8月18日は健康食育の日だそうです。愛犬のドッグフード選び、ペットショップに行くとたくさん種類があって迷ってしまたことはありませんか?犬のプレミアムフードについてご紹介します。
人も犬も健康は「食」から
8月18日は「健康食育の日」、この由来は、8/18=八十八となることから「米」の漢字が連想され、「お米」を軸とした食生活で健康にまつわる問題を解決しよう。ということから日本健康食育協会が制定したそうです。
食の大切さは、人間だけではありません。毎日一緒に暮らしている愛犬の食事も同じことです。
毎日愛犬に与えているフード選びはどんなことを重視して選んでいますか?ドッグフードや手作り食などさまざまな種類がありますが、どれを選ぶかは飼い主さん次第です。
原材料にこだわっているものやアレルギーに対応しているものなど、大型のペットショップに行くと、棚にはたくさんのドッグフードが並んでいるので、一度どんな種類があるのか見てみることをおすすめします。
人も犬も健康は食事から、今回はプレミアムフードについて考えてみたいと思います。
プレミアムフードに多い特徴
「プレミアムフードは他のドッグフードと何が違うの?」と思われた方はいませんか?実は、ドッグフードは〇〇だからプレミアムドッグフードという基準はありません。
より良い原材料を使っている、製法にこだわっている、栄養価や安全性が高い、トレーサビリティが確保されているといったメーカー独自の基準によって「プレミアムドッグフード」と記載されたり、呼ばれているものであることを知っておきましょう。パッケージの裏表示を必ずチェックして、主原料(一番上に表示されているもの)が何かを確認することがとても大切です。
基準が定められていない以上、全ての製品が条件に当てはまるわけではありませんが、プレミアムフードと呼ばれているドッグフードに多くみられる特徴をチェックしていきましょう。
①原材料にこだわっている
多くのプレミアムフードは原材料にこだわっている製品が多く、主原料となるものが動物性のタンパク質となるお肉やお魚の使用、ヒューマングレード(人間が食べるものと同等の品質や管理基準で作られている)の新鮮な食材を使用、副産物を使用しない、オーガニック食材の使用など、安全性の高い食材を使用されているものがあります。
②合成の添加物でなく自然由来成分を使用
ドッグフードの中には、品質を保って保管するために酸化を防ぐために酸化防止剤や発がん性の可能性があるといわれている合成の添加物を使用している製品もありますが、プレミアムフードでは、自然由来成分や天然由来成分を使って製造しているところをセールスポイントにしている製品が多いです。
また、本来犬には必要のない、飼い主がパッケージを開けた際に美味しそうに感じるための着色料や香料を使用していない製品もあります。
③アレルギーに対応しているものも多い
全てのプレミアムドッグフードと呼ばれる商品が当てはまるわけではありませんが、中には、アレルギーを持つ犬に対して配慮したグレインフリー(穀物を使用していない)の製品、お肉やお魚の種類にこだわっている製品もあります。
④価格が高い
良い食材を使用して製法にこだわって作られているドッグフードは、価格が高い傾向がみられます。高いドッグフードであれば安全!という訳ではありませんが、少しでも安全なドッグフードを愛犬に与えたいという飼い主さんの愛情が、プレミアムドッグフードを選ぶ人気の理由でもあるでしょう。
ペットショップに行かなくても、通販サイトで「プレミアムドッグフード」と入力すると製品がたくさん出てくるので、どんな製品があるのかチェックしてみるとよいと思います。
いつものフードや手作り食をサポートするプレミアムドッグフードもある
ドッグフードは新しい製品がどんどん出てきています。最近は、手作り食や食いつきの悪い子の食事をサポートするフードやトッピングにも活用できるフードなど、さまざまな製品があります。今回はその中から面白いドッグフードメーカーを1つご紹介します。
100%ヒューマングレードドッグフード「オネストキッチン」
原材料や製造方法、品質全てにおいて100%ヒューマングレードの基準を満たしているオネストキッチンのフードは、低温乾燥されたフードに水やぬるま湯を入れて混ぜて3分待つだけという、通常のカリカリのドッグフードとも缶詰などのウェットフードとも違うタイプのフードです。
https://www.thehonestkitchen.jp/
混ぜるだけ手軽に簡単!「チキンレシピ」
オネストキッチンのチキンレシピは、平飼いの低温乾燥したチキンやオート麦、じゃがいも、大麦、人参、バナナ、グリーンピースなどが含まれたオールステージ用の総合栄養食です。子犬からシニア犬まで手軽に与えることができます。
愛情いっぱい手作りのごはんをサポートできる「ベースミックス」
オネストキッチンの製品の中でも、穀物不使用のベースミックスは、フルーツやナッツがふんだんに使われていて、製品にタンパク源となるお肉やお魚、オイルを飼い主さんが自由にトッピングするという通常のドッグフードとは真逆の発想の商品です。グルテンフリー&グレインフリーなので、小麦や穀物アレルギーのあるワンちゃんも食べることができます。
自由にアレンジできるフードは、愛犬の身体のことを考えて犬の食事を学ばれている方や手作りごはんを与えている方にぴったり!今回は、乳酸菌がたっぷり入った犬サプリメントをトッピングしてみました。
(※写真にはお肉が写っていますが、手作りごはんは正しい知識と管理のもと飼い主さんの自己責任で行ってください。)
愛犬のためにフードのパッケージを確認して犬の健康を考えよう
愛犬が毎日食べるごはんについて考えてみませんか?まずできることは、いつも与えているドッグフードのパッケージの裏表示をチェックしてみましょう。
「これは何の原材料?」と気になるものはありませんか?今まで何となく勧められてフードを与えていた方も、本当に愛犬のために必要な原材料が使われているかを飼い主さんが見て判断することが大切です。
ヒューマングレードにこだわっている製品も近年増えてきています。人間は食べることができない食材を犬に与えるの?犬だからOKなの?こんな疑問が出てきたら、じゃぁ一体どんなフードが良いの?と食育のきっかけになるのではないでしょうか?
ドッグフードは飼い主さんが選ぶもので犬は自由に選べません。また、どれだけ良い製品であっても、その子の体質によって合う合わないがあるので、どれが正解ともいえません。
色々とお試しをしながら、愛犬が問題なく食べることができて、ウンチの状態が良いフードを何種類か見つけておくと、いつものフードを食べなくなったときなどにもすぐに対応できますよ。
今日は健康食育の日ということで、犬のごはんについてご紹介しました!
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