カメラを使い始めて、誰もが目にする「撮影モード」。いったいそれぞれどういった違いがあるのでしょうか?今回は、カメラの撮影モードについて紹介します。
今回は撮影モードのお話です
お元気ですか!?
ビール大好き。写真大好き。ワンちゃん大好き。フォトグラファーの柴田です。今回もワンちゃんとの楽しい思い出の為に書いていきます。
さて今回は、カメラをはじめたら割と早めに誰もが目にする「撮影モード」のお話です。
??????なに???さつえいもーど??? 、、、、って人も大丈夫!カメラを買ったらすぐにわかりますー!買わなくても、この記事を読んで予習してください。
では実際にどんなもモードがあるのか見ていきましょう!
●【AUTO】全自動モード
●【P】プログラムモード
●【A】絞り優先モード
●【S】シャッタースピード優先モード
●【M】マニュアルモード
私がメインで使っているCanonのモードはこんな感じです。Nikonだと【S】が【Tv】というネーミングだったりしますが、どのメーカーのカメラも基本的にこの5つのモードです!ご自分のカメラにあったネーミングで置き換えて読んでね!
【AUTO】全自動モード
読んで字のごとく、、、、全部自動でやってくれます。このモードで撮るのが一番簡単! 居酒屋に入って、「とりあえず、、、生!」的に、カメラ買ったらまず使うのがこのモード。(思い込みかも)
自動で明るさや色味等すべてを調整して撮ってくれるので、失敗がない。しかしその分、どのくらいボカしたいなーとか、ワンちゃんの動きをぴたっととめたい、などが調整できません。→「最初は良いけどすぐに使わなくなるモード」といえるかもしれないですね。
【P】プログラムモード
全自動よりはすこしカスタマイズ感(プロっぽさ感)がましてくるのが、この【P】プログラムモード!
後述する、「絞り」や「シャッタースピード」は設定できませんが、ホワイトバランスを使った色味の調整やISO感度を使った環境への最適化などは行えます!また、全自動ではフラッシュを使いたくないので『ぴかっ!!』ってなったりして困ったあなたに朗報!!!この「プログラムモード」ではフラッシュを強制的に発光しないように設定できたりしますよ。
うん便利!
【A】絞り優先モード
はい!みんな大好き「絞り優先モード」です!!しらんっていわないで!カメラを使い始めてしばらくすると虜になるのがこのモードなんです!何ができるかと言いますと、、、、、“ぼけ”が演出できるんですねー。やったー!一眼レフ感!!!これぞガンレフ!!!Yeah!!!盛り上がってきたところで、、、説明です。
絞りの値を変えることで被写界深度を調整し、ぼけをコントロールします。ただし、みんな”ぼけ”のことばかりを考えますが、本来は被写界深度を調整して、ピントが合っている範囲をコントロールするのが正攻法ですね。つまり、かわいい女の子を撮っているときに、女の子の顔に写真を見る人の名を集中させたいときは絞りを開いて(F値を下げて)撮り、風景がのように写真に写る範囲全てにピントがあっているような写真をとりたい時は絞りを大きくします(F値をあげる)。このモードを使いだすと、一気に写真の”作品感”がでてきますので、みんな大好きなんですね。
【S】シャッタースピード優先モード
「絞り優先モード」よりもマイナー感が否めませんが、、、、我々、ワンちゃん好きとしては、おさえておきたいのがこのモードです!!!
なにができるかというと、、、とても動きのはやいワンちゃん達の一瞬をブレなく撮ることができます。うん、最高!お子さんの運動会などでも活躍するのはこのモードです。リレーで前を走ってる娘の姿を撮って、持って帰ってみて見るとブレブレで、奥さんに「ないわー!」って言われたことないですか?ありますよね!?そんな日々とはお別れです!おめでとうございます!
シャッタースピードをあげて、ビタッと止まった絵を撮りましょう!!
【M】マニュアルモード
最後はこれ!「マニュアルモード」です。普段、私も一番使うモードです。というかむしろ、このモードしかほぼ使わないです。なにができるかと言いますと、、、、
前述の「絞り」や「シャッツアースピード」など、全てを任意に設定して撮影できます。つまり、撮りたい絵の感じがはっきり分かっている場合はこのモードが一番狙った感じにし易いんですね。慣れるまでは難しいかもしれないですが、慣れてしまえばこのモードが一番好きにること間違いなしです!
まとめ
どのモードも実際に触りながら試さないと分かりづらいかもしれないですが、触って試してみればすぐに違いがわかりますよ。誰だって最初は全自動ではじめます!全自動ってすばらしい!私、日本の技術を感じちゃいます。そして、全自動で写真の構図などに慣れてきたら、他のモードも試してみる、なんてステップが良いんではないでしょうか?カメラの面白さが徐々に増していくこと間違いなしです! 『ワン・ショット』では今後、各モードの使い方についても詳しく記事にしていく予定ですので、お見逃しなく!