ミツバチが集めるハチミツの中でも高価で貴重なマヌカハニー。抗菌作用に優れ、栄養価が高いマヌカハニーを上手に使ってみませんか？愛犬にマヌカハニーを与える方法やメリットをお伝えします。
貴重なハチミツ、マヌカハニーで健康維持を！
3月8日はミツバチの日です。健康食品でおなじみの「マヌカハニー」。
マヌカハニーもミツバチが集めるハチミツのひとつです。
なぜマヌカハニーは高価で希少価値が高いのでしょうか。
その理由は、マヌカの木にあります。
ニュージーランドだけに自生するマヌカの木、マヌカの木が花を咲かせるのは1カ月間だけです。ニュージーランドでしか採取できず、採取できる期間がとても短いハチミツのため、貴重で高価となってしまうのです。
マヌカハニーには抗菌作用があることでも知られており、その数値をUMF（ユニークマヌカファクター）やMGO（メチルグリオキサール）という表記に数値をつけて、表しています。どちらも数値が高ければ高いほど抗菌作用は高くなります。
マヌカハニーとハチミツの大きな違いはマヌカハニーの方が、抗菌作用が圧倒的に高いということです。
愛犬への効果は？マヌカハニーを愛犬に与えるメリット
アスリートたちも愛用しているマヌカハニー。愛犬たちにはどのような効果やメリットがあるのでしょうか。
愛犬の歯磨きにマヌカハニー！
抗菌作用が高いマヌカハニーは、愛犬の歯磨きに利用できます。
マヌカハニーで歯磨きをすると、歯肉炎を予防する効果があるといわれています。
指にマヌカハニーを少量とり、愛犬の歯茎をマッサージするようにして歯磨きをしましょう。
マヌカハニーは抗菌作用が高いため、マヌカハニーで歯磨きをすると、口内に菌が繁殖しにくい状態が維持できます。
また、マヌカハニーには虫歯の原因になるスクロースが含まれていないため、マヌカハニーの甘さが原因で虫歯になることはないようです。
おなかの味方！整腸作用も？
マヌカハニーには、悪玉菌の増殖を抑制する効果が期待できます。
そのため、胃腸の調子が悪いワンちゃんにもおすすめです。
またハチミツには多くの栄養素が含まれているので、食欲不振の愛犬への栄養補給になります。
ただ、与えすぎると、おなかに負担をかけてしまう可能性があります。愛犬にマヌカハニーを与えるときは、大量に与えず少量にとどめておきましょう。
マヌカハニーを愛犬に与えるときの注意点
愛犬にマヌカハニーを与えるときの注意点をご紹介します。
与えすぎに注意！
マヌカハニーは、人間でも一日15ミリリットルが適量といわれています。だいたい小さじ3杯分です。
それを考慮すると、愛犬に与える量は歯磨きのときに歯茎にうっすらと塗る程度で十分です。
歯磨き以外で愛犬に食べさせる場合は、小さじ1杯を限度にし、食事にトッピングしたり、水に溶いて飲ませたりすることもおすすめです。
マヌカハニーは栄養価が高いため、愛犬に与えすぎると肥満になる懸念があります。適度な量を毎日続けることが大切です。
アレルギー反応が出たらすぐに動物病院へ！
どのような食べ物でも、愛犬にはじめて与えるときは少量にしましょう。
そして、様子を見て、体を痒がったり嘔吐したりアレルギーの症状がみられたらすぐに動物病院へ相談をしましょう。
最後に
マヌカハニーの抗菌作用は、マヌカの花だけでは現れないそうです。
ミツバチがマヌカの花から採取することで、抗菌作用が高まるとのこと。ナチュラルフードにはとても不思議な力があります。
愛犬の体にも、私たちの体にもよいマヌカハニー。愛犬にマヌカハニーを与えるときの参考にしていただけたら幸いです。
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