愛犬と一緒にドッグスポーツを楽しもう♪

健康

皆さん最近、スポーツはされていますか?
体を動かすことは飼い主さんにとってもワンちゃんにとっても健康を維持するためにとても大切です。
そこで今回は、愛犬と一緒に飼い主さんも体を動かすことができるドッグスポーツについてご紹介します。

愛犬と一緒にスポーツできるの?

ワンちゃんと一緒にスポーツをするのは難しそうと思う方もいらっしゃるかと思います。 でも実は、ワンちゃんと一緒にスポーツをすることはそんなに難しいことではないのです! しつけやコマンド(愛犬への指示)、おもちゃなどを使って簡単に一緒にスポーツを楽しむことができます。中には一緒に愛犬と走るだけといった簡単なスポーツもあります。

ドッグスポーツとは

ワンちゃんがある一定のルールに沿ってスポーツを行うことを「ドッグスポーツ」と言います。 ドッグスポーツの中には、人と一緒にやるものとワンちゃんだけで行うものがあります。

ワンちゃんの身体能力を人が上手くコントロールしながらスポーツを行い、順位を競い合います。 ドッグスポーツの多くはワンちゃんの体の大きさや年齢などを考慮してクラス分けされていることが多く、基本的にはどんなワンちゃんでも楽しむことができます。

愛犬と一緒にドッグスポーツを楽しもう♪

ディスクドッグを長年やってきた私が、ドッグスポーツをする上で何よりも大切だと思うことは、愛犬と一緒に全力で楽しむことだと思います。

1つ1つ愛犬と課題をクリアし、結果が出てくる楽しさと愛犬のすごく楽しそうな全力の笑顔は病みつきになります。 上手くいかなくてもポジティブにとらえ、愛犬と楽しむことだけを考えていれば、おのずと結果はついてきます。 まずは、難しく考えずにやってみましょう!やってみたら意外とできます!

今回はたくさんある中で、おすすめのドッグスポーツをご紹介していきたいと思います。 その中から、興味がわいたものにぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

ドッグスポーツをする上で気を付けること

まず始める前にどのドッグスポーツでも共通して気を付けるべきことがあります。 1つずつ見ていきましょう。

怪我を予防する

飼い主さんも愛犬も怪我には十分に注意しましょう。 怪我をしてしまって手術を受けたり、スポーツを続けられなくなってしまったりしたチームも見てきました。そのようなことにならないためにも、怪我をしないよう予防をしましょう。 まずは、しっかり準備体操とストレッチを飼い主さんもワンちゃんも行いましょう。

ワンちゃんは前足や後足を無理がない程度にグッと伸ばしてあげましょう。バンザイのイメージです。 また、筋肉をしっかり付け、怪我を予防しましょう。 プールなど水の中の運動は関節への負担も少なく、水の抵抗で運動量が増え、筋肉もよく使うのでおすすめです。

春・夏・秋は暑さ対策をしましょう

ドッグスポーツは屋外のものがほとんどです。 暑さ対策はしっかり行う必要があります。 詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。

ディスクドッグ競技中に愛犬を熱中症にしないために

特に、春と秋は要注意です。 人にとってはポカポカとしていたり、少し涼しくなって来たりして過ごしやすい季節かもしれません。 しかし、ワンちゃんは人よりも暑さに弱いため、まだまだ暑く感じている場合が多いです。 特にスポーツをすると、人間と一緒で体温が上がります。 しっかり暑さ対策をしてあげましょう。

愛犬と一緒に楽しめるおすすめドッグスポーツ

では、たくさんあるドッグスポーツの中から、愛犬と一緒に楽しめるおすすめのドッグスポーツをご紹介します。 1つずつ見ていきましょう。

ディスクドッグ

ディスクドッグは、樹脂製のディスク(円盤型の玩具)を人が投げて、犬にキャッチさせるアメリカ発祥のドッグスポーツです。 少し広い芝生の広場とディスクさえあればできるとても簡単で誰でも気軽に楽しめるドッグスポーツです。

ディスクドッグには大きく分けて2つの種目があります。 スケートに例えると、スピードスケートとフィギュアスケートのように分けられます。 1つは、同じ投げ方で、1枚のディスクで距離と正確性を競う「ディスタンス」というスピードスケートのような競技。 もう1つは、複数枚のディスクでいろいろな投げ方をし、パフォーマンスと正確性を競う「フリースタイル」というフィギュアスケートのような競技です。

大会はランクや種目ごとにクラス分けされていて、ワンちゃんの大きさや年齢、飼い主さんのディスクを投げる技術などに合わせて選ぶことができます。 なので、老若男女、犬種問わずどんな方でもワンちゃんと楽しむことができます。

アジリティー

アジリティー

ドッグスポーツと聞いてこのスポーツが思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか? 簡単に言うとワンちゃんの障害物競走です。 ワンちゃんとハンドラー(人間)がペアとなり、競技が行われます。 順番通りにきっちりと決められた障害物をクリアし、標準タイムと言われる時間以内に完走することで順位が上がってきます。早く完走しても、ミスが多いとその分タイムから減点されてしまい順位も低くなります。 より正確に、そしていかに早く完走できるかが勝負です。

この競技で大切なのは、コマンドとハンドラーのある程度の走力と体力です。 ワンちゃんはハンドラーの指示で走っていきます。 その為、ショートカットしつつもハンドラーはワンちゃんと一緒にコースを走ることになります。コマンドが上手く効かなかったり、ハンドラーがワンちゃんに置いて行かれてしまったりすると、ワンちゃんが止まってしまったり、順番通りに決まった障害物をクリアしたりすることができなくなってしまう場合が多いです。コマンドを教え、覚えてもらう楽しさやワンちゃんと一緒に走って汗を流す楽しさを味わうことができます。

フライボール

フライボール

アメリカで考案され、カナダやヨーロッパなどで普及したドッグスポーツです。 4つのハードルを跳んだあと、フライボールボックスを操作して、飛び出したボールを加えて、もう一度ハードルを跳びながら戻ってくるタイムを競う競技です。 フライボールには2つの競技があります。

1つは、4人のハンドラー(人間)と4頭のワンちゃんがリレー形式のチームで競う競技です。 もう1つは、1人のハンドラーと1頭のワンちゃんがタイムトライアル形式で競う個人の競技です。

シープドッグ

シープドッグ

イギリスやオーストラリアで盛んにおこなわれている競技で、ボーダー・コリーなどの牧羊犬が羊をゲートに追い込むときの技術などを競うゲームです。 タイムだけではなくワンちゃんの競技中の態度なども審査の対象になります。 ボーダー・コリーの部やその他の犬の部などクラス分けされています。

ドッグマラソン

ドッグマラソンは愛犬と一緒にマラソンをするだけといった、ドッグスポーツの中でとても単純で楽しみやすいスポーツです。 1kmと3kmのコースがあります。

最後に

今回ご紹介したドッグスポーツはいかがでしたでしょうか? ドッグスポーツはどれも簡単に始められるものばかりです。 ぜひ、皆さんも愛犬と一緒にドッグスポーツをしてみてはいかがでしょうか?

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ちゃちゃ

ちゃちゃ

ボーダー・コリーと暮らしています。動物看護士とペット栄養管理士の資格を保有しています。趣味は、愛犬と遊べる編みぐるみを作ることです。

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