人とわんこが幸せに暮らす社会の実現を目指して、人と犬が楽しむことができるコンサートを開催する活動をされているTresの寺西さんを取材しました。5月に兵庫県内で行われたコンサートの様子をご紹介します。
わんこのためのカンタービレってどんなコンサート?
関西方面でワンちゃんと一緒に聴けるコンサートがあるというお声が届き、今回ドッグパッド編集部では、わんこのためのカンタービレを運営している、Tresの寺西さんにお話を伺いました。
Tres 寺西さん
わんこのためのカンタービレの代表、アンサンブルグループ「Tres」主宰。ピアニスト。
寺西さんは、愛犬のお楓ちゃんと松風ちゃんと暮らす愛犬家です。
Instagram:@cantabile_for_dogs
――わんこのためのカンタービレとはどのような活動なのでしょうか?
寺西さん:「わんこのためのカンタービレは、“人とわんこが幸せに暮らす社会の実現”のため、コンサートを通じて聴いてくださる全ての人やわんこに癒やしの空感と時間を共有することを目的にしたコンサートです。
コンサートを通して、犬と人が当たり前に、一緒に楽しめる社会の構築をすることを目指しています。
また、人とわんこが一緒に過ごす時間の共有だけでなく、プロが演奏する良い音楽を聴くことで、身体や心の底からリラックスしてもらうことも、大切にしているところです。
形式や利益、また名声のためでなく、誰でも良い音楽を聴けるコンサートであることも私たちのポリシーとして演奏会を開催しています。」
愛犬と聴けるコンサートをはじめたきっかけは?
――人と犬が楽しめるコンサートをはじめることになったきっかけは?
寺西さん:「私が子供の頃のpianoと犬との暮らしのなかであったり、ピアニストになってからの今のパートナー犬たちとの生活のなかでコンサートを開催したいという夢を実現させたものでして、
演奏会に来ていただけるお客様(飼い主さんとわんこ)が、心の底から楽しんで癒やしの時間を共有してもらえることが一番だと感じ、コンサートを続けています。
そもそも、人とワンちゃんはなぜコンサートを聴くのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。犬も、アコースティック楽器や歌声などの生演奏を聴くとα派が脳内に分泌され、身体も心も落ち着くと言われています。人だけでなくワンちゃんも一人のお客様ですので、癒しを感じられるコンサートにしたいと考えています。」
第11回わんこのためのカンタービレ〜愛犬と一緒に聴けるコンサートin プーティーカフェ〜の様子をご紹介
寺西さんは定期的にコンサートを開催しており、2023年5月には兵庫県姫路市で第11回わんこのためのカンタービレ〜愛犬と一緒に聴けるコンサートin プーティーカフェ〜が行われました。
ーーカフェで開催されたコンサートについてお話しいただけますか?
寺西さん:「コンサートというと、大きなホールで、大人数のお客様をイメージされる方もいらっしゃると思います。私たちも、ホールで大勢のお客様に演奏を届けることも多々あります。ただ、「わんこのためのカンタービレ」は、お客様(人やワンちゃん)のお顔が見えるコンサートとして、良い演奏を皆さんにお届けすることを目的にしています。
また、クラシックコンサートというと、ホールではもちろん飲食禁止というのが一般的ですよね。
こういったコンサートももちろん素敵ですが、このコンサートでは、「カフェでわんこと飼い主さんが、リラックスするような感じで、音を楽しんでほしい」という想いで、開催しております。
犬のイベントや商売としてではなく、縁を持って出会った人とワンちゃんとの癒しの時間にしていただきたいというのも私たちの活動のポリシーです。」
わんこのためのカンタービレの今後について
――愛犬と一緒に聴けるコンサートについて、今後の予定などあればお話いただけますか?
寺西さん:「わんこのためのカンタービレは今後も定期的にコンサートを行なっていく予定です。8月、12月、そのほかにもご依頼があった際に開催していきます。」
愛犬と一緒に聴けるコンサートに参加したワンちゃんたちをご紹介♪
当日コンサートに参加したワンちゃんたちの様子もご紹介していきます。
キコちゃん
ラブちゃん、ルークくん
ももこちゃん
メメちゃん
モモくん、バニーくん、琴音ちゃん、エマちゃん
ロイくん、リズちゃん
チェロ&リートくん
イチローくん
リサちゃん
ポンズくん
最後に
「人とワンちゃんたちのお顔が見えるコンサートとして、良い演奏を届けたい。」寺西さんの想いがたくさん詰まったわんこのためのカンタービレ。コンサートの様子はインスタグラムで公開されているのでチェックしてみてくださいね♪
わんこの為のカンタービレ公式インスタグラム @cantabile_for_dogs
取材協力/画像提供:Tres・わんこの為のカンタービレ
コメント