犬の保険に加入しようと思っても、保険がたくさんあって何に入っていいのかわからなくなりますよね。代表的な犬の保険会社の比較や、保険に加入していなかった筆者の実体験などをお伝えします。
犬の保険は何のためにある?
動物病院で支払いをするとき「高いな…」と思ったことはありませんか?
私たちは健康保険があり、病院の会計で支払う金額は1割~3割が平均的だと思います。ですがワンちゃんには私たちが加入しているような健康保険がありません。
そのため、飼い主さんが負担する医療費が10割になるため「高い」と感じてしまうのです。決して動物病院が悪いわけではないのです。
そこで注目をしたいのが犬の保険です。犬の保険に加入していると、動物病院で支払う医療費を保険会社が一部負担してくれます。
犬の保険は、いざというときに飼い主さんとワンちゃんを支えてくれる、金銭的にもメンタル的にも安心ができるシステムなのです。
犬の保険を比較!あなたの愛犬にぴったりなのは?
犬の保険に加入しようと思い、いざ探し始めるとたくさんの保険があり迷ってしまうこともあると思います。代表的な犬の保険を会社別に比較してみたいと思います。
アニコム:手厚い補償と安心感が特徴
犬の保険は人間の健康保険と違い、病院ならどこでもOKというわけではありません。そのため、通っている動物病院がその保険に対応していない場合、「全額負担になる」もしくは「自分で請求をする」必要があります。
アニコムのペット保険は、対応病院以外でもLINEを使い簡単に請求ができるメリットがあります。旅行先などで、動物病院にかかる場合でも安心ができるシステムです。
またアニコムには8歳から加入できるシニア犬用の保険もあり、高齢のワンちゃんもサポートしてくれます。
他にも獣医師さんにLINEで相談ができる「どうぶつホットライン」など、さまざまなワンちゃんと飼い主さんに優しいサービスがあるのもアニコムの特徴です。
アイペット:ドッグライフをまるごとサポート
アイペットの保険は、動物病院に行く機会が多い方ほど、安心感を得られる保険です。
ワンちゃんの体調が悪く、心配で動物病院に連れて行ったけれど病気と診断されなかった。このような場合にも保険が適用されます。
また海外医薬品も補償の対象となっており、薬に対する補償も手厚い保険です。
継続的に発病をしてしまう病気にかかったとしても、更新時に補償対象外にならないため、安心して補償を受け続けられます。
また、ペット賠償責任特約があり、ワンちゃんが起こしてしまった事故などにも対応してくれるなど、アイペットは幅広くドッグライフをサポートしてくれる保険です。
ペットメディカルサポート:免責金額0円!長く続けられる保険
月々の保険料が安く、長期間でも続けやすいペットメディカルサポートの「PS保険」。保険料が安いだけではなく、手術などで保険料を請求したときの対応の速さなども人気の秘密のようです。
ワンちゃんが12歳になると保険料の上昇がなくなります(一部契約により上がる場合があります)。ワンちゃんが高齢になっても無理なく続けられる保険です。
また免責金額を設定していないのも大きな特徴ともいえるでしょう。
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【実体験】犬の保険に入っていない場合の負担は?
このような犬の保険の記事を書かせていただいていますが、私自身ペット保険に加入していません。愛犬はほとんど病気をしなかったため、まあいいかと思っていたのは事実です。そのような私の現状を皆さまにお伝えできたらと思います。
私の愛犬は「僧房弁閉鎖不全症」という、いわゆる心臓病を患っています。ひと月に2回、症状が安定しないとひと月に4回、動物病院へ通っています。薬の量は9種類です。
通院と薬でひと月の医療費は約5万円です。年間で計算をすると約60万円。
それを3年間続けているので、発病してから今まで、約180万円を医療費だけで支払っています。さらにエコーやレントゲンを撮ると医療費は増します。
もし、70%補償の保険に入っていたら、単純に計算をして月々1万5千円の負担ですみます。
年間で考えると18万円、その差は42万円です。保険料などを考えると、もう少し負担金額は増えると思いますが、1年で42万円を超えることはないと思います。
こうやって数字にしてみると自分でも驚きます。
愛犬は手術などをしていませんが、もし手術などが必要になっていたら、100万円単位で負担金額が増えていたと思います。
これが保険に加入をしておらず、愛犬が病気を患った場合の負担金額の一例です。
最後に
ワンちゃんが病気を患ったら、家族として放っておくわけにはいきません。どのような方法を駆使しても、ワンちゃんには長生きしてほしいと思うのが、家族として考えることだと思います。
犬の保険は万が一のときに備えておけば、飼い主さんの負担がとても軽くなります。 犬の保険は金銭的な負担はもちろん、いざというときに家族の生活を守るものでもあると思います。この記事が、皆さまの保険選びの参考になれば幸いです。
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