犬の暑さ対策をしよう!涼しさ感じるおすすめグッズ4選

飼い方

夏の暑い季節は、犬も夏バテや熱中症になりやすく、体に大きなダメージとなります。お留守番の際は、適切な暑さ対策を行わないと屋外ではもちろん、室内でも愛犬が熱中症になる危険があるので注意が必要です。この記事では、犬の暑さ対策と涼しさを感じるおすすめグッズをご紹介します。

犬にも夏の暑さ対策が必要

人間は暑さを感じると、体温調節のために体から汗をかくことで体を冷やそうとしますが、犬は全身から汗をかくことはありません。犬には主に肉球と鼻に汗腺があり、足の裏と鼻でわずかな汗をかくだけでは、高くなった体温を下げることは難しいです。

犬は暑さを感じたときや体に熱を持ったときに、口を開けて「ハァハァ」と浅く呼吸を繰り返すパンティング(開口呼吸)をすることで、鼻や口から体の水分を蒸発させて気化熱で体温を下げようとします。

パグやフレンチブルドッグなどの短頭種は、マズルが短く水分を蒸発させる鼻の粘膜の面積が少なく、体温が下がりにくいため、熱中症になりやすいといわれています。短頭種と暮らす飼い主さんは、お散歩中の屋外も、涼しい室内でも夏場の体調変化には気をつけなければなりません。

熱中症と思われる症状

・体が熱い
・パンティングがおさまらず呼吸が荒い
・呼んでも1点を見つめていて反応がない
・よだれが多い
・元気がない
・嘔吐、下痢
・発作を起こす
・ぐったりしている
・皮膚や舌、歯茎が青白くなる
・ショックを起こす
・死亡するなど

屋外で飼っている犬は要注意!

犬を屋外で飼っている場合は、夏場の体調不良や熱中症に注意してください。熱中症は犬の命に関わる病気です。犬が庭などに繋がれた状態の場合、日陰を求めて自由に動き回ることができないと、最悪の場合、命を落とすこともあります!

小屋は木陰などに移動させる

外に置いてある犬小屋は、日中に直射日光が当たり続けていませんか?夏の間は、暑さ対策の1つとして、犬小屋をできるだけ直射日光が当たらない木陰やひさしのある場所に移動させましょう。お庭にすだれやグリーンカーテンで日陰を作るのもおすすめです。

アスファルトやコンクリートの上に犬小屋がある場合は、照り返しをそのまま受けてしまうので、犬小屋を土のある場所や日陰に移すとよいでしょう。

DIYが得意な方は、手作りで犬小屋に合ったサイズのスノコを作って底上げをして、地面に接しないようにするのも暑さ対策の1つです。

日中は室内に入れるようにする

外飼いの犬の場合、日中の暑い時間帯に犬を家の中に入れてあげることを考えたことはありますか?犬を外で飼っている場合、家の建物の近くやお庭に犬がいることはわかっていても、常に人間の側にいる室内犬のようには、犬の様子を観察することができません。

できれば、日中の気温が高くなる時間帯だけでも、暑さ対策として、犬を室内に入れることをおすすめします。

犬の様子とお水のチェックを忘れずに!

もし、室内に犬を入れることが難しい場合は、1日のうち、こまめに犬の様子を観察し、具合が悪くないかを確認してください。

また、いつでも自由に犬がお水を飲める環境を整えて、食器にお水がたっぷり入っているかどうかをチェックすることも忘れずに行ってください。

夏の暑さは室内でも危険!

うちの子は室内飼いだから大丈夫と油断してはいけません。特に犬をお留守番させるときは、しっかり暑さ対策を行いましょう。

室内でも熱中症になる恐れがある

室内でも熱中症になる可能性があります。窓を開けたり、扇風機やエアコンを使って室内の温度が高くなりすぎないようにしてください。犬をお留守番させるときは、防犯のために戸締りを行うため、部屋が締め切りになって室内の気温が高くなりやすいです。お留守番をさせる際には、エアコンのタイマーを使って、室内の温度管理を行いましょう。エアコンの設定は、犬の健康状態にもよりますが、25℃〜28℃程度を目安とするとよいです。

お水を自由に飲めるようにする

季節に限らず、いつでもお水を自由に飲めるようにしておきましょう。お留守番中にお水の入った食器をひっくり返してしまうとお水が全く飲めていないこともあるので、滑り止めがついた食器や、常にお水が循環している自動給水器の使用もおすすめです。

夏の室内ではひんやりグッズを活用する工夫を

「犬をお留守番させるとエアコンの電気代が心配」「エアコンのタイマーも雷などで停電したときが心配」こういったお悩みがある方は、ひんやりグッズを活用することをおすすめします。

クールボード、クールマット、ひんやりマット、大理石マットなどと呼ばれる商品は、電気を使わずに犬の体温を下げることができるのでおすすめです。

お散歩の時間に気をつけて!

熱中症にならないためにも、犬のお散歩の時間に気をつけることも大切です。日中の気温が高い時間帯のお散歩は、熱くなったアスファルトで肉球をやけどする恐れもあるので、朝か夕方の方が犬の体に負担がかかりません。

ただし、日没後もまだ地面が熱いこともあるので、実際に手で触ってみて大丈夫そうだったらお散歩に行くようにしましょう。

体調不良を起こしたらまず体を冷やして動物病院へ!

暑さによる熱中症と思われる症状に気がついたら、まずは犬を風通しのよい涼しい場所に移動させ体を冷やす応急処置を行います。

できればその間にすぐ動物病院に連絡を入れて、獣医師の指示に従ってください。すぐに元気になったとしても、後から具合が悪くなることもあるので、診察を受けることをおすすめします。

犬の暑さ対策グッズおすすめ5選

では、ここからは犬の暑さ対策におすすめのグッズをご紹介します。

置くだけの大理石ひんやりマットで体を冷やそう

電気も水も使わずに置くだけで暑さ対策ができる大理石のひんやりマットです。国内の石材専門の工場で作られています。

クールベストでお散歩の暑さ対策を

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夏の暑さ対策にはクールベストを着せてお散歩に行くのがおすすめです。水を含ませて絞ったクールベストを着せるだけなので使い方も簡単!

車のドライブ中でも室内でも使える安心のひんやりマット

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ゴトゴトと揺れるドライブ中は、安心して使える柔らかい素材のひんやりマットが暑さ対策におすすめ!人間のために開発された日本製の最高級の冷感寝具なので、機能性が高いです。

暑い季節は水遊びを楽しもう!

水遊びが好きな犬なら、ドッグプールで体を冷やすのもおすすめ!空気を入れる必要もなく、コンパクトにたためるので収納もできて便利です。

最後に

犬は暑さに弱いため、暑さ対策をしっかり行って、犬の体にダメージをできるだけ与えないように心がけましょう。ひんやりグッズは、愛犬が快適に過ごすためにおすすめです。特に短頭種と暮らす飼い主さんは、少し涼しいと感じても油断せずに暑さ対策を徹底しましょう!お散歩中やお出かけ中、帰宅後に暑さによる体調不良が出ることが多いので、注意して観察してください。

ドッグパッド編集部

ドッグパッド編集部

ワンちゃんとの楽しい生活に役立つ独自の情報を取材し、配信するエディター集団です。皆さまが普段「あるといいな」と感じていること「こんな工夫は楽しいよ」と知らせたいこと、疑問、質問、困りごとなど、どしどしお寄せください。

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