犬のしぐさは愛犬からのメッセージ
振り向くとおかしな顔やポーズをして、こちらを見ている愛犬。
おもわず2度見してしまうことがあります。愛犬家の皆さんなら、このような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
私たちが笑ってしまうような面白いしぐさも、犬たちにとって意味があるメッセージなのです。
愛犬たちはどのようなことを、私たちに伝えたいのでしょうか?
愛犬のメッセージに、耳を傾けてみましょう。
これはどんな意味?愛犬が見せるしぐさを解説!
犬たちがみせる不思議なしぐさの解説をいたします。
飼い主さんにお尻をくっつけて座る
ソファーやカーペットの上に座っていると、そっと愛犬がお尻をくっつけて一緒に座っている。このような経験をしたことはありませんか?
飼い主さんに愛犬がお尻をくっつけて座るしぐさは、「飼い主さんのことが大好きだから、一緒にいたいんだ」という意味があります。
愛犬が、飼い主さんにお尻をくっつけて座るしぐさは、一時も飼い主さんと離れたくないという、とても愛らしい気持ちを表すしぐさです。
口を膨らませて変な顔をする
愛犬の顔がいつもと違う?よく見ると口を少し開いて、マズルをぷっくり膨らませている。このように、マズルを膨らませてコミカルな顔をすることがあります。
これは、これから何が起こるか、ワクワクしている状態です。
少しでも多くの匂いを体に取り込み、これから起きる「何か」の情報を得ようとしているのです。
前足を片方だけ上げて止まっている
愛犬がふとした瞬間に、前足を片方だけ上げてフリーズすることがあります。
このしぐさを見ると「怪我でもした?」と思われる飼い主さんもいらっしゃると思います。もちろん痛みがある場合も足を上げますが、しぐさの場合は2種類の意味があります。
ひとつめは「パピーリフト」といい、「この状況、どうしたらいいかわからない」と、主に困惑している状態のときに見られます。
もうひとつは、狩猟犬など狩りが得意な犬に見られる「獲物を見つけた!」というシグナルです。
見つけた獲物など、気になるものに集中しているときに、見られるしぐさです。
本を読んでいると愛犬が頭や手を乗せてくる
リラックスタイムに本や新聞などを読んでいると、愛犬が本などに顔や手を乗せてくることがあります。
読んでいた活字が愛犬の被毛で埋め尽くされ、迷惑な気持ちよりも、なんとも愛犬を愛らしく感じることがあります。
これは、飼い主さんと一緒に何かをしたいという、気持ちを表しています。
また、「もっとボクに注目してほしいな…」という気持ちも含まれています。
飼い主さんのことが好きだからこそ現れる、愛おしいしぐさのひとつです。
後ろ足で立ち上がりジャンプする
後ろ足でぴょんぴょんと跳ねる愛犬。
嬉しくて飼い主さんに飛びつくこととは別に、後ろ足で立ち上がり、飛び跳ねるしぐさをすることがあります。
「芸達者?」と思われるかもしれませんが、これもきちんとした愛犬からのメッセージなのです。これは、興奮をして嬉しさを表しているしぐさです。
嬉しそうな顔をしてジャンプしている愛犬を見ていると「興奮して喜んでいるのかな?」と思いますよね。
基本的には、そのまま受け取っていいでしょう。
ただ、愛犬がこのしぐさをしたときに、飼い主さんが喜んでおやつを与えるなどすると「飼い主さんが喜ぶから後ろ足で跳ねるんだ!」というように、意味合いが変わってくることもあります。
最後に
犬たちがみせるしぐさの意味をしると、愛犬をより愛おしく感じるようになります。
素直で純粋、飼い主さんのことをひたすら愛する愛犬たちの声に、耳を傾けてみてください。 ステキなメッセージを愛犬たちは私たちに、伝えてくれているのです。
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