公開日
2021/05/29
更新日
2021/06/29

愛犬が震える、ご飯を食べない、歩けない【高齢犬(シニア犬)のケアについて】

愛犬が高齢になると、今まで考えられなかったような「震える」「ご飯を食べない」「歩けない」などの問題が現れます。今回はこの3つの症状について、飼い主さんがどのようにシニア犬をケアしたらいいかまとめました。

愛犬が高齢化し、シニア犬になると起きる問題

愛犬が高齢化し、シニア犬になると起きる問題

愛犬が高齢化し、シニア犬になると日々体調の変化が起きるといっても過言ではありません。昨日食べたのに、今日は食べないなど日常茶飯事のように起こります。

また、徐々に筋力が低下し、歩けなくなったり体温の維持が難しくなったりします。

今回はシニア犬に多くみられる「震える」「ご飯を食べない」「歩けない」この3つに着目し、飼い主さんがどのようにケアをしたらいいか、シニア犬のケア方法をお伝えします。

高齢犬(シニア犬)のケア【震える場合】

高齢犬(シニア犬)のケア【震える場合】

愛犬が震えるとき、一般的に「寒い」「痛み」「恐怖」などの状況が考えられます。

高齢犬(シニア犬)が寒くて震えている場合

筋肉が落ち、痩せやすくなるシニア犬。少しの季節の温度差にも敏感になる傾向があります。特にこれからの季節、エアコンなどによる冷えで寒さを感じることが増えます。

飼い主さんがちょうどいい室温と感じても、シニア犬には温度が低すぎる場合があるため、エアコンの風が直接愛犬にあたらないようにすることや、タオルなどを体に掛けて冷え対策をしてあげてください。

冷えは血行が悪くなり、体によい影響がありません。愛犬がシニア期を迎えたら、今まで以上に室温や湿度を注意深くチェックしましょう。

高齢犬(シニア犬)が痛みにより震えている場合

愛犬たちは、体のどこかが痛い場合でも震えます。頭痛・腹痛・関節痛などシニア期を迎えると、痛みが出る場所が増える傾向があります。

愛犬が丸くなり震えている場合、発熱している可能性もあります。愛犬の様子をみて体調が悪そうならば、すぐに動物病院へ相談してください。

高齢犬(シニア犬)が恐怖で震えている場合

愛犬がシニア期を迎えると、目が見えにくくなったり耳が聞こえにくくなったり体の異変が現れます。

それにまったく不安を感じないコもいますが、夜中に不安を感じ、吠えたり震えたりする場合があります。

愛犬が恐怖を感じて震えている場合は、耳が聞こえにくくても飼い主さんが、声を掛けてあげたり、抱きしめてあげたりしてあげてください。

また、恐怖により手足や耳など、愛犬の体の末端が冷えている場合があります。そのような場合は、温タオルなどで温めてあげましょう。

高齢犬(シニア犬)のケア【ご飯を食べない場合】

高齢犬(シニア犬)のケア【ご飯を食べない場合】

シニア犬になると食が細くなり、食事をあまり食べなくなるケースがあります。

また、今まで好きだったものをまったく食べなくなるなど、食の変化が現れます。

愛犬がご飯を食べない場合、体調不良・口内に痛みがあることなどが考えられます。できるだけ香りが高いものや、柔らかいもの、そして少量でカロリー摂取ができるものなどを選び、食べさせてあげましょう。

私事ですが、17歳のシニア犬と暮らしており、愛犬の食欲が落ちたときには卵を加熱し、茶碗蒸しのようにして(調味料は入れません)細かく鶏肉を刻んで入れたものを与えています。

また、スープ状にしたものなども食べやすく、消化がよいためおすすめです。

認知症の症状が現れると、とめどなく食べるようになります。

愛犬をよく観察し、今どのような状態なのか知っておくことはとても大切です。

関連記事:老犬がごはんを食べない水も飲まないときの原因と対処法を解説

高齢犬(シニア犬)のケア【歩けない場合】

高齢犬(シニア犬)のケア【歩けない場合】

シニア期を迎えると徐々に筋力が低下したり関節が変形したりする後ろ足。一般的にシニア犬は後ろ足に力が入りにくくなり、歩行困難になることがあります。

愛犬が歩行困難になったときに必要になるケアをまとめました。

排泄のお手伝い

愛犬が歩行困難になり、介助が必要になる排泄。特に排泄をするときは後ろ足の動きが重要になるため、体を支えてあげたり後ろ足をマッサージしたりして、少しでも後ろ足を動かしやすくする必要があります。

飼い主さんが、歩行困難になった愛犬の排泄を介助するときは、ゆっくりと焦らず愛犬のペースに合わせて、体を支えるなどのお手伝いをしてあげましょう。

一番つらいのは愛犬だということを忘れないでください。

カートやスリングでの抱っこ散歩

歩いてお散歩に行けなくなった場合、カートやスリングなどを活用し、お散歩をしましょう。外のにおいやよい刺激は、愛犬のメンタルケアに、とても貢献します。

これからの季節は雨が多くなるため、できるだけ行けるときに外へ連れ出してあげましょう。

外に出られない場合は、窓を開け外のにおいを嗅がせるなど、工夫をしてみてください。

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愛犬の声に耳を傾ける

愛犬が歩けなくなると、行きたい場所へ自分で歩いて移動できなくなります。

愛犬が歩けなくなると、どこかへ移動したい場合や体を動かしたい場合などに、吠えて飼い主さんに教えてくれることがあります。

なんで吠える?と思わず、愛犬がサインを出してくれていると考えて、移動のお手伝いをしてあげてください。

何年も繰り返していると「あ、お水が飲みたいのかな?」など分かるようになります。飼い主さんが体を支えて歩くお手伝いをしてあげることは、筋力の低下を防ぎ、愛犬を寝たきりにさせないためにも、とても大切なことです。

最後に

愛犬が震える、ご飯を食べない、歩けない【高齢犬(シニア犬)のケアについて】

愛犬が高齢化しシニア犬になっても、愛犬ができることは介助をし、自分でさせてあげることが大切だと考えています。

シニア犬の体調は日々変化します。大変なこともたくさんありますが、それでも愛おしいシニア犬。

愛犬がいつまでも元気で飼い主さんの側にいてくれるように、愛犬のことをよく知り、穏やかな気持ちでケアをしてあげてください。