春の新生活がはじまって約一ヶ月が過ぎ、ゴールデンウィークが明けた頃、ストレスや疲れから体調不良を感じる「五月病」。実はこの時期、人だけでなく犬も心と体のバランスを崩すことがあるといわれています。今回は、五月病の可能性がある犬の様子や体調の変化についてご紹介します。
環境変化が大きい春は犬も五月病になる
春は人の生活に変化が多い季節の変わり目です。人と暮らす犬たちも新しい変化とともに、これまでの生活を変えて暮らしていかなければなりません。
この時期は、犬にとって疲れや環境変化によるストレスが体の負担となり、心と体のバランスが崩れて五月病のような体調不良を起こしやすいといわれています。(※獣医学的に犬の五月病という正式な病名はありません)
犬の五月病3つの原因
では、犬の五月病が起こりやすくなる原因をそれぞれみていきましょう。
ストレス
引越しや生活スタイルの変化は、犬にとって大きなストレスとなることも。構ってもらう時間が少なくなるなど精神的なストレスを抱えてしまいます。
不安感
コロナ禍では、テレワークが増えるなど、飼い主さんと愛犬のふれあう時間が長くなったという方も多いのではないでしょうか?新年度がはじまり、愛犬のお留守番が増えるようになるなど、犬が不安を感じることが体調不良の原因になることが考えられます。
季節の変わり目
犬は季節の変わり目に気温や湿度に適応しようと体温調節を行います。冬から春、春から夏に変わるこの時期は、日によって熱中症になりやすい環境となることから、犬がより疲れたり体調不良を起こしやすくなったります。
犬の五月病の症状
【犬が心と体のバランスを崩すと起こしやすい症状】
食欲不振、元気がない、嘔吐、下痢、血尿、膀胱炎、ぐったりする、寝てばかり、歩きたがらない、体をなめたり噛んだりする、鳴く、吠える、尻尾を追いかける、同じ行動を繰り返し行う、人や犬に攻撃的になる、ものを破壊するといった様子がみられることがあります。
また、体調不良はそのままにすると大きな病気を見逃す可能性があるので、かかりつけの獣医師に相談することをおすすめします。
愛犬とたくさんコミュニケーションを取ろう!
お散歩の回数やおもちゃで遊ぶ時間を増やす、ストレスと密接な関係のある腸内環境を整える食生活をする、体に触れてマッサージを行う、室温を適切に保つ、ときにはゆっくりケージで休ませてあげることも大切です。
犬もたくさんのストレスの中で人と暮らしています。愛犬の体調や行動に異変を感じたら、いつもよりたくさんコミュニケーションをとって、心と体のバランスを整える生活を心がけましょう。
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