- 公開日
- 2017/08/18
- 更新日
- 2020/10/14
知ってる?犬耳の形には名前があった!
世界各国には、非公認犬種も含めて700以上の犬種がいるそう。そんなに犬種がいれば、当然、骨格、毛の長さなど見た目にも差が出てきます。そこで注目したのが、「犬の耳」。色々な形がありますが、じつはそれぞれ名前があるんです♪
犬耳の形の種類
立ち耳
英語でプリックイヤー(prick ear)と呼び、文字通りピンと直立している耳。
例)柴犬、ポメラニアン、ジャーマンシェパード、シベリアンハスキー
ろうそく耳
立ち耳で、ろうそくの炎のような形をした耳。
例)ミニチュアピンシャー、トイ・マンチェスター・テリア
こうもり耳
こうもりの翼の形に似ている耳。英語ではバットイヤー(Bat ear)と呼ばれます。
例)チワワ、ウェルシュ・コーギー
半立ち耳
立ち耳の中でも、先端だけが少し前に折れ曲がった形。
例)コリー、シェットランドシープドッグ
ボタン耳
耳の先端が前の方に向かってV字型に折れている耳。
例)ジャックラッセルテリア、フォックステリア
ローズイヤー
垂れさがった部分が後ろ向きに倒れている耳。
例)パグ、ブルドッグ、ウィペット
たれ耳
頭の横に垂れさがった形の耳。中でも付け根から垂れ下がっている大きなたれ耳は、ペンダント耳と言われるそう。ダックスフンドや、バセット・ハウンドに見られます。
例)トイプードル、ビーグル、ラブラドール・レトリバー
バタフライイヤー
文字通り、チョウチョのような形をした耳。
例)パピヨン
フォールデドイヤー
たれているものの、根元付近は若干立っていて、やや外側に広がった状態の耳です。
例)キャバリア・キング・チャールズスパニエル
たれ耳と聴力の関係
犬耳の、ちょこっと豆知識♪
たれ耳で有名な犬種、ブラッドハウンドやバセットハウンドなどは、余計な音をシャットアウトし嗅覚を鋭敏化するために人為的に垂れ耳として品種改良されてきた犬種です。しかし実際は、ダックスフントを用いて行った実験によると耳が垂れていようがオープンになっていようが、聴力に大きな差が認められなかったといいます。
※参考資料「犬と猫の行動学」・インターズー
実際のところはたれ耳のワンちゃんも聴力にはそんなに差がないようですね。
いかがだったでしょうか?こんなに犬耳にも名前があるんですね~。
うちのココアくんはキャバリアなのでフォールデドイヤー。
な、なんかかっこいい・・・
ご自分の愛犬の耳の種類を調べてみるのも楽しいかもしれませんね♪