愛犬と一緒に食事ができるドッグカフェ。愛犬と楽しい食事の時間を過ごすためにもマナーはとても大切です。
愛犬を連れてドッグカフェに行く時はどんなマナーを守るべきなのか、ドッグカフェを利用している他のお客さんやワンちゃんに迷惑をかけないように気をつけながら、楽しい時間を過ごしましょう。ドッグカフェでのマナーについてお話しします。
ドッグカフェで楽しい時間を過ごすために
ドッグカフェで楽しい時間を愛犬と過ごすためにも一人一人がしっかりマナーを守ることはとても大切です。
ドッグカフェはワンちゃんが入れるお店ではありますが、飲食店なので、利用する周りのお客さんの気持ちになること、そしてマナーを守りなるべく迷惑をかけないようにする気遣いが必要です。
ドッグカフェに来ている方全員が気持ちよく楽しい時間を過ごすためにもドッグカフェのマナーを確認してしっかり守りましょう。
ドッグカフェを楽しく過ごすための7つのマナー
ドッグカフェのマナーはお店によって異なることがあります。
ここでは、ドッグカフェを楽しく過ごすためのマナーを7つご紹介します。
1.ドッグカフェ に入店する前に愛犬のトイレを済ませましょう
ドッグカフェは飲食店なので、お店の中で粗相をしてしまわないように入店前に必ずトイレをさせましょう。
でも、事前にトイレを済ませていたとしても、いつもと違う環境に愛犬が粗相をしてしまうこともあります。そんなとき焦らず対処するためにも、消臭スプレーやティッシュ、ビニール袋などのお掃除セットは必須の持ち物です。
マーキング癖のあるワンちゃんにはマナーベルトやサニタリーパンツがオススメです。
2.ヒート中や予防接種をしていないワンちゃんの入店は避けましょう
メス犬の場合、ヒート中(発情中)の入店は避けましょう。ヒート中の犬が店内にいることで、他の男の子のワンちゃんが興奮してトラブルになってしまうこともあります。
また、狂犬病予防ワクチンや混合ワクチンは感染症を予防するために接種するものです。ドッグカフェだけでなく多くの犬が集まる場所に行く際は、必ず狂犬病予防ワクチンと混合ワクチンを受けてから連れていきましょう。
お店によっては、狂犬病予防注射や混合ワクチンの接種証明書がないと入れないお店もあるので、念のために証明書も持っていくと安心です。
また、感染の疑いがある皮膚病などを患っている場合は、ドッグカフェへの来店を避け、完治してから行くようにしましょう。
3.ブラッシングをしてから行きましょう
店内で愛犬の毛が舞ったり、散ったりしないように事前に自宅でしっかりブラッシングしてから行きましょう。
特に毛の長い犬種や抜けやすい犬種は気をつけ、ドッグカフェに入る際は洋服を着せてあげるのも一つの対策です。
4.吠えたり噛みついたりしないようにしましょう
慣れない場所では、警戒したり興奮したりして吠えたり噛んだりしてしまう犬もいます。
愛犬が他のワンちゃんや人に吠えたり噛みついたりしないように事前にしっかりしつけておきましょう。
また、愛犬が吠えそうな仕草を見せた時には落ち着いた声で「すわれ」や「ふせ」などのコマンドをかけ、気をそらすようにしてあげましょう。
5.リードは短めに、フックなどに繋げるかしっかり持ちましょう
ドッグカフェの店内でフリーにしてもOKというお店も中にはありますが、多くのお店は店内でフリーにすることはできないため、リードをフックなどに繋ぐか、しっかり持っておく必要があります。
普段リードの必要がない犬でも、慣れないお店や他の犬がいることで普段と違う行動を取る可能性があるので、しっかりリードをつけましょう。その際、他の犬や人とトラブルが起きないように、リードは他のテーブルに届かないくらいの長さにすることが大切です。
また、人用のイスに座らせるのもお店の方の許可がない時はやめましょう。テーブルに愛犬の足をかけさせることもNGです。人間用の食器から食べ物を与えるのももちろんNGです。
6.ワンちゃんの居場所を作ってあげましょう
ドッグカフェで過ごす間、普段使用しているドッグカートやキャリーバッグの場合は、ワンちゃんも安心できるでしょう。カートやキャリーバッグがない場合は、飼い主のいるテーブルの足元で待機させましょう。
このとき、可能であれば愛犬のニオイが付いた座布団やカフェマットなどがあると安心させることができます。
7.ワンちゃんを一人ぼっちにしないようにしましょう
ドッグカフェでの食事中は犬だけを置いて席を離れることはやめましょう。普段は静かで落ち着いているコでも、いつもと違う環境に居たり、他犬がいることで何が起こるか予測ができません。
ドッグカフェ内では、必ず愛犬から離れず、何かあってもすぐに対応できる距離にいるようにしましょう。
今回お話しした7つのことがドッグカフェを利用する際の基本的なマナーになります。
マナーを守って大切なワンちゃんと楽しい時間を過ごしましょう。
ドッグカフェに行くときの持ち物
普段カフェに行くときは携帯電話やお財布さえ持っていればそれで充分ですが、愛犬とドッグカフェに行くとなると持ち物も増えてきます。
ここでは、ドッグカフェに行くときの持ち物をご紹介します。
- ビニール袋(うんちや汚れたものを入れる)
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- 消臭スプレー
- トイレシート(粗相をしてしまった時など念のため)
- マナーベルト(マーキング癖などがある子の場合)
- 携帯用水飲み皿(折りたためるものなどが便利)
- 洋服(毛が抜けやすいコの場合)
- おもちゃやおやつなど
- 座布団やマット、タオルなど(愛犬の居場所づくりにあると便利)
- 愛犬を入れるキャリーバッグやドッグカート(小型犬の場合はあると便利)
これら全てを持っていくと荷物も多くなるので、コンパクトになるものを選んで持っていくとよいでしょう。
お互いに楽しく素敵な時間を過ごすために、しっかりマナーを守ってドッグカフェで愛犬と楽しい時間を過ごしましょう。