負担がかかり危険!雪遊びをする際のリスクと対策を解説

  8. 【獣医師コラム】地震から愛犬の命を守るために飼い主として考えておくこと

最近の記事

  1. 【犬の分離不安症チェックリスト】甘えん坊の犬に多い?問題行動の原因と対処法

  2. 【獣医師コラム】DOG PAD真夏の相談室 第1回 「大きな音に怖がる!犬の過剰反応への対策」

  3. 犬雑貨好きにおすすめ!犬モチーフの可愛い文房具8選

ランキング

  1. 1

    外出しようとすると犬が吠えるのはどうして?理由と止めさせる対処法

  2. 2

    愛犬同士の喧嘩が絶えない!その原因と解決方法は?

  3. 3

    愛犬と行く!おすすめ道の駅【関東編】

TOP