DOGPAD編集部としては2回目となるディスクドック大会に参加してきました。
今回は「Hyperflight Japan(ハイパーフライトジャパン)」様の秋ヶ瀬定例大会に参加させていただきました。
ハイパーフライトジャパン様の特徴と参加させて頂いた模様をご紹介していきます。
ディスクドッグとは
皆さん、ディスクドックというドッグスポーツをご存知でしょうか?
ディスクドックとは、人間が投げたフリスビーをワンちゃんが追いかけ、空中でキャッチし、それにより得られるポイントを競う競技です。フリスビーのことをディスクとも言います。
必要なものは、ディスクと広めの芝生だけと、誰でも簡単に始めることができます。
ディスクドッグには大きく分けて2つの種目があります。
スケートに例えると、スピードスケートとフィギュアスケートのように分けられます。
1つは、同じ投げ方で、1枚のディスクで距離と正確性を競う「ディスタンス」というスピードスケートのような競技。
もう1つは、複数枚のディスクでいろいろな投げ方をし、パフォーマンスと正確性を競う「フリースタイル」というフィギュアスケートのような競技です。
大会はランクや種目ごとにクラス分けされていて、ワンちゃんの大きさや年齢、飼い主さんのディスクを投げる技術などに合わせて選ぶことができます。
なので、老若男女、犬種問わずどんな方でもワンちゃんと楽しむことができます。
Hyperflight Japan(ハイパーフライトジャパン)について
ディスクドッグ大会の主催団体はいくつかありますが、そのうちの1つがHyperflight Japan(ハイパーフライトジャパン)様です。
ボーダー・コリーが活躍するイメージが強いディスクドッグですが、ハイパーフライトジャパン様では、多くの小型犬が活躍しているのが特徴的です。
この他にも、フリースタイルに力を入れていることも特徴の1つです。
また、定期的にお台場のヴィーナスフォートなどでセミナーなども開催されています。
ハイパーフライトジャパンの部門(クラス)紹介
ハイパーフライトジャパンには、たくさんの部門(クラス)があります。
1つずつご紹介していきます。
【ディスタンスクラス】
エキスパートディスタンス
ディスタンスの最高クラスで、経験者向けのクラスになります。
2ラウンド制で1ラウンド60秒です。
2ラウンドの合計ポイントの上位5組は決勝に進出することができます。
上位3チームまでが表彰されます。
ビギナーディスタンス
初心者向けのディスタンスクラスです。
2ラウンド制で1ラウンド60秒です。
決勝ラウンドはありません。
逃走防止として、ロングリードをつけて競技することもできます。
上位3チームまでが表彰されます。
ビギナーディスタンス・スモール
初心者向けのディスタンスクラスで、小型犬(体高40cm以下)のみ参加することができます。
2ラウンド制で1ラウンド60秒です。
決勝ラウンドはありません。
逃走防止として、ロングリードをつけて競技することもできます。
上位3チームまでが表彰されます。
マスタークラス
高齢犬向けのディスタンスクラスです。
8歳以上のワンちゃんが参加することができます。
ハンディキャップとして1ラウンドごとに8~9歳は5ポイント、10~11歳は10ポイント、12歳以上は15ポイント加算されます。
2ラウンド制で1ラウンド60秒です。
決勝ラウンドはありません。
逃走防止として、ロングリードをつけて競技することもできます。
上位3チームまでが表彰されます。
ペアディスタンス・ドギャソン
人間2人と犬1頭で行うディスタンスクラスです。
どちらかというと経験者向けのクラスになります。
投げ手は、交互に投げていきます。
2ラウンド制で1ラウンド60秒です。
決勝ラウンドはありません。
上位3チームまでが表彰されます。
【フリースタイルクラス】
エキスパートオープン
フリースタイルの最高クラスで、経験者向けのクラスになります。
1ラウンド制で1ラウンド90秒になります。
採点は、難易度、構成、犬の運動能力、キャッチ率の4項目でジャッジされます。
それぞれ10ポイントで、合計40ポイントになります。
ディスクは5枚まで使用できます。
1ラウンド目の上位5組が決勝ラウンドに進むことができ、上位3チームが表彰されます。
エキスパート・マイクロ
小型犬(体高40cm以下)のみ参加できるフリースタイルのクラスになります。
経験者向けのクラスです。
1ラウンド制で1ラウンド90秒になります。
採点は、難易度、構成、キャッチ率の3項目でジャッジされます。
それぞれ10ポイントで、合計30ポイントになります。
ディスクは5枚まで使用できます。
決勝ラウンドはありません。
上位2チームまでが表彰されます。
ペアズフリー
人間2人とワンちゃん1頭で行うフリースタイルのクラスです。
初心者でも経験者でも参加できます。
1ラウンド制で1ラウンド90秒になります。
採点は、難易度、構成、キャッチ率、チームの4項目でジャッジされます。
それぞれ10ポイントで、合計40ポイントになります。
ディスクは1人5枚ずつ、計10枚まで使用できます。
決勝ラウンドはありません。
上位2チームまでが表彰されます。
ビギナーフリー
初心者向けのフリースタイルクラスです。
1ラウンド制で1ラウンド60秒です。
採点は、難易度、構成、キャッチ率の3項目でジャッジされます。
それぞれ10ポイントで、合計30ポイントになります。
ディスクは5枚まで使用できます。
決勝ラウンドはありません。
上位3チームまでが表彰されます。
【その他のクラス】
ブルズ・アイ
3重の円の中心からディスクを投げ、できるだけ多くキャッチしポイントを競うゲームです。
初心者の方でも経験者の方でも参加できます。
円の中心から外側に向かって投げるのですが、方向はどの方向でも大丈夫です。
投げ手が立っている円とその一つ外側の円は0ポイント、さらに1つ外側の円が1ポイント、さらに1つ外側は3ポイントになります。
2ラウンド制で1ラウンド60秒になります。
合計点で多くのポイントを獲得したチームが勝者となります。
上位3チームまで表彰されます。
コングレとリーブ
コングというおもちゃを投げて持って帰ってきた距離を競うゲームです。
2ラウンド制で1ラウンド45秒です。
投げた距離でポイントが異なり、遠くに投げるほどポイントは高くなります。
持って帰ってきて、スタートラインを4本の脚が全て超えた時点でポイント獲得となります。
ラウンド中は何回でも投げて、ポイントを加算することができます。
上位3チームまで表彰されます。
レトリーブクラス(レギュラー&スモール)
投げるものは何でもOK!投げて持って帰ってきた距離を競うゲームです。
2ラウンド制で1ラウンド45秒です。
投げた距離でポイントが異なり、遠くに投げるほどポイントは高くなります。
持って帰ってきて、スタートラインを4本の脚が全て超えた時点でポイント獲得となります。
ラウンド中は何回でも投げて、ポイントを加算することができます。
上位3チームまで表彰されます。
この他にもいろいろな部門があります。
参加者は、自分に合った部門を見つけて参加しています。
参加してみて
私は約10年間ディスクドッグ大会に出場していたのですが、凄く久しぶりの大会で、初めて参加させて頂く団体ということもあり、とても緊張していました。
ですが、実際に参加してみると会場全体がとても和やかな雰囲気で、純粋に愛犬と楽しむことができました。
何よりも驚いたことは、他の団体に比べ、小型犬が非常に多いということでした。
小さなディスクも競技に使うことができるので、小さいワンちゃんでもディスクドッグを存分に楽しめている姿を見ることができました。
今回私は、ビギナーディスタンス部門に参加させていただきました。
結果は、1ラウンド目はトップの点数を出せたものの、その後緊張し、2ラウンド目はボロボロでした。笑
でも、久しぶりに愛犬の弾けた笑顔を見ることができたので、嬉しかったです。
また、大会開催中に参加者の皆さんから色々なお話をお伺いすることができました。
お伺いできたお話はまた後程、ご紹介させていただきます。
ご協力してくださいました参加者の皆様、ありがとうございました。
取材内容を動画にもまとめてあるので、是非ご覧ください。
最期に
ハイパーフライトジャパンでは、犬種問わずディスクドッグを楽しむことができます。
大会は週末に開催されています。
ホームページで大会開催情報をチェックして是非、皆さんも1度参加されてみてはいかがでしょうか?
今回ご協力いただいた会社
Hyperflight Japan Canine Disc Club(ハイパーフライトジャパン ケーナインディスククラブ)
URL:http://www.hyperflitejapan.com/
住所:〒364-0022 埼玉県北本市下石戸上1966-36
TEL:048-592-5103
FAX:048-592-5103
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