犬サプリのこだわり

所沢アニマルメディカルセンター　副院長
株式会社ZINNIA　代表取締役
1983年生まれ
2009年、日本獣医生命科学大学 獣医学部獣医学科を卒業
同年4月より所沢アニマルメディカルセンターにて小動物臨床に従事
2014年より同院副院長を務め、現在に至る（現職）
2015年、犬向け健康管理アプリの開発に携わる
その後犬関連事業の立ち上げにも協力
2019年9月に知人と共同で株式会社ZINNIAを設立

犬がいつまでも元気で健康的な毎日を送るには関節の健康維持がとても大切です。
加齢に伴い軟骨が摩耗し、関節液の量や性状が変化することで、高齢になると多くの犬が骨関節炎を発症します。肥満や高脂血症の犬、運動量の多い犬種では特に注意が必要です。
また、犬においては若齢から骨関節炎を発症するケースも多く、注意が必要です。
関節のサプリメントはすでに多く存在しますが、多くの商品が錠剤やカプセル剤を選択しています。この商品のポイントは食べやすいゼリータイプであることです。錠剤やカプセルが苦手な子も、おやつ感覚で関節の健康維持に有効な成分を、簡単に摂取することができます。
この商品にはN-アセチルグルコサミン200㎎、またコンドロイチン、ヒアルロン酸という3種類の有効成分を配合しています。
これらの成分を摂取することで関節の柔軟性を保ち、関節の健康を維持することが期待されます。
おやつ感覚でサプリメントをあげたい方や、すでに錠剤やカプセルを使っているけど喜んで食べてもらえない方など、是非試していただきたい商品です。

犬も長寿化がすすみ、人間と同じように白内障などの眼の病気になる犬が増えてきました。
白内障とは本来透明な水晶体（眼内のレンズ）が白く濁ってしまう病気で、一度白内障になり白く濁ってしまうと、外科手術（レンズ交換）をしない限り、透明に戻すことは出来ません。そのため白内障になってしまう前からケアすることが重要と考えられています。
眼は加齢や日光の暴露などによる酸化ストレスの影響を受けやすい臓器であり、眼の健康維持にはこの酸化ストレスに対して、抗酸化作用を持つ物質の摂取が有効であると考えられています。
この商品の開発コンセプトは食べやすいゼリーに、眼によいとされる抗酸化作用をもつ成分をできるだけ沢山入れるというミッションでした。
抗酸化作用をもつアントシアニンを含むビルベリー、ブラックカラント、カシス、ラズベリー、クランベリー、ポイセンベリーの計6種のベリーエキスを配合し、さらに抗酸化作用をもつアスタキサンチン、ルテイン、ビタミンE、ウコンを配合しました。
これらの成分を摂取することで眼の健康を維持し、白内障や網膜変性の進行を抑制することが期待されます。
機能性を重視して有効成分をめいっぱい入れた結果、この商品は酸味が強く、他の二製品に比べると硬めのゼリーになってしまいました。そのため嗜好性についてはやや劣りますが、是非使ってもらいたい商品です。

腸は口から摂取した物を消化し、そこから必要な栄養分を吸収、残ったものをウンチとして排泄する、消化・吸収・排泄の機能を持っていますが、実はそれだけではありません。
腸管のもう一つの機能は「腸管免疫」と言われ、極めて重要な免疫器官と考えられています。多くの病原細菌は口から入り、腸などを通して体内に侵入するからです。
そもそも腸管内には多数の腸内常在菌が存在しています。腸内細菌は大きく善玉菌と悪玉菌に分けられます。善玉菌の代表例は乳酸菌であり、この乳酸菌が作り出す代謝産物に健康を維持する働きが期待されています。
この商品は食べやすいゼリータイプです。おやつ感覚で腸内環境の健康維持に有効な成分を簡単に摂取することができます。スティック1本あたり約1,000億個の殺菌乳酸菌とフラクトオリゴ糖・マンナンオリゴ糖も配合、これらは善玉菌の栄養源となり、腸内の悪玉菌を定着しにくくすることで、善玉菌を増やし悪玉菌を減らして、便臭を軽減したり、腸内環境を良好に保つことが期待できます。
また、水溶性食物繊維の一種である難消化性デキストリンにより、整腸作用をもたらして便秘への効果も期待されます。
※本商品はまれに個体差で便が緩くなることがありますので、投与により便が緩くなった場合には投与量を減らすなどの調節をして下さい。