愛犬の足腰の骨や関節の健康について考えてみませんか?高齢犬や肥満犬が気をつけたい、骨・関節の健康のためにしたい3つのことを紹介します。日頃から愛犬の歩き方や仕草から、足や関節を痛がる様子がないか観察する習慣をつけましょう。
犬の骨・関節の病気 骨関節炎とは?
『関節炎』とは関節に炎症をきたす病気の総称です。 一般的に犬で『関節炎』と言った場合、その多くは『変形性関節症』をあらわすことが多く、『変形性関節症』は『骨関節炎』とも表現されます。
骨関節炎は、
・肥満による関節への負荷増大
・加齢による関節軟骨の代謝異常
などによって軟骨がすり減り、関節内に炎症を伴うため痛みが生じます。
骨と骨の間には関節が存在し、関節は関節包という袋状の構造物に包まれており、その内部は潤滑液の役割を果たす滑液で満たされています。また、硬い骨同士の間で衝撃を和らげスムーズな可動を可能にするため、関節内の骨表面は、滑らかで弾力のある軟骨で覆われています。
しかし、加齢に伴い軟骨が摩耗し、関節液の量などが変化することで、高齢になると多くのわんちゃんで骨関節炎が発症します。肥満や高脂血症のワンちゃんや、運動量の多い犬種でも特に注意が必要です。
骨関節炎の疑いあり?こんな様子なら要注意
寝起きの動きが悪い、散歩に行きたがらない、遊ばなくなった、歩き方が変わった、体を触られるのを嫌がるようになったなどの症状があれば骨関節炎の可能性がありますので、一度病院で診てもらいましょう。
そしてさらに進行すると強い痛みを伴い、関節可動域の低下、筋量の低下により、肢を挙上したり、ひきずったり、よろめくようになり、最後には歩けなくなってしまいます。できればそうなる前に治療を開始したいものです。
下記の項目をチェックしてみましょう。
- 寝起きの動きが悪い
- 散歩に行きたがらない
- 遊ばなくなった
- 歩き方が変わった
- 体を触られるのを嫌がるようになった
▼骨関節炎について、こちらでさらに詳しく説明しています。
関連記事:【獣医師監修】骨・関節の病気について〜症状から治療まで〜
愛犬の骨・関節を守るために今日からできる3つのこと
なかなか異変に気付くことのできない、骨・関節。あなたの大切なワンちゃんがいつまでも元気に過ごせるように、骨・関節のために今日からできることをDOGPADからご提案します。
食事を見直してみる
肥満犬は、骨関節炎を発症するリスクがあります。肥満を少しでも改善できるよう、食事を見直してみましょう。例えば、低カロリードッグフードを取り入れてみたり、カルシウムを意識した食事をつくってみたりするのもおすすめです。
運動管理
運動不足も肥満を加速させてしまう原因の1つです。ワンちゃんの健康のために、運動できる環境をととのえてあげましょう。毎日の散歩のコース、時間を意識して変えてみたり、遊びに運動を加えてみたり…ちょっとした工夫でワンちゃんの体を動かすことはできますよ。
関連記事:ワンちゃん専用のフィットネスクラブ!運動不足解消やダイエットに
サプリメントでサポート
骨や関節の健康維持には、コンドロイチンやヒアルロン酸といった成分が必要です。 日々の食事で取り入れることが難しいものは、ワンちゃんもサプリメントで補いましょう。
DOGPADがプロデュースするライフスタイルブランドDOGPAD and LIFEの 【 犬サプリメント 骨・関節の健康維持に(チキン風味) 】 は、愛犬の骨・関節の健康維持を意識する飼い主さんから大変人気です。
関節やお肌にあるヒアルロン酸の成分 である N-アセチルグルコサミンは、 関節ではクッションのように働く役割を担っていて関節のサポートを してくれます。
N-アセチルグルコサミンは、牛乳にも含まれていますが100ml当たり11mg。1日の摂取目安量は小型犬でも 42mg~84mg 、大型犬では 167mg以上 と、牛乳のみで摂取するのは困難な微量さです。
しかし、犬サプリメント1本のスティックに200mlの牛乳瓶、約9本分に相当するN-アセチルグルコサミンを200mg配合しているので、スティック1本だけで摂取することができます。
愛犬の様子を観察する習慣をつけましょう
愛犬の骨・関節の健康維持のために、できることは飼い主さんがしっかり観察してあげることです。
「あれ?歩き方がおかしいかな?」「痛がっているかな?」「お散歩が楽しそうじゃないな」「走らなくなった」「ボール遊びをしなくなった」など、いつも一番近くにいる飼い主さんだからこそ、愛犬の骨や関節の異変にいち早く気がついてあげることができます。
また、愛犬の骨や関節に異変を感じたら、そのままにせず、かかりつけの動物病院の獣医師に気になることを相談することが、愛犬に無理をさせないことにつながります。犬は人間のように言葉を話すことができません。愛犬の様子を観察する習慣をつけて、異変にすぐに気がつけるようにしましょう。
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