愛犬との車中泊は荷物も多いので、車選びが大切です。寝心地も車のタイプによって大きく異なります。
そこで車中泊でおすすめの車種をご紹介します。
今回はキャンピングカーではなく、普通車をご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください♪
車中泊は普通車でもできるの?
結論から言うと、普通車でも車中泊をすることはできます。
ただ、普通車での車中泊は車高も低いため、やや窮屈になってしまいます。
また、サブバッテリーやポータル電源などを積んでいない限り、エンジンを止めるとエアコンも止まってしまうので、温度調節が難しいのが難点です。
しかし、そのような難点はグッズを上手く活用したり、車中泊に向いている車種を選んだりすることによってある程度解決することができます。
そこで今回は、車中泊に向いている車種のご紹介をします。
ぜひ、参考にしてみてください♪
普通車で車中泊をするメリットとデメリット
普通車での車中泊のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
馬力や燃費が良い
キャンピングカーにも馬力や燃費が良いものもあるかと思いますが、普通車の方が馬力や燃費が良い傾向にあります。
車中泊はもちろん車移動で、高速道路なども使うことがあるかと思いますが、運転が楽なのは普通車ではないでしょうか。
経済的に燃費が良いのも助かります。
通勤や買い物など普段使いもできる
キャンピングカーでも通勤や買い物に使うことができますが、車が少し大きい車種が多いため、駐車場など少し不便に感じることがあります。また、普通車なら入れる立体駐車場なども車種によっては入れないこともあります。
その点、ほとんどの普通車は駐車場に困ることも少ないため、通勤などに普段使いすることができます。
キャンピングカーに比べて価格が安い
車種にもよって高い普通車もありますが、基本的にはキャンピングカーよりも安いものがほとんどです。
特に軽自動車は価格が安く、燃費も良く、車高が高いものもあり、1人と犬1頭で行く車中泊にはおすすめです。
デメリット
車内が少し狭く、設備も付いていない
キャンピングカーであれば、人が立てるくらい広い車種が多く、トイレやキッチンなども付いていますが、普通車は座って頭がぶつからないくらいの広さの車種が多く、トイレやキッチンなどの設備も付いていません。
そのため、車中泊をする際はいかに車内を広く有効的に使うかグッズなどを利用して工夫する必要があります。
また、設備もついていないので、トイレなどが近くにある駐車場を探して車中泊をする必要があります。
荷物の収納スペースが少ない
愛犬との車中泊では人の荷物と犬の荷物でどうしても荷物が多くなってしまいます。
キャンピングカーであれば車内が広いので収納スペースに困ることも少ないですが、普通車ですと、収納や荷物に工夫をして、荷物の量(かさ)を減らす必要があります。
温度調節が少し難しい
エンジンを止めてしまうとエアコンも止まってしまうので、温度調節が少し難しいです。
特に愛犬を連れた夏場の車中泊は、温度調整にすごく気を使わなくてはいけません。
荷物が増えてしまいますが、ポータブル電源やサブバッテリーなどを積んで扇風機を回したり、充電・電池式の扇風機を複数台持っていって回したり、さらに、愛犬には冷感マットなどを持っていくなど対策が必要です。
反対に冬場は、荷物は増えますが着こんだり、ホッカイロを貼ったり、シュラフを氷点下対応のものにしたりと少しの工夫で何とかなります。
そのため、普通車での車中泊は冬の方がおすすめです。
車中泊に向いている普通車の特徴は?
車中泊に向いている普通車の特徴を3つご紹介します。
フルフラットになる
座席を全て倒した時にフルフラットになる車種がおすすめです。
寝るときに凸凹しているのと、フラットにでき、平らなところに寝るのとでは、全然違います。
また、ちょっとした隙間に愛犬の脚が挟まってしまったり、落ちてしまったりするのを防ぐためにも、座席がフラットになる車種がおすすめです。
車高が高い
車中泊では、着替えや愛犬のお世話、寝床のセッティングなど、車の中で行う作業も結構多いです。
車高が低いと全て中腰で作業を行うことになるため、結構辛いです。
寝起きに頭をぶつけてしまうこともあります。地味に痛いですよね。
走行中、風にあおられやすいなどありますが、ある程度の車高があったほうが車中泊は楽です。
収納スペースが豊富
車種によっては座席の下など上手く収納できるようになっているものがあります。
普通車はキャンピングカーに比べ寝床のスペースを確保すると収納スペースが少なくなってしまう傾向があります。
車用のグッズなどを使って上手く収納することもできますが、元々車に上手く収納できるスペースが付いているものを選ぶととても便利です。
車中泊におすすめの軽自動車
【ホンダ】N-BOXG
全席シートをフラットの状態に倒すことができます。
シングルサイズのマットレスも敷くこともできます。
車高も軽自動車の規定の中で最大の高さになっています。
車種情報
価格:¥1,385,640~¥1,516,320
燃費:27.0㎞/L(JC08モード)
サイトURL:N-BOXG
【ホンダ】N-VAN
助手席側のドアが大きく開くのが特徴的です。
シートを倒した時に凸凹せず、真っ平になるのが特徴的です。
車高もあるので、車内での生活も楽です。
車種情報
価格:¥1,267,920~¥1,560,600
燃費:23.8㎞/L(JC08モード)
サイトURL:N-VAN
【ダイハツ】WAKE(ウェイク)※生産終了
荷室が広いのが特徴です。
シートを倒すとフラットになります。シートをフラットにしても一番後ろの下に収納できるスペースがあります。
車内のアレンジがしやすいのも特徴の1つです。
車種情報
価格:¥1,717,200~¥1,841,400
燃費23.2㎞/L~23.8㎞/L(JC08モード)
サイトURL:WAKE(ウェイク)
【スズキ】EVERY WAGON(エブリイワゴン)
軽自動車の中で一番車内の長さが長い車種になります。
シートを倒すとほぼ水平になります。
シンプルな長方形の形をしているので、車内空間を好きなように作りやすいです。
車種情報
価格:¥1,425,600~
燃費:16.2㎞/L(JC08モード)
サイトURL:EVERY WAGON(エブリイワゴン)
車中泊におすすめの普通車
【トヨタ】アルファード
後部シ座席をほぼフラットに倒すことができます。
また、一番後ろのシートを上に跳ね上げ、スペースを作ることもできます。
アルファードは、シートが高品質でフカフカなのが特徴です。
長時間の移動も疲れにくいです。
車種情報
価格:¥3,354,480~¥5,529,600
燃費:10.4㎞/L~18.4㎞/L
サイトURL:アルファード
【トヨタ】VOXY 煌
車高は140cmとお子様なら車内で立つことができます。
2列目のシートはグンと後ろに持っていくことができるので、移動中、愛犬のスペースとして広く作ってあげることもできます。
1列目と2列目もしくは2列目と3列目のシートを倒してフラットにすることができます。
車種情報
価格:¥2,839,320~
燃費:23.8㎞/L(JC08モード/ハイブリッド)
サイトURL:VOXY 煌
【ホンダ】ステップワゴン
100VのAC電源が付いています。
3列目のシートにもDC12Vの電源が付いています。
2列目と3列目のシートを倒して、フラットにすることができます。
室内の大きさは、高さ140.5cm×長さ322cm×幅150cmです。
車種情報
価格:¥2,455,920~¥3,350,160
燃費:17.0㎞/L(JC08モード)~25.0㎞/L(JC08モード/ハイブリッド)
サイトURL:ステップワゴン
【トヨタ】ハイエースGL
バンタイプで車内空間がとても広いです。
室内の高さも132cmあります。
2列目のシートをコンパクトに畳むことができ、運転席と助手席以外席をなくすことができます。
ですので、車中泊のアレンジがとてもしやすい車です。
車種情報
価格:¥3,562,920
燃費:12.4㎞/L(JC08モード)
サイトURL:ハイエースGL
まとめ
今回ご紹介した車中泊におすすめの普通車はいかがでしたでしょうか?
普通車での車中泊の場合は、寝心地を良くするためにもシートがフラットになることが必ず必要になってくるかなと思います。
愛犬との車中泊の計画を立てるときなど参考になれば幸いです。
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