愛犬と一緒に船(フェリー)に乗って出かけよう フェリーの種類と乗船する際の注意点

飼い方

犬と暮らす旅好きな方であれば、旅行に行くときには出来る限り一緒に連れて行きたいと思う方が多いと思います。
しかーし!一緒に旅行へ行こうと思うと、やはり車や電車で行ける範囲になりがち。
でもでも、やっぱりワンちゃんと何処へでも一緒に行きたい!
そんな方のために、今回はさらに行動範囲を広げるために、愛犬と船(フェリーに)一緒に乗る際の船の乗り方をご紹介したいと思います。

今回は船(フェリー)のご紹介です!

こんにちワン!
旅するワンちゃんハンターSORAです。
皆さん、お出かけしていますか〜?
ワンちゃんと一緒に旅をする移動手段として、前回は飛行機を紹介させて頂きました。

アレから、飛行機乗られた方はいらっしゃいますでしょうか?!
ぜひ皆さんの参考になっていると嬉しいですね♪

さてさて今回は、飛行機に続いてと言う事で、船(フェリー)の乗り方をご紹介したいと思います!
船(フェリー)といっても、小型船から大型の豪華客船まで幅広くありますが、今回はちょうど中間くらいになる国内フェリー(長距離)の乗船についてご紹介したいと思います。
車でビューンといって、そのまま船に乗り込んで現地でも車で移動出来るフェリー。とっても便利ですよね♪
少し前までは、ワンちゃんを一緒に載せる事がなかなか出来なかったみたいなのですが、ココ最近になって同乗が可能になってきている船が増えている様です♪

国内の長距離フェリー

そもそも、国内にフェリーってどのくらいあるの?という話ですが、長距離フェリーと呼ばれる航路は全国各地にあります。(2025年現在)
首都圏は、東京から徳島経由北九州と茨城県大洗から北海道に向けた航路、名古屋からは仙台経由苫小牧東までの航路、大阪・神戸からは九州方面に航路があります。日本海側には舞鶴、敦賀、新潟、秋田、小樽を結ぶ航路があります。

フェリー乗船時の犬の扱いについて

まず、フェリーでの犬の扱いになりますが、大きく4つに分かれます。

⒈車内残留

部屋等には連れて行けず、駐車した車内に残留になります。ただ、乗船中は車に行けないフェリーがほとんどだと思うので、こちらは出来る限り避けたいところですね。

⒉自分の用意したケージで連れて行く

ケージに入れたまま船室に入れるパターンと、決められた場所にケージを置いておくパターンがあります。船室に入れる場合も、個室なら大丈夫な船もあれば、共有スペースまで同伴OKな船もあります。ただし、残念ながらどちらの場合もワンちゃんをケージの外に出す事は出来ません。

⒊備え付けのケージに入れる(ドッグルーム等)

いわゆる、ペットホテルの様な感じでしょうか。ケージが設置された専用の部屋に預ける事が出来ます。もちろん空調や照明が整備されています。基本的には、小~中型犬サイズまでが主で、ケージに入る事が出来ない大型のワンちゃんは残念ながら乗る事が出来ません。
ただ、持ち込みケージを所定の場所に設置すればOKの船もある様です!

⒋ワンちゃんと一緒に過ごせる部屋

このパターンがワンちゃんにとっても、飼い主さんにとっても間違いなく最高です♪
個室なので料金は少し高めになってしまいますが、ワンちゃんの側にずっといられます。
また、ケージから出して部屋の中で一緒に過ごすことが出来ます。そのままの状態で部屋の外へ出す事は出来ませんが、部屋限定とは言え、ケージから出してあげられるだけで十分ストレス発散になりますね!

こちらをふまえて、フェリーを調べてみました。

各フェリーとそのフェリーの犬の扱い

シルバーフェリー

公式サイトによると、ワンちゃんは客室に持ち込むことはできず、車内に残留となります。
ただし、「シルバープリンセス」、「シルバーエイト」の1等ペット同伴室か、ペットルームをご利用いただければ小型の犬に限り客室に持ち込むことができるようです。

シルバーフェリー公式サイト

津軽海峡フェリー

【大型犬】

愛犬と一緒に過ごせる、プライベートドッグルームが利用できます。 また、ドッグルーム(ケージタイプ)も利用可能です乗船にはサイズの規定があり、規定サイズを超える場合は、乗船できません乗船中は、車両甲板への立ち入りが禁止されているため、車内残留はできませんのでご注意ください

津軽海峡フェリー公式サイト

商船三井さんふらわあ

さんふらわあでは、大洗~苫小牧、大阪~別府、神戸~大分、大阪~志布志(鹿児島)を運航しています。

大洗〜苫小牧航路の「さんふらわあ さっぽろ」「さんふらわあ ふらの」では、ペットと一緒に宿泊できる「ウィズペットルーム」や、個別のケージが用意された「ペットルーム」があります。

関西発着航路では、船によってペット同伴の可否や対応が異なります。詳細は各航路の公式サイトでご確認ください。

商船三井さんふらわあ公式サイト

オーシャン東九フェリー

ペットケージが用意されているそうです。
数に限りがあるようなので、予約必須です!
ペットケージ数:12個 高さ55cm×横55cm×奥行き90cm

オーシャン東九フェリー公式サイト

太平洋フェリー

太平洋フェリー船内には、「ペットハウス」(中・小型犬専用の簡易保管施設/冷暖房、照明付き)があります。

残念ながら、ドッグハウスに入らない大型犬や、犬以外のペットは車両残留になってしまうそうです。

太平洋フェリー公式サイト

新日本海フェリー

ペット同伴可能な専用客室や、船内ペットスペースの利用ができます。
ペット同伴の際は、事前の予約が必要です。詳細は公式サイトでご確認ください。
ケージに入らない大型のペット等は預けられないようです。
航海中、車を止めている車両甲板は立入禁止となるため、ワンちゃんを車両に残留させるのも出来ません。車両甲板は排気熱等で高温になる可能性があり、熱中症などの恐れがありますのでご注意くださいね。

新日本海フェリー公式サイト

阪九フェリー

船名「やまと」「つくし」「せっつ」「いずみ」の各船に、ペット同伴可能な客室「ウィズペットルーム」が設置されています。 また、「ペットホテル」も備え付けられており、こちらは小型犬・中型犬のみ利用できます。 利用の際は予約必須となります。

阪九フェリー公式サイト

名門大洋フェリー

ペット同伴可能な専用客室「ウィズペット」が設置されています。 個室のため、ケージから出して一緒に過ごすことができます。 ペット同伴室は数に限りがあり、予約が必要です。 乗用車で乗船する場合、車両甲板に車を止め置く車の中にペットを残して、乗船することも可能ですが、航海中は立ち入り禁止となるため、ご注意ください。

名門大洋フェリー公式サイト

ワンちゃんと乗船する際の注意事項

ワンちゃんとの乗船の際には、ほとんどのフェリーにて「ペット同伴のご乗船に関する誓約書へのご記入・ご提出」が必要になります。
また、フェリーによっては、乗船中に給仕が出来ないこともあるので、体調管理等にも十分気を付けてあげて下さい。
また、他の乗船されているお客様への配慮もお忘れなく。
人と犬の安全、ケガや病気への対応など、ワンちゃんへの配慮が必要です。

最後に

こうしたサービスが増えてくるのはとても嬉しい事ですよね♪
好きな場所へ、ワンちゃんと一緒に旅の計画が立てられるのは、本当に嬉しい事です!
皆さんも、ぜひ良い旅を♪
WAN VOYAGE〜!

SORA

レッドのトイプードル「TRINY」と共に、2016年に東京から福岡に移住してきました。 近所の大濠公園を中心に、TRINYと共に旅へ出かけては、絶景をバックに写真を撮ることを楽しんでいます♪

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