夏休みは外出をする機会が増えたり、ワンちゃんをひとりでお留守番させたりすることが増え、熱中症の対策がとても重要となります。夏本番です!ワンちゃんの熱中症対策を本格的にはじめましょう。
夏休み直前!外出やお留守番で愛犬が熱中症に!
今年は新型コロナウイルスの影響で、夏休みのスタートは地域によってことなりますが、そろそろ夏休みがくる方も多いのではないでしょうか。
夏休みや夏は外出をする機会が増えます。ワンちゃんをひとりでお留守番をさせる場合や、一緒に外出をするとき、とくに気をつけたい「熱中症」。
楽しい夏休みを過ごすために、ぜひ知っておいていただきたい、犬の熱中症にかかるリスクや熱中症対策をご紹介します。
愛犬が熱中症にかかりやすい3つのポイント
ワンちゃんが熱中症にかかりやすくなるシチュエーションで、代表的なものと思われることを取り上げました。
お出かけ前やワンちゃんと一緒に外出をする際、この3つのポイントを回避しましょう!
暑い場所でのお留守番
室内でもエアコンなどで温度管理をしていない場合、気温がとても上昇をして熱中症にかかるリスクが高まります。
ワンちゃんをひとりでお留守番させる場合は、できればエアコンをつけて、室内の温度を適温に保ちましょう。
温度管理がされていない場所で、ワンちゃんをお留守番させることは、熱中症のリスクがとても高くなることを忘れないでください。
また、夏休みに車でお出かけをしたとき、サービスエリアなどでワンちゃんだけを車で待たせるときは、必ずエアコンをつけてあげてください。
セキュリティ的な心配がある場合は、ワンちゃんも一緒に外へ連れていき、交代で買い物をするなどの工夫をしてあげください。
気温が高い時間の外出
最近は30℃をこえる暑い日が続くことが多く、そのような日にワンちゃんを連れて外出をすることは、ワンちゃんが熱中症にかかるリスクを高めてしまいます。
旅行などで暑い時間帯にワンちゃんと外へ行く場合は、冷却効果のある洋服やバンダナなどを使い、熱中症対策しましょう。
涼しい時間帯でも、ひとが集まる花火大会やお祭りなども、湿度や人による熱気で体感温度が高く、ワンちゃんにとって暑さを感じる場所です。
今年はコロナウイルスの影響でイベントが少なくなっていますが、涼しい夜でも人が集まる場所は、ワンちゃんが熱中症にかかるリスクがあるということを忘れないでください。
足りない飲み水
ワンちゃんをお留守番させるとき、夏場に気をつけたいことは「飲み水を切らさないこと」です。
水分補給は熱中症予防の基本です。また、水分補給はワンちゃんの体温をさげる役割があります。この時期は、いつもより多めに飲み水を用意してあげましょう。
お水の中に冷え過ぎない程度に、氷をいれてあげることもおすすめです。
愛犬に熱中症の症状がみられたら
ワンちゃんに熱中症の症状がみられたら、すぐにワンちゃんのからだを冷やしましょう。そして動物病院に連絡をし、獣医師さんの指示を仰ぎましょう。
【熱中症の主な症状】
- ハアハアと荒いパンティング(口をあけて舌を出し呼吸)をする
- ふらふらとしていたり呼びかけたりしても反応があまりない(意識の低下)
- 嘔吐や下痢
- 痙攣がみられる
- 舌が紫色になる(チアノーゼ)
最後に
熱中症は悪化をすると、ワンちゃんの命を奪う怖い疾病です。
【熱中症のリスクを避けるポイントのまとめ】
- 室内でお留守番をさせるときはエアコンで温度管理を!
- 暑い時間帯に外へ連れていくときは熱中症対策グッズなどを使いましょう!
- 夏場はいつもより多めに飲み水を用意しましょう!
熱中症の予防や対策をしっかりとして、ワンちゃんと一緒に楽しい夏休みを過ごしましょう。
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