シニア犬に多くみられる「関節炎」。愛犬の関節炎を緩和させる食材や食物の成分、なぜサプリメントで効果が期待できるのか?など、愛犬の関節炎にまつわるお話をお伝えします。
症状が現れやすい後ろ足、シニア犬の関節炎について
愛犬たちは前肢と後肢で歩行をしていますが、前に進む推進力はほぼ、後肢から生み出されています。
そのため、後肢に関節炎などの問題が発生すると歩行困難になりやすく、シニア犬はその典型ともいえます。
シニア犬の歩行困難は、関節炎だけではなく筋力の低下など、からだの機能が総合的に衰えてくるためだといわれています。ですが、足を円滑に動かすための関節に問題がある場合、痛みや違和感などが現れ、より歩きたがらなくなる傾向があります。
愛犬がシニア期を迎えても元気に歩けるように、愛犬の関節炎を緩和し、進行を遅らせる対策を考えていきましょう。
関節炎を緩和するために有効な成分
関節のアンチエイジングに効果があるといわれている成分をご紹介します。
コンドロイチン
軟骨などの修復を助け、軟骨の弾力性を保つ効果があるため、関節炎の緩和に効果が期待できるコンドロイチン。納豆・オクラ・フカヒレ・サメの軟骨・すっぽん・うなぎなどに多く含まれています。
納豆やオクラは手軽に入手でき、食事のトッピングにも利用できます。ただ、うなぎ・フカヒレ・すっぽんを、愛犬に毎日与えることはあまり現実的ではありませんね。
サメの軟骨は犬用のおやつとして販売されています。噛む力が弱まっていない愛犬には、サメの軟骨もおすすめです。
グルコサミン
グルコサミンは軟骨の主成分であり、軟骨を生成するために必要な成分です。
骨と骨の間で衝撃を緩和するクッションのような役割をし、足を円滑に動かすためにも必須の軟骨。
健康な軟骨の主成分になるグルコサミンが含まれている食材は、オクラ・カニやエビの殻・うなぎ・牛や豚、鳥の軟骨に多く含まれています。
食事のトッピングやおやつでグルコサミンを補給するのなら、オクラや牛や豚、鳥の軟骨がおすすめです。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、関節の動きを円滑にし、軟骨のすり減りなどを抑える効果があります。また、炎症を抑え関節の痛みを減少させる効果も期待できます。
ヒアルロン酸も、愛犬の関節の健康をキープするために積極的に摂取したい成分です。うなぎ・鳥の手羽・鳥の皮・すっぽんなどに多く含まれています。
手作り食をしている方は鳥の手羽や鳥の皮などの食材で、クリアできそうですが、ドライフードのトッピングやおやつで与えるには、あまり現実的ではないことがわかります。
必要な成分は総合的に摂取することがおすすめ
どのような食材にもいえますが、ひとつの成分だけ摂取すればいいわけではなく、総合的にとる必要があります。例えばコンドロイチンとグルコサミンを同時に摂取することで、相乗効果が期待できるといわれています。
このようにひとつの成分だけを積極的にとることは、からだにとって効率の悪いとり方だということがわかります。
「栄養バランスの良い食事をとりましょう」ということは、効率よく主要な成分をからだに吸収させるために、とても大切なことなのです。
関節に特化したサプリメントは、有効成分を効率よく吸収し、からだに作用されるように調合されています。また、食材ではとれない量でも、サプリメントなら簡単に摂取できます。日ごろの食事に気をつけながら、サプリメントで効率よく主要な成分を補給することが、関節のアンチエイジングにはおすすめです。
DOGPAD and LIFE オリジナルサプリメント「犬サプリ習慣」
おやつ感覚で与えられる、DOGPAD and LIFE オリジナルサプリメント「骨・関節の健康維持に」。
関節や骨に必要なグルコサミンやコンドロイチン、ヒアルロン酸が凝縮されています。1本あたりのカロリーは、約3.8kcal。低カロリーのため、カロリーコントロールをしている愛犬もおいしく栄養補給ができます。
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最後に
「継続は力なり」という言葉があるように、続けることはとても大切です。
愛犬の関節炎は、症状が出る前から対策をすることで、進行を緩和することが期待できます。
愛犬がシニア期を迎えても、元気に歩けるように……。
関節のエイジングケアを、毎日の生活に取り入れていただけたらと思います。
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