ドッグドックとはどのようなものでしょうか?ドッグドックを受けるための費用はどのくらいかかるのでしょうか?ドッグドックについて気になることや、ドッグドックを受けるメリットなどをご紹介します。
犬の健康診断ドッグドックってなに?
ドッグドックと聞いて、検査着を着た犬たちがレントゲン室の前に並んで座っているところを想像したのは私だけでしょうか。
私の妄想はさておき、ドッグドックとは、任意でおこなうワンちゃんの総合的な健康診断のことをいいます。「ドッグドック」や「春・秋(季節)の健康診断」「定期健康診断」など動物病院によって呼び方はさまざまです。
ドッグドックの目的はワンちゃんの病気を早期発見することで、動物病院などでワンちゃんの年齢に合わせた健康診断をしてくださるところも増えています。
ドッグドックは受けた方がいいの?
愛犬のからだに異常があった場合、早期発見ができるためドッグドックを受けるメリットはあります。
病気の早期発見ができれば、早期治療が可能になり愛犬への負担も減ります。
今、フィラリアの投薬を始める前に血液をとり、フィラリアに感染をしていないか検査をする病院が増えています。そのタイミングに合わせて血液検査をする動物病院もあります。愛犬の健康状態を把握するためにも、定期的な健康診断や血液検査は可能であれば、受けておいた方がいいでしょう。
ドッグドックの気になるあれこれ解消
ドッグドックで愛犬がどのような検査をするのか、どれくらい費用がかかるのか、保険は適用されるのかなど、ドッグドックの気になることをまとめました。
ドッグドックの費用の相場
検査内容やワンちゃんの体重で支払う費用はかわります。
一般的なドッグドックの相場は1万円前後。そこへオプション検査をプラスしていくと2~3万円前後になるところが多いようです。
動物病院によっては、ドッグドックにいくつかのコースがあり検査内容と金額が提示されているので、支払う金額が明確で安心ができます。
注意点として、ドッグドックはペット保険が適応外のところが多いため、ペット保険に入っていらっしゃる方は加入している保険会社にご確認いただけたらと思います。
ドッグドックの検査内容
ドッグドックの検査内容は、一般的なもので身体測定、血液検査、尿検査、糞検査をしている病院が多いようです。
もう少し詳しく調べてほしい場合はレントゲンや超音波検査、心電図や眼底検査などが追加されているコースや、オプションの検査として追加できる場合もあります。
どの検査をしていいか、どのコースを選んだらいいかわからない場合、ドッグドックをする動物病院にワンちゃんの情報を伝え、どのような検査をしたらいいか相談してみてもいいかもしれませんね。
ワンちゃんへの負担は?
ドッグドックをおこなう日の朝食は、抜いてほしいといわれる動物病院が多いため、食いしん坊のワンちゃんは、少しだけつらいかもしれません。
ドッグドックの検査は麻酔を使うものがほとんどないため、麻酔を使わない検査のみを選べば身体的な負担はほぼありません。
ですが、メンタル的な負担はゼロではないため、ドッグドックを終え、帰宅した後はワンちゃんの様子をしっかりと観察し、何か変化がある場合はメンタル的なケアをしてあげてください。
最後に
ドッグドックを定期的に受けることで、ワンちゃんの健康維持や体調管理、病気の早期発見に大きな期待ができます。
ドッグドックの費用は安くありませんが、愛犬の健康にはかえられません。毎日いきいきと輝くワンちゃんの姿を見るために、ドッグドックを受けてみませんか。
コメント