愛犬と出かける際に必要な持ち物は、お散歩からドッグラン、ドライブ、宿泊施設などによって変わってきます。それぞれのシーンで必要なものをチェックして、愛犬とのお出かけを楽しみましょう!
愛犬とのお散歩に必要なもの
犬と暮らすには毎日のお散歩は欠かせません。お散歩中に犬がウンチをしたら、もちろんそのままにしませんよね?お散歩に行く際は、ウンチ袋とお水は必須アイテムです!
安全にお散歩するためにも、愛犬用のお散歩バッグを作って、必要なものを入れておくとよいでしょう。
お散歩バッグに入れておくべきお散歩の必須アイテム
では、お散歩バッグに必要なアイテムをみていきましょう。
首輪とリード
お散歩は首輪やハーネス(胴輪)とリードを必ずつけて行いましょう。首輪にはバックルタイプやハーフチョークなどがあります。素材もナイロン製や革製などさまざまな種類がありますが、できるだけ犬に負担のかからないものを選びましょう。
反射板のついた首輪だと、夜間のお散歩時にも安心です。首輪には犬の鑑札と狂犬病予防注射済票をつけておきましょう。連絡先が記載された迷子札もつけておくと万が一の際でも安心です。
リードの長さはショートリード、通常のリード、ロングリード、伸縮リードと種類がありますが、120~180cmくらいの通常タイプがお散歩には適しています。
伸縮リードは、ロックが外れると犬が自由に動けるものですが、交通事故などに遭う可能性があるので、初心者の方は基本のリードである平打ちのナイロンリードがおすすめです。
ウンチ袋(ポリ袋)
犬と外を歩く際には必ず必要となるウンチ袋です。どんな場所でも愛犬のした排泄物は、責任をもって回収するのが飼い主の義務です。
市販されているうんち袋の中には、ウンチを直接触ることなく拾えて、水洗トイレに流すことのできる紙がセットされたペット専用のウンチ処理袋や、香りのついた袋も販売されています。もちろんペット用でなくても、キッチン用の袋で代用しても十分OKです。
おしっこにかける水・給水グッズ(食器)
お散歩中に愛犬がおしっこをしたら、水をかけて流すことも飼い主のマナーの1つです。ペットボトルなどに水を入れて持ち歩けば、飲み水用にも使えます。
折り畳める食器や受け皿のついている給水ボトルもあります。
携帯電話(スマホ)
お散歩中に愛犬が具合が悪くなってしまった場合、飼い主さんがすぐに連絡を取るためにも携帯電話(スマホ)を持っていると、家族に連絡をしたり、緊急時の動物病院への連絡にも役立ちます。
電話帳にかかりつけの動物病院の連絡先を登録しておくとよいでしょう。
ライト
夜間や早朝のお散歩では、ライトをつけてお散歩すると安心です。首輪やリードにつけるタイプもあります。アウトドア用のヘッドライトは小さくて明るく、LEDライトで電池の持ちが良いことと、頭につけなくても持ち運びしやすいのでおすすめです。
お散歩にあると便利なもの
次は必須ではないものの、お散歩バッグの中にあると便利なものをみていきましょう。
小さめのタオル
急な雨や体が汚れてしまった場合、ケガをした際に小さめのタオルがあると便利です。足拭きはもちろん、よだれが多い犬はよだれ拭き用にも使えます。
犬用レインコート
急な雨が降ってきた際に、お散歩バッグにレインコートを入れておくと体が濡れずに済みます。
ブラシ・コーム
お散歩中に泥や草の種などが体についてしまうことがあります。お散歩バッグにコンパクトなブラシやコームを入れておくと便利です。
犬用のおやつ
愛犬が大好きなおやつを少量持ち歩くと、飼い主さんへの集中が取れるアイテムにもなりますし、しつけの練習にも使うことができます。
おもちゃ
ただ歩くお散歩だけでなく、途中でボールなどのおもちゃを使って愛犬と一緒に遊びながらコミュニケーションをとることができるのでおすすめです。
ロングリード
おもちゃを使って遊ばせる場合、公園などの公共の場でノーリードにさせるのはNGです。ロングリードや伸縮リードは、広い場所でおもちゃで遊んであげる時に行動範囲を拡げるのに便利なグッズになります。
ただし、公園によっては、ロングリードや伸縮リードの使用を禁止している場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
ティッシュペーパー(トイレットペーパー)
ポリ袋とティッシュ(紙)がセットになっている犬用のウンチ袋でない場合は、ティッシュや折りたたんでおいたトイレットペーパーを使うとウンチを拾うのに役立ちます。
他にも、体についた汚れを拭く、飼い主さんが使うなど、何にでも使用できるので、ポケットティッシュを一つ忍ばせておくと便利です。
狂犬病予防注射済証やワクチンの接種証明書のコピー
ドッグランなど犬の集まるところに行く場合は、狂犬病予防注射済証やワクチンの接種証明書を提出しなければならない施設もあります。コピーしたものをお散歩バッグに入れておくと安心です。
犬連れのドライブに持っていくと便利なもの
犬を車に乗せてドライブに行く場合、基本のお散歩グッズの他に用意しておくと便利なアイテムをご紹介します。犬を車に乗せる前は、うんちやおしっこの排泄とブラッシングを済ませておくと、スムーズに出かけることができます。
ビニール袋
車でのお出かけが大好きな犬もいれば、苦手な犬もいます。車酔いをする場合は、処理したものをいれるビニール袋が必要です。少し多めに用意しておくとゴミ袋にもなり役立ちます。
多めのタオル
雨が降っている場合は犬の足の裏や体が汚れてしまうことや、車酔いをする犬の場合新しいタオルをどんどん使ってあげると、吐いて汚れた場所の上に犬が乗ることがなくなるので、体の汚れが最低限で済みます。
消臭スプレー
犬を車に乗せると気になるのが、車内のニオイです。消臭スプレーを使うことでニオイを軽減できます。
ウェットティッシュ
体を拭くことができるウェットティッシュは、車内のお掃除にも使える便利アイテムです。
ペットシーツ
ペットシーツはトイレ用としてだけでなく、車の中で犬が嘔吐した際にも役立ちます。
車酔いをする犬や、車内でうんちやおしっこをしてしまう犬の場合は、ワイドやスーパーワイドサイズのペットシーツがあると便利です。
コロコロクリーナー
車に犬を乗せるとシートや床のマットに毛がつくだけでなく、飼い主さんの洋服にも毛がつくことが多いですが、こんな時コロコロクリーナーは便利なお掃除グッズです。
ペットと一緒に宿泊する際の持ち物
ペットと宿泊できるホテルやペンションは、愛犬家にはとても嬉しい施設です。ペット同伴専用、犬連れ大歓迎という宿泊施設もありますが、犬連れでないお客さんが滞在している施設も多いことを忘れないようにしましょう。
宿泊施設を犬と利用する際の必須アイテム
- 狂犬病予防注射と混合ワクチンの1年以内の接種証明書のコピー
- マイクロチップと鑑札の登録番号の控え、迷子札の装着
- いつも与えているフードと食器
- 犬用の飲み水
- 首輪、リード、お散歩セット
- トイレグッズ(トイレトレー、ペットシート、ウンチ袋、ゴミ袋など)
- ブラッシング道具
- クレート、サークル、キャリー、ベッド、大きな敷物など犬が落ち着いて過ごすためのもの
- タオル数枚
- 持病のある犬はお薬や既往歴のメモ
ペットと宿泊できる施設では、狂犬病予防注射や混合ワクチンの証明書を提示する必要がある施設も多くなってきています。また、お出かけ先でもし愛犬が迷子になった際は、マイクロチップの登録番号や鑑札番号を控えておくと、近隣の愛護センターなどすぐに必要な連絡を取ることができ、愛犬を探し始めることができるのでおすすめです。
あったら便利なもの
- カメラ
- ワンちゃんの洋服
- マナーベルト、マナーパンツ
- 粘着ローラー(コロコロ)や消臭スプレーなどのお掃除グッズ
- 歯ブラシ
- レインコート
- タオル
- おもちゃ
- 救急箱
- 懐中電灯(ライト)
- プラス数日分の犬のご飯
- 予備の首輪とリード
愛犬との旅行を楽しく過ごすために、用意を万全にしておくと役に立ちますよ!
まとめ
ペットと宿泊できるホテルやペンションでは、ルールやマナーをしっかり守って、犬連れの旅を楽しみましょう。自分達だけではなく、他のお客さんもいるということを考えて、みんなが気持ちよくペットとの旅を楽しめるように心がけることは、ペットと泊まれる施設を利用する飼い主のマナーです。
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