愛犬と子どもと暮らす注意点とは?人と動物がお互いに与える影響について考える

飼い方

愛犬との暮らしで命の大切さや優しさを学ぶことができる

愛犬との暮らしで命の大切さや優しさを学ぶことができる

犬は純粋で素直であり、人の指示を理解して人とともに生活をすることができる動物です。

人のように「恨む」ことや「ねたむ」といったことなどの複雑な思考をすることはありません。

その犬が本来持っている気質もあるため、一概にはいえませんが、基本的には犬が学習したことから行動が決まるため、その犬が暮らす家庭環境に性格や行動が大きく左右されるといっても過言ではありません。

そして犬は人より寿命が短く「かけがえのない命」と「生きる」という大切なことを私たちに教えてくれます。犬と子どもが同じ屋根の下で一緒に暮らすことは、犬と子どもにとって、そして家族や周りの人々にも大きな影響があります。子どもが犬と暮らすことは、子どもに命の大切さや自分よりも弱い人に対する優しさなど、情操教育にとても良い影響を与えるといわれています。

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愛犬と子どもが一緒に暮らす際の注意点

愛犬と子どもが一緒に暮らす際の注意点

子どもが犬と生活をするときに、注意したいことをまとめました。

すでに愛犬とお子さんが一緒に生活をされている方も参考にしていただけたらと思います。

愛犬に基礎トレーニング(基本的なしつけ)をする

犬を家族にお迎えしたら、愛犬に人と生活をするルールを覚えてもらう必要があります。

これは、愛犬とともに暮らすためにとても重要なことです。

犬をコントロールするために、とても重要になるのが「犬の基礎トレーニング」(基本的なしつけ)と呼ばれるものです。「お座り」「ふせ」「まて」「呼び戻し」この4つは基礎トレーニングの基本の4項目になります。

愛犬が基礎トレーニングをしっかり身につけることで、節制がうまれ、犬の行動を左右する大きな土台となります。犬を自由にさせることはとても良いことですが、飼い主さんがコントロールをできないくらい自由奔放に行動させることは、他人や他の犬に危害を加えたり、食べてはいけないものを食べてしまったり、犬自身が行動の欲求を抑えることができないことで事故に遭う可能性が高くなるなどの可能性が高くなるため危険です。

また、飼い主さんがコントロールできなくなった状態で暮らしている環境で起こってしまう事故やトラブルはその犬にとって不幸な出来事といえます。

愛犬と楽しく基礎トレーニングをして、犬と人が快適に楽しく暮らせることを目指しましょう。

愛犬に「噛む」ことを抑制するトレーニングを行う

「犬が苦手です」とおっしゃる方に、なぜ苦手なのかをお聞きしてみると「以前犬に噛まれたことがある」「怖い思いをしたことがある」など、犬に恐怖を感じる体験をされたことが影響して犬が苦手になってしまったと答える方が多くいらっしゃいます。

お子さんが犬に対して怖い思いをしないためにできる対策として、子犬をお迎えしたら「噛む」ことを抑制するトレーニングを行いましょう。

噛む抑制をするトレーニング方法

今回は子犬に対して簡単にできるものをご紹介します。

(※注意点として、すでに成犬で噛み癖がついている犬は、この方法でトレーニングをすると事故を起こす危険があるため、別の方法のトレーニングをするか、ドッグトレーナーなどに相談されることをおすすめします。)

犬が噛むタイミングでよくみられるケースとして

・遊んでいて興奮をしたとき

・自分が大切にしているものを人が取り上げようとしたとき

・恐怖を感じたとき

・噛むことで自分の思い通りになる学習をしている

代表的なものはこのようなシチュエーションがあります。

今回お伝えするトレーニング方法は、一番目に挙げた「遊んでいて興奮をしたときに噛む」これを抑制する方法です。

犬が遊んでいて興奮しているときに「噛む」ことを抑制する方法

①犬とおもちゃなどで遊んでいるときに、犬の歯が少しでも人の皮膚にあたったら「いけない」や「いたい」などと言っておもちゃ遊びをやめ、犬から離れます。遊んでいた部屋から、黙って出て行く方法も効果的です。

②犬の興奮がおさまったら、もう一度おもちゃで遊びます。犬が上手に遊んでいるときは褒めてあげましょう。そして、また犬の歯が人の皮膚にあたったら①を繰り返します。

これは、人の皮膚に歯をあてると、楽しいおもちゃ遊びが終わる(罰となる)、歯をあてないように遊べば、飼い主さんと楽しく遊んでいられる(ご褒美となる)という方法です。

このようにして、犬が人の皮膚に歯をあててはいけないことを学習させてあげましょう。

子どもにも犬に対してどう接するかを知ってもらうことが大切

犬と子どもが一緒に暮らすためには、「犬との正しい接し方」を知っておくことはとても大切なことです。

例えば子どもが「寝ている犬を急に抱き上げる、起こす」「食事をしている犬をじっと見つめる」「犬が嫌がることを続けてする」「逃げている犬を追い回す」などの行動はNGです。

犬も人と同じように、しつこくされたり、リラックスをしているときに邪魔をされたり、大切なものが取られるのではないか?という危険を感じると恐怖やストレスを感じます。

お子さんには、自分がされて嫌なことは、犬にしてはいけないこと教えてあげましょう。

これは大人が子どもに教えてあげるべき大切なことだと思っています。

愛犬と子どもがお互いに慣れていくための3ステップ

愛犬と子どもがお互いに慣れていくための3ステップ

ステップ1 愛犬のお世話分担を家族で決める

まずは犬をお迎えする前に、犬のお世話の分担を決めましょう。

犬はぬいぐるみではありません。

自分たちと同じように、命がある生き物だと知ってもらうのは大切なことです。

小さなお子さんの場合なら「お水を毎朝取り換える」「犬のおもちゃを片付ける」など、簡単なものから始めてみましょう。

犬の飼育に責任を持つことは、犬との絆を築くきっかけをつくります。

ひとりでできない場合は、大人が一緒に手伝ってあげましょう。

ステップ2 子どもと愛犬の反応をよく観察する

犬を迎えたら、子どもと愛犬双方の反応をよく観察しましょう。

もし、子どもが愛犬を怖がっているのであれば、何が怖いのかを知る必要があります。反対に愛犬が子どもを怖がっている場合も、なぜなのかその原因を知る必要があります。原因がわかったら焦らずにゆっくりと解決をしていきましょう。

まずは愛犬と子どもに良い関係を築いてもらうことがとても大切です。

ステップ3 愛犬と触れ合う時間をつくる

愛犬と子どもがお互いに怖がる反応がみられる様子がない場合は楽しく遊ぶ時間を作りましょう。

最初は遊ぶ時間を決めて、必ず大人がいるときに遊ばせるようにしましょう。

この理由としては、子犬も子どももエキサイトしやすい面があり、お互いの抑制が効かなくなると悲しい事故につながる可能性もあります。まずは大人が見ているところで、子どもと愛犬を遊ばせましょう。

犬がいる家庭に子どもを迎える場合

飼い主が犬を手放す理由のひとつに「子どもが産まれたから手放した」というものがあげられています。

産まれた子どもにアレルギーなどがある場合は別ですが、愛犬と産まれた子どもを無理に離そうとすると犬は余計に興味を持ち、子どもへ過剰に反応をする可能性があります。まずは適度な距離を保ちつつも、愛犬と子どもの関係をシャットアウトしないようにしましょう。

また、すでに愛犬と暮らしている環境にお子さんが産まれると、愛犬はいままで自分だけを見てくれていた飼い主さんが、今までの環境でなくなってしまうため行動に変化がでる可能性もあります。犬も人も大切な家族です。「サークルの中に入れっぱなし」などには絶対にせず、できるだけ平等に接してあげましょう。

愛犬と子どもがお互いに与える影響は?

インスタグラムで紹介されている、子どもと犬が理想的な生活をされている投稿をご紹介します。

スタンダードプードルとお孫さんの心温まる生活

小さなお子さんと大きなスタンダードプードル3頭。どれを見ても心が温まる素敵な投稿ばかりです。犬に触れるお子さんの手の優しさや、お子さんをみつめるスタンダードプードルのまなざしに癒されてしまいます。

このインスタグラムを見ていると犬のお行儀の良さや、犬を大切にするお子さんの気持ちが伝わってきます。大人が素晴らしい環境でスタンダードプードル3頭とお子さんを育てられているのだと感心します。ちょっとコミカルな演出もあるところなど、このご家庭が楽しく素敵な毎日を過ごされているのだと感じます。

小さなお子さんは感性が豊かで、人や生き物に優しくできる大人になるのでしょうね。

最後に

犬と子どもが一緒に生活することで得られることはたくさんあると思います。

それには、大人がどう愛犬と子どもに接するか、大切なことをどう伝えるかが大切なのではないでしょうか。 これからの社会を担う子どもたちが犬とともに暮らすことで、人や犬を思いやることのできる優しくて心が豊かな素敵な大人になってほしいと心から願います。

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只野 アキ

只野 アキ

殺処分をなくしたい!という思いでドッグトレーナーになりました。犬が大好きで暇さえあれば犬のことを考えています。CPDT-KAを取得。アニマルコミュニケーション、Tタッチなどを学んできました。ワンちゃんとの生活が豊かになる楽しい情報をお届けします。

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