公開日
2020/11/11
更新日
2020/11/18

11月11日は介護の日、シニア犬にしてあげたい5つのこと

11月11日は介護の日です。若い愛犬たちも、年を重ねいつかはシニア犬になります。介護の日をきっかけに、シニア犬について考えてみましょう。シニア犬にしてあげたいことや、シニア期にみられる症状などをお伝えします。

介護の日にシニア犬について考えよう

介護の日にシニア犬について考えよう

11月11日は介護の日です。2008年に厚生労働省が、介護について理解や認識を深めるなどの目的で定めた日です。

介護が必要になるのは、愛犬たちも同じです。

愛犬がシニア期を迎え介護が必要になったとき、どうしたらいいか……。

介護の日を機会に、シニア犬にしてあげたいことについて考えていきましょう。

シニア犬にしてあげたい5つのこと

シニア犬にしてあげたい5つのこと

愛犬がシニア期を迎えると、徐々に体の変化が現れます。それに伴い愛犬との生活も大きく変化します。

愛犬がシニア期を迎えたときに、してあげたいことをまとめてみました。

愛犬の筋力低下による運動障害

愛犬がシニア期を迎えると、徐々に足腰の筋力が弱まり、腰から下が細くなる傾向があります。

愛犬の筋力が低下し始めると、歩行中にふらつく、転ぶ、ひとりで立ち上がれないなどの運動障害が現れます。少しでも愛犬の変化に気が付いたら、筋力の低下を疑い、愛犬が安全に過ごせる環境を整えましょう。

排泄をするときに後肢が踏ん張れずに粗相をしてしまうことや、水が飲みたくても、そこまで行けずに我慢してしまうこともあります。

行動面だけではなく、健康面にも大きな影響があるシニア犬の筋力低下。

愛犬の筋力が低下したと感じたら、愛犬のペースに合わせたお手伝いをしてあげることが大切です。

食べやすく消化吸収しやすい食事を

シニア期を迎えると、食欲がない、固いものが食べられなくなった、食べたくてもうまく食べられない、食べ物に執着するようになるなど、食の変化が現れます。

食欲の変化は、歯周病や内分泌の異常、脳の異常など、原因はさまざま。

愛犬の食の変化に気づいたら、食べやすく消化吸収のよい食事に変えてあげましょう。

認知症が進むと、食べ物に執着する傾向があります。

痩せすぎや肥満に注意をし、定期的に食事の量や内容、与える回数を見直してあげてください。

生活がしやすい環境を作る

耳が聞こえにくくなる、目が見えにくくなる、足腰が弱くなるなど愛犬のからだに変化が表れるシニア期。

ケガのリスクも高くなるため生活環境を見直していく必要があります。

高いところから落ちないようにする、ぶつかりやすいものにはクッション材などをつける、滑りにくく段差のない床で生活させる、食事や水の位置を高くするなど、愛犬が生活しやすい環境を作ってあげましょう。

また、シニア犬は気温の変化に体が対応しづらくなります。

お部屋の温度を適温に保ち、冬場は冷え対策、夏場は熱中症対策をしてあげてください。

認知症の症状が現れたら……

愛犬がみせる認知症の症状の一例をお伝えします。

  • 際限なく食べたがるようになる
  • 狭いところに行きたがり、出てこられなくなる
  • 同じ場所をぐるぐると歩き回る
  • 夜鳴きをするようになる
  • 排泄の回数が増える、どこでも排泄をしてしまう
  • 昼夜逆転してしまう
  • 攻撃的な行動をみせるようになる
  • 単調で大きな声を出すようになる

このように、認知症はさまざまな症状が現れます。

愛犬の様子がおかいい?と感じたらまずは獣医師さんに相談をしましょう。

愛犬が認知症になった場合、行動を改善することはとても難しく、愛犬の変化した行動に飼い主さんが対応をしていくようになります。

簡単にできることではありませんが、愛犬の行動や症状に臨機応変に根気よく対応していくことが必要とされます。

穏やかな生活を楽しむ

シニア犬との暮らしで、大切にしたいことは「穏やかな生活を楽しむ」ことです。

眠る時間が長くなるシニア犬。愛犬が心地よく眠れるベッドを用意してあげることや、眠っているときはそっとしておくことなど、愛犬の眠りを大切にしてあげてください。

眠ることも大切ですが、適度な運動もシニア犬にとって大切です。

愛犬に合った運動方法を取り入れ、無理をさせずにからだを動かす機会をつくりましょう。

適度な運動は、筋力維持につながる他、昼夜逆転を防ぎ、夜鳴きを軽減する効果もあります。

そして今までと違い、出来なくなることが増える愛犬を見て、決して怒らないであげてください。できないことを見て悲しくならずに、愛犬ができることを見つけて、喜びを感じるようにしましょう。

最後に

最後に

このように書くと「シニア犬との生活って大変!」と思われるかもしれません。

ですが、シニア犬はシニア犬にしかない愛しさであふれています。

「どんなに苦労をしてもずっと側にいてほしい」。

シニア犬と暮らしていると、そう願わずにいられなくなるのです。

11月11日の介護の日を機会に、愛犬がシニア期を迎えたことをイメージしていただき、その日に備える知識として参考にしていただけたら幸いです。