犬が何かを訴えているかも?7つの心理と愛犬からのメッセージ

飼い方

愛犬がいつもと違う行動をすることはありませんか?いつもより甘えてくる、散歩に行きたがらない、読んでも来ないなど「様子がいつもと違うかも?」というときは、愛犬が飼い主さんに何かを訴えているかもしれません。7つの心理と愛犬からのメッセージについてお話しします。

うちのコの様子がいつもと違う!それは何かの訴えかも

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犬は、ときどきいつもと違った不思議な行動をすることがありますが、これには何らかの理由が隠れていることがあります。

愛犬が不思議な行動をしたときに、こんな理由や意味があると知っていると、愛犬の行動がより理解できたりお互いの信頼関係が深められるよいチャンスになります。

今回は、よくみられる愛犬からの訴えをまとめてみました。

愛犬の変化に気が付きたい!7つの訴えと心理とは

愛犬の変化に気が付きたい!7つの訴えと心理とは

犬によくみられる、いつもとは違う7つの行動とその心理をピックアップしました。愛犬の前後の行動などから、訴えていることは何か参考にしてみてくださいね!

①犬がいつもより甘えてくる

◆かまってほしい

お留守番の時間が長い、飼い主さんが他の犬や動物、子どもにかまっていて相手をしてくれない。といったケースなどが考えられます。

◆飼い主さんのことが好き

犬がリラックスをしているときに、甘える行動をとる場合、純粋に飼い主さんへの愛情を伝えている可能性があります。

②犬が吠えて何かを訴えている

◆気になるものが外、または部屋の中にある

犬が急に吠えはじめる場合、犬の心理にいつもと違う変化が起きている可能性があります。

例えば、外にいつもは停まっていない車が停車している。知らない人が歩いている。こういった些細なことでも、犬は危険や不安に感じて吠え出す可能性があります。

また、室内に新しいインテリアを置いた場合なども吠える場合がありますが、これも今までと違う環境変化や違和感を飼い主さんへ伝えようとしているからです。

③犬が後追いしてくる

◆不安なことがあった

留守番中に雷が鳴ったり大雨が降るなど、一時的に不安を感じると、飼い主さんが帰宅したときにいつもより後追いをする場合があります。

◆食事などの要求

飼い主さんに、何かをしてほしいときにも後追いをしてくる可能性があります。これは要求による後追いと考えてよいでしょう。

④いつもは噛まない犬が噛んできた

◆体調の不良

犬の体調がすぐれないときや痛みを感じているときに、体に触れてコミュニケーションをとろうとしたときに、犬が嫌がって、突発的に噛む場合もあります。

◆嫌なことをされた

犬は、食事中に食器の中に手を入れたり、犬用のぬいぐるみを取り上げたりすると噛む行動を起こす場合があります。このケースは、信頼関係が築けている飼い主さんなどなら大丈夫だとしても、遊びに来たお子さんや犬友達の犬などが、同じことをしようとすると、犬は嫌がって噛む可能性があります。

⑤犬が散歩に行きたがらない

◆外の環境に恐怖を感じた

雷が鳴った後や花火が聞こえた後などに散歩に行きたがらなくなる犬は多くいます。これは、外の環境に恐怖を感じて、室内から出たくないことが理由です。いつもと違う状況が外で起こっている場合(お祭りや強風、台風、雷、花火大会、サイレンの音など)では、犬が散歩に行きたがらない場合もあります。

◆リードやカラーなどを新調した

いつもと違うリードやカラー、ハーネスなどを使用した場合も、慣れないと違和感を覚えて散歩に行きたがらなくなる可能性があります。これは、「散歩に行く」という好奇心よりも新しい犬具などに対する違和感が勝っているときに、みられる場合があります。

⑥犬が呼んでも近くにこない

◆直前に飼い主さんに怒られた

例えば、飼い主さんが犬を呼んだとします。このとき、直前に犬が怒られた場合(嫌な経験をした場合)では、犬は呼ばれても、「また同じことが起きるのではないか」と先読みをして、呼んでも側に来ない場合があります。

こういったケースでは、嫌な経験のインパクトが強ければ強いほど、この心理が働く可能性があるでしょう。

◆他に夢中になることがある

リラックスをして足をなめているときなどでも、呼んでも来ない場合があります。これは、呼ばれた人のところに行くことよりも夢中になっていることがあるからです。

人も何かに夢中になっているとき、誰かに呼ばれると「なんで今呼ぶの?」と思いますよね。それと同じ心理といえます。

⑦犬が黙ってみつめてくる

◆遊んでほしい、かまってほしい、何かをしてほしい

犬は何かを要求するときに、黙って飼い主をみつめることがあります。ごはんやおやつがほしい、散歩に行きたい、飼い主さんに遊んでほしいなどの要求です。

最後に

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犬と話ができたらいいなと思うことはありませんか?もしかしたら、犬もそう思っているかもしれません。

犬の行動を見るときに気をつけたいことは、擬人化をしないことです。

例えば、うらんでいる、ねたんでいるなど人間の心理を当てはめないようにしましょう。犬はそこまで複雑な感情を持っていません。怖いから、嫌だから、嬉しいから、楽しいから、いいことがあったからなど、ストレートな感情やこれまでに学習をした経験で行動しています。

愛犬の不思議な行動を見かけたら、何を訴えているのかを考えて、愛犬との絆を深めてくださいね。

只野 アキ

只野 アキ

殺処分をなくしたい!という思いでドッグトレーナーになりました。犬が大好きで暇さえあれば犬のことを考えています。CPDT-KAを取得。アニマルコミュニケーション、Tタッチなどを学んできました。ワンちゃんとの生活が豊かになる楽しい情報をお届けします。

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