寒暖差を感じる日が続いています。雪が多い地域では、特に気を付けたいしもやけ。愛犬たちも、私たちと同じようにしもやけになります。愛犬がしもやけになりやすい部位や原因、しもやけ対策などをご紹介します。
2月も雪の可能性が。愛犬の足元に注意しよう

大学の2次試験の頃になると、都内でも雪が降る傾向があります。
2021年は例年に比べ暖かいため、雨から雪に変わる可能性は低いとはいえ、まだまだ注意が必要です。
特に18日前後は、強い寒気が南下するため日本海側や太平洋側でも雪が降る可能性があると予想されています。
雪が降った後や、寒さが厳しい日に気を付けたい「愛犬のしもやけ」。
愛犬がしもやけにならないように、原因や症状、しもやけの対策について考えていきましょう。
肉球だけではない?愛犬がしもやけになる原因や部位

愛犬たちはどのようにして「しもやけ」になるのでしょうか?しもやけになりやすい部位や原因などをご紹介します。
愛犬がしもやけになる原因と症状
しもやけは、寒さによる血行不良が原因で炎症がおきることをさします。
これは人間も同じですね。症状も私たちとほぼ同じで、強い痒み・炎症による腫れなどがみられます。
しもやけになると、我慢ができないくらいの痒みにおそわれます。
愛犬たちは、強い痒みを我慢することよりも、舐めて痒みを緩和しようとします。
それが原因で、炎症が悪化してしまうこともあるため注意が必要です。
お散歩や雪遊びをした後に、愛犬が肉球をしきりに舐めていたら、肉球にしもやけによる炎症はないか、調べてあげてください。
肉球だけではない?愛犬がしもやけになる部位
愛犬がしもやけになる部位は、足の裏の肉球だけではありません。
血管が細く冷えやすい耳も、しもやけになりやすいため注意が必要です。
尻尾も、血行が悪くなりやすいため、しもやけになりやすい部位といえます。
しもやけになりやすい犬種
シベリアンハスキーなど、寒さに比較的強いといわれている犬種でも、しもやけになります。特に注意したい犬種は、耳が大きな犬種と寒さに弱い犬種です。
【耳が大きな犬種】
- ビーグル
- バセットハウンド
- ダックスフンド
- キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル など
【寒さに弱い犬種】
- パグ
- チワワ
- ミニチュア・ピンシャー
- イタリアン・グレーハウンド など
その他にも、体が冷えやすいシニア犬や子犬も、しもやけになりやすいため、しもやけ対策をしっかりとしましょう。
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愛犬のしもやけ対策をしよう

愛犬がしもやけにならないように、対策をしましょう。
寒い日のお散歩から帰ったら
気温が低い日のお散歩や雪の中を歩いた後は、愛犬の足や耳、尻尾が冷えています。しもやけを予防するために、水気をしっかりと拭き取り、温タオルやドライヤーなどで温めてあげましょう。
寒さ対策グッズを取り入れる
耳が大きなコには、耳まで隠れる洋服や、スヌードが最適です。
スヌードは、水ぬれや汚れ防止対策にもなります。洋服が苦手な愛犬でも取り入れやすいスヌードは、寒い季節の防寒対策として、おすすめしたいアイテムです。
足の冷えを緩和するためには、靴を履かせることもひとつの予防方法です。
寒さ対策グッズを上手に取り入れて、愛犬をしもやけから守りましょう。
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最後に

2月に入り、暖かいと思う日もあれば、冬が戻ってきたと感じるくらい寒い日もあります。まだまだ、寒さは続きそうです。
愛犬のしもやけ対策をしっかりとして、つらい痒みから愛犬を守りましょう。
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