いつもおとなしい愛犬が眠っていたので、なぜたら唸られた。このような経験をしたことはありませんか?愛犬に突然唸られたら驚きますよね。愛犬が急に唸ったときに考えられる原因や理由をご紹介します。
愛犬が急に唸ることには原因や理由があった!
いつもはおとなしく、飼い主さんに唸ったことがない愛犬。そんな愛犬に、急に唸られたら驚きますよね。
ですが、おとなしいワンちゃんや、しつけがしっかりされているワンちゃんでも、急に唸ることはあります。
愛犬が急に唸ったときに考えられる、一般的な原因や理由を解説します。
犬が急に唸るようになる原因や理由
愛犬が急に唸るようになった場合に考えられる、原因や理由をまとめてみました。
体に痛みや違和感がある
ワンちゃんの体のどこかに痛みがある場合や、体調が悪いときなどに体を触ると唸ることがあります。
私たちも体調が悪いときには、そっとしておいてほしいですよね。その心理とほぼ同じと考えてよいでしょう。
愛犬の体に触ると唸る状態が続く場合は、痛みや体調不良が長引いていることも考えられるため、動物病院に相談をしてみることをおすすめします。
恐怖や不安を感じる
これは実際にあったお話です。愛犬と一緒にご旅行へ出かけた飼い主さん。宿についてお部屋にはいったら、愛犬が突然唸りだしたそうです。
いつもはおとなしく、唸ったことなどない子が、急に唸りだして驚いたとのことでした。
飼い主さんにその時の状況を詳しく聞くと、ご旅行先のお部屋の天井にシーリングファンがついていたそうです。
初めて見るシーリングファンに、ワンちゃんは不安や恐怖を感じ唸ったと考えられます。
このように私たちは恐怖を感じないものでも、ワンちゃんは怖がることがあります。
ワンちゃんが突然唸りはじめたら、はじめてお部屋に置いたものがないかなど、確認をしてみましょう。
また、見慣れない人(ヒゲをはやしている人、メガネをかけている人、傘をさしている人、男性、女性など)にも突然唸ることがあります。
これは普段見慣れていないものを見た、恐怖や不安による唸りと考えていいでしょう。
愛犬の老化が原因で唸るようになることも・・・
犬は歳を重ねると、今まで我慢ができていたことが我慢できなくなるなど、行動の変化が起きることがあります。
また、愛犬たちはシニア期を迎えると目が見えにくくなり、耳が聞こえにくくなるなど不安になる要素が増えます。そのため、恐怖からおきる唸りがみられる場合もあります。
ハイシニア犬が唸る場合は、痴ほうによる唸りも考えられるため、叱るなどはせずに「何を嫌がったか」「どこか体に違和感や痛みはないか」など、唸った原因を探してみましょう。
そして原因がわかったら、その原因を取り除いてあげましょう。
シニア期を迎えた愛犬には、今までより丁寧に接するなど、恐怖を与えない工夫をしてあげることも大切です。
その唸り、しつけは必要?
通常の犬の唸り(所有欲・威嚇・興奮によるもの・優位性によるものなど)は「学習」により起きるケースが多いため、しつけなどで行動を改善する必要があります。
ですが、突発的に唸る場合は、体調や環境が関係していることが多く、叱ってしまうことで、悪化する可能性があります。
突発的に愛犬が唸ったら、まずは原因を探りましょう。その原因を取り払うことでおさまる可能性が高いため、ワンちゃんに無理をさせずに唸ることをやめさせられます。
また原因が取り払えないものなら、慣れさせる必要があります。
新しく取り入れた家具などを見て唸る場合は、その対象を見ても唸っていない場面を褒めて、ゆっくりと対象に慣れさせましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。愛犬たちは体調が悪くても、どこかに痛みがあっても言葉で「痛い」「苦しい」などと伝えられません。
愛犬が突然唸った場合は丁寧に対応し、原因を探ってみてください。
私事ですが、友人にもらったパンダのフィギュアを部屋に飾ったら、それを見て愛犬が唸りはじめました。見慣れないものが怖かったのだと思います。 このように、思わぬものが原因で愛犬が唸ることもあるのです。
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