愛犬がいつも食べているフードを、突然食べなくなったことはありませんか?暑い季節は特に、食欲が減退します。愛犬がフードを食べなくなる理由や原因、対処方法などをご紹介します。
愛犬がご飯を食べない!愛犬がフードを食べなくなる悩み
「ごはん大好き!」とでも言いたげに、食事の時間を楽しみにしていた愛犬が、突然いつものフードを食べなくなったら心配になりますよね。
ワンちゃんのフードの種類は数多く、その中から飼い主さんたちは愛犬にあったフードを選んでいると思います。愛犬の健康維持や体づくりに欠かせない食事は、おいしく食べてもらいたいものです。
愛犬が今まで食べていたフードを、食べなくなる原因や理由をご紹介します。
フードを食べなくなったときに考えられること
大好きだったフードを食べなくなる理由として考えられる、原因をあげてみました。
愛犬の体調不良
愛犬も胃のもたれなどの体調不良を、ひそかに抱えていることがあります。
愛犬がいつも食べているフードを食べなくなったら、体調不良ではないか?体のどこかに痛みや異常はないか?など観察をしてみましょう。
少しでも愛犬の体に異常を感じたら動物病院へ相談をしてください。
フードの劣化やフードに飽きた
知らぬ間に賞味期限が過ぎていたり、開封後、時間がたつと風味が落ちていたりすることがあります。
嗜好性の高いワンちゃんは敏感に味の変化を察知し、食べなくなることがあります。
ワンちゃんのフードは、開封をしたら正しく保存しましょう。
また、ひとまとめにたくさんフードが入っているものよりも、小分けになっていたり、風味が落ちる前に食べきれるサイズを選んだりする工夫も大切です。
ライフステージによる嗜好性や体の変化
愛犬が歳を重ねると噛む力が弱くなるため、今まで食べていたドライフードが食べにくくなることがあります。
また、歳を重ねると歯周病などの口内トラブルも起こしやすく、食べたくても痛みがあり、食べられないという可能性も考えられます。
また、シニア犬が噛み砕きにくい、固いフードをそのまま与え続けると、消化不良を起こすこともあります。
愛犬がシニア期を迎えたら、愛犬の年齢を考え、ライフステージにあった食事に切り替えることをおすすめします。
愛犬がフードに飽きたら試してほしいこと
愛犬がフードを食べないときに、試してほしいことをまとめてみました。
においをたてて食欲増進!
いつも食べているドライフードにお湯をかけて温め、フードのにおいを強くします。
食事のにおいで愛犬の食欲を刺激し、食べてもらう方法です。
少しフードを温めるだけで、愛犬の食いつきが上がることも多いため、ぜひ試していただけたらと思います。
このとき注意したいことは、温めすぎないことです。手で触ってみて、なまぬるいくらいが適温と考えてよいでしょう。
トッピングでおいしさをプラス
いつも食べているフードに、少量のゆでたささみなどを乗せるだけで、食いつきが上がることがあります。
夏場など、暑さで食欲が減退しているときにトッピングはとても効果的です。
フードにかけるふりかけなども数多く販売されているので、愛犬にあったトッピングを選んであげましょう。
食べない食事はいちどさげましょう!
愛犬がいつも食べているフードを食べなかったとき、新しく別のおやつなどを与えたり、人間が食べているものを与えたりすることは、おすすめできません。
「自分のご飯を食べなければ、もっとおいしいものがもらえる」と学習をし、フードを食べなくなることがあるからです。
食事をしないと心配になりますが、愛犬がフードを食べなかったら、いちどさげてしまいましょう。
また、食べない食事をそのまま置いておくこともおすすめしません。
ひとつめの理由は、フードが劣化してしまうことです。
もうひとつの理由は、食べないフードをそのまま置いておくと、いつでもフードが食べられるため、決まった時間に食事をしなくなる可能性があるからです。
最後に
愛犬がいつも食べているフードを食べなくなる理由は様々です。
特に暑い季節は、犬も人間と同様に食欲が減退します。
愛犬がいつも食べているフードを美味しく食べられる工夫をして、暑い季節を乗り切りましょう。 愛犬がいつも食べているフードを突然食べなくなったときに、参考にしていただけたら幸いです。
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