公開日
2020/09/14
更新日
2020/10/14

犬を迎えたらやっておきたいこと~今からでも遅くないトラブル予防策~

犬を家族に迎えたら「必ずやること」として、法律で義務付けられていることがあります。今回は、義務付けられていることではなく、実際に犬と暮らしてみて起きる、予期せぬトラブルを回避する予防策をお伝えします。

犬を迎えたら必ずやること

「予期せぬトラブルの予防策」をご紹介する前に、愛犬を家族に迎えたら必ずやることからご紹介をします。

厚生労働省が飼い主の義務として定めている、必要な手続きはこちらです。

【動物病院でおこなうこと】

  • 狂犬病の予防接種

【役所でおこなうこと】

  • 狂犬病予防接種の登録(動物病院で登録手続きをしてくれる場合もあります)
  • 畜犬登録

法律で義務付けられていませんが、愛犬を迎えたらやっておいた方がいいことはこちらです。

【動物病院でおこなうこと】

  • 混合ワクチンの接種
  • 総合的な体の健康診断
  • マイクロチップの装着(マイクロチップの装着は任意です)
  • フィラリア症の予防
  • ノミやダニの予防
  • 避妊や去勢

上記は、法律で義務付けられていませんが、愛犬の健康を守るためにやっておくべきと、推奨されているものです。

今回は、この章に書かせていただいた「一般的にやっておきたいこと」ではなく、実際に愛犬を迎えてから起きる「予期せぬトラブルの予防策」をご紹介します。

犬を迎えてから起きるトラブルとその予防策

愛犬と暮らし始めると、予期せぬトラブルが起きる可能性があります。予期せぬトラブルを予防するために、トラブルになりやすいケースと予防策をご紹介します。

鳴き声がうるさい【騒音トラブル】

子犬はもちろん、シニア犬の夜鳴きなど「犬の吠え声」による騒音の問題はトラブルになりやすく、対処や予防が必要です。

新しく家族に犬を迎える場合、犬は慣れない場所に不安を感じ、吠えることがあります。吠えないようにむやみに叱らず、正しいしつけで吠えを抑制しましょう。

ですが、しつけですぐに吠えが抑制できるわけではありません。

まず、犬を迎えたら隣近所の方に、犬を飼ったことを伝えましょう。

心理的な解決方法になるのですが、私のドッグトレーナーの恩師の言葉を皆さんにもお伝えいたします。

「吠え声がうるさくてすみませんと、申し訳ない気持ちを伝えよう。そして手土産を持っていき、友好関係をできるだけ構築しよう」

恩師が言いたかったことは、相手に誠意を伝えるということだと思います。

「犬だから吠えて当たり前」と思わずに、音に敏感な方や小さなお子さんが近所にいらっしゃると思って、丁寧な対応を心がけてください。

排せつ物の処理方法【臭い、マナートラブル】

愛犬が使ったペットシーツなどを、ゴミの回収の日までどこへ保管していますか?

どのご家庭でも、たいていゴミの収集日が決まっていると思います。

お部屋の中に置いておくと臭くなるため、外にゴミ箱を置き「愛犬の排泄物、専用ゴミ箱」を作っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

ですがちょっと待ってください!暑い季節や湿度が高い季節、そのゴミ箱、臭っていませんか?

このような臭いのトラブルも、ご近所の関係を悪くする原因になります。

臭いがもれにくいビニール袋や、ゴミ箱など便利なアイテムが販売されています。外に排泄物専用のごみ箱を置く場合、臭いを軽減できるアイテムを使うなど、ちょっとした気遣いがとても大切です。

もしご自身が、お庭やバルコニーでくつろいでいるとき、お隣の生ごみの臭いが漂って来たら、いい気分はしませんよね。

どんな場合でも「自分が○○だったらどう思うかな?」と考える気持ちが大切です。

もちろん、お隣のおうちの前で、愛犬におしっこをさせるなどは論外です。

知らない人や犬との接し方【コミュニケーションのトラブル】

愛犬とお散歩をしていると、ワンちゃんと暮らし慣れている方は、好意の気持ちでご自分の犬を近づけてくることがあります。

また、犬が好きな方や小さなお子さんが、愛犬に触ろうとするかもしれません。

迎えたワンちゃんが、子犬の場合なら「社会化」の一環として受け入れることも大切です。ですが、相手にケガをさせる可能性が考えられる場合は、断る勇気を持ちましょう!

咬傷事故は噛む方も噛まれた方も不幸にします。

危ないかな?思ったら「すみません、まだ人やワンちゃんになれていないので、また今度遊んでくださいね」などと丁寧に断りましょう。

飼い主さんのひと言が、愛犬を守るのです。

最後に

愛犬を迎えてみると、想定外のトラブルが起きるケースが多々あります。

今回ご紹介させていただいたようなケースは、相手を思いやることで回避できることが多く、丁寧な対応がとても大切となります。 「まあいいか」と思わずに、愛犬とのドッグライフを最高のものにするためだと考え、回避できるトラブルは事前に予防する対策をしましょう!