公開日
2020/10/21

寒い季節が到来!寒さによる愛犬の10の変化

気温が下がり、冷え込む日が増えてきました。犬は寒さに強いといわれていますが、気温が下がっても寒さを感じないのでしょうか?寒い季節に気を付けたい、愛犬の寒さによる変化と対策をご紹介します。

犬は寒さに強い?寒さに強い犬種は?

犬は寒さに強い?寒さに強い犬種は?

犬は寒さに強いのでしょうか?一般的には強いといわれていますが、チワワなどの小型犬や、もともと室内で暮らしているワンちゃんは、寒さにあまり強くありません。

ただ、寒冷地が原産の犬種は寒さに強いコもいます。サモエドや秋田犬、シベリアンハスキーなどが寒さに強いといわれています。

ですが、寒さに強いといわれている犬種も寒さを感じないわけではありません。

気温が下がる季節は、必ず寒さ対策をしてあげましょう。

寒さによる愛犬の変化と対策

寒さによる愛犬の変化と対策

体が冷えて免疫力が落ちる

寒くなると、体内の血液の循環が悪くなります。血液の循環が悪くなると、免疫力が落ちてしまい、感染症や持病を悪化させる原因になります。

【寒い季節に気を付けたい感染症】

・ケンネルコフ

ひどい咳が特徴の病気です。「犬の風邪」と呼ばれることもあります。予防方法は人間の風邪と同様に明確なものはありません。動物病院で接種する混合ワクチンで症状が軽くなることもあります。

肉球のひびわれやあかぎれ

肉球のひびわれやあかぎれ

お部屋の中は、暖房による乾燥。外では、冷たい路上を愛犬たちは歩いています。

知らぬ間に愛犬の肉球は、厳しい寒さで酷使されています。

寒さや冷えが原因で、肉球が「ひびわれ」や「あかぎれ」になってしまいます。

寒い季節は特に、肉球のケアをしっかりとしてあげましょう。

命にかかわるヒートショック

寒い季節は、お部屋の温度と外の気温の差が激しく、体に大きな負担がかかります。

急激な温度変化によりショック(呼吸困難・ふらつき・意識障害など)を起こすことをヒートショックといいます。

寒さが厳しいときにお散歩へ行く場合は、お部屋の中より温度が低い玄関で、体を慣れさせてから外に出ることや、寒さ対策の洋服などを取り入れて、急激な温度変化を緩和させましょう。

震える愛犬!震えている原因は?

犬が震える原因として、一般的に考えられることはこちらです。

  • 寒さ
  • 恐怖やストレス
  • 痛みや体調不良
  • 高齢による筋力の低下
  • 神経系の疾患

寒い季節に震えている場合、どうして震えているのか、震えている原因を探ってみましょう。

室温が低いのか?怖い思いをしたのか?知らぬ間にストレスがかかっていたのか?など、愛犬が震える前の出来事を思い出していただき、愛犬の震えに対応していただけたらと思います。

愛犬の寝相は寒さのバロメーター

愛犬の寝相は寒さのバロメーター

眠っている愛犬の寝相は、気温のバロメーターといっても過言ではありません。

寒ければ寒いほど、犬たちは丸くなって眠ります。これは、体温をできるだけ外に逃がさないようにしているからです。

他にも「丸まって眠る」理由はありますが、室温が低い場所で、丸まって眠っているなら、暖かい敷物などを取り入れて、寒さ対策をしてあげましょう。

耳の中や歯茎の血色が悪い

私たちと同じように、愛犬たちも血圧が下がったり、貧血ぎみになったりすると、歯茎や耳の血管が見えやすい部分が白くなります。

また、血の循環が悪い場合も白っぽくなります。

愛犬の耳の中や歯茎の色が、いつもより白っぽい場合は、体を温めてあげることや、からだが温まる食事などを取り入れてみましょう。

愛犬の舌の色が悪い

愛犬の舌の色が悪い

愛犬たちの場合、舌の色が紫色になることを「チアノーゼ」といいます。

チアノーゼは、血中の酸素濃縮が下がることが原因でおきます。

心臓疾患を持っている愛犬やヒートショック、神経系の異常などで正常に酸素を取り入れられず、体内の酸素濃縮が下がるとチアノーゼの症状が現れます。

心臓疾患のあるコは特に、温度差や気温の下がりすぎで、心臓に負担がかかりやすいため、温度管理をしっかりとしてあげましょう。

歩きたがらなくなる(関節痛)

寒いと関節が痛くなる。これは、犬も人間も同じです。

以前、ケガや骨折で痛めた場所が、寒さにより痛みだすこともあります。

愛犬がお散歩を嫌がる場合、もしかしたら足や腰に痛みがあるかもしれません。

もちろん、寒い日のお散歩を嫌がっていることもあります。

愛犬が歩きたがらないときは、足や腰に痛みがないか、愛犬の様子を見てあげてください。

歩行の様子がおかしかったり、腰の位置がいつもと違ったりする場合は、痛みや違和感があると考え、動物病院に相談をするなど、痛みを軽減する対策をしましょう。

冬に多い低体温症

気温が上がりすぎて起きるのが「熱中症」だとすると、逆に気温が下がりすぎて起きるのが「低体温症」です。

低体温症の原因は他にもありますが、寒さも大きな原因になります。

熱中症対策のように低体温症対策として、屋外で暮らしているワンちゃんは、部屋の中に入れるなどの寒さ対策が大切です。

シニア犬は特に注意!手足が冷たくなる冷え性

シニア犬は特に注意!手足が冷たくなる冷え性

気温が下がると、血液の循環が悪くなります。また、体を温めようとして血液の流れ体に集中し、手足などの末端が冷えることもあります。

シニア犬は特に筋量が徐々に減る傾向があるため、血液の循環が悪くなりやすく、冷え性になりやすいのです。

寒い時期に愛犬の足や耳先に触り、冷たいと感じたら優しくマッサージをしたり、ホットタオルなどで温めてあげたりしてください。

最後に

夏場に熱中症と同じように、寒さ対策はとても大切です。

これからますます気温が下がります。
愛犬の健康のために、寒さ対策をしっかりとしてあげましょう!