犬と暮らす家やお部屋を探しているとき、どんなポイントを重視して選びますか?愛犬と安心して一緒に暮らせる物件探しをしている方に参考にしていただきたい、アパートやマンションと一軒家、それぞれの家選び・物件探しのポイントをご紹介します。
【犬と一緒に暮らす】ペット可のアパートやマンションのお部屋を選ぶ7つのポイント
まずは、アパートやマンションで愛犬と暮らす際の、お部屋選びのポイントからご紹介します。
1.愛犬の性格に合わせて階数を選ぶ
愛犬によっては、エレベーターを苦手に感じるコもいます。
エレベーターに乗ることが問題ないコや抱っこをしていれば大丈夫なコは、マンション上層部のお部屋も候補の回数になります。
しかし、エレベーターでの移動が苦手なコや、抱っこやカートに乗ることなどが難しいサイズの犬の場合は、選ぶ物件の階数が重要な問題となります。
もし、10階のお部屋を選んだ後で、愛犬がどうしてもエレベーターに乗れない、あるいは嫌がることが判明したら、毎日階段で行き来するのはとても大変です。
そのため、事前に愛犬が問題なくエレベーターに乗れるのかを確認した上で、お部屋の階数を決めるようにしましょう。
2.お部屋の広さは愛犬の大きさに合わせた物件を選ぶ
愛犬の大きさやその犬の運動量に合わせて、一緒に生活している姿を想像しながら物件を選びましょう。
特に、中型犬や大型犬の場合は室内での生活が窮屈にならないよう、1部屋の大きさが広めの物件を選んであげるとよいでしょう。
3.風通しが良いお部屋を選ぶ
犬は暑さに弱い動物です。特に夏場は、クーラーが効きやすく、日影がある風通しの良い場所を愛犬の居場所にしてあげましょう。
また、近所の方は意外とトイレの臭いや愛犬のニオイなどが気になります。
室内にニオイが充満しないためにも、風通しの良いお部屋を選ぶとよいでしょう。
4.収納が多めのお部屋を選ぶ
愛犬の荷物は、トイレシートや首輪、リード、おやつ、おもちゃ、洋服など意外とたくさんあるものです。
愛犬の荷物の量も考慮しつつ、室内に収納場所が多いお部屋を選ぶのもよいでしょう。
収納が少ないお部屋の場合は、お部屋選びの際に人の荷物だけでなく、愛犬の荷物をどのように置くかを想像しながら物件を選ぶことも大切です。
5.フローリングのお部屋は床材をどう工夫するか考えて物件を選ぶ
フローリングはつるつるしていて、犬にとっては滑って歩きづらい床材になります。
このため、フローリングで滑って関節を痛めたり、爪でフローリングに傷がついてしまう前に、カーペットやじゅうたん、フロアマットなどを敷いてあげることをおすすめします。
また、最近では、犬向けの滑り止めが効いたワックスも販売されているのでそちらを利用してみてもよいでしょう。
6.防音性能の高いお部屋を選ぶ
アパートやマンションの場合、お隣さんだけではなく、下の階や上の階の人まで音が響いてしまうことがあります。
愛犬が吠えてしまったり、歳をとってシニアになったとき、認知症のような症状で夜泣きをしてしまったりしたとき、ご近所迷惑にならないよう、室内の音が外に漏れにくいような遮音性の高いお部屋であることはとても大切です。
雷の音や花火の音など外からの騒音を怖がってしまう犬の場合は、室内の静けさが守られた性能の高いお部屋を選ぶことをおすすめします。
また、昼間は気にならない愛犬の床にあたる爪の足音でも、夜間になると下の階に音が響く場合があります。フローリングの場合は、ペット対応のフローリングに変更したり、カーペットやじゅうたんを敷くなどの対策をとりましょう。
7.夏は涼しく冬は暖かいお部屋を選ぶ
犬は暑さに弱い動物ですが、特に小型犬は寒さに弱い子も多いです。
このため、夏場は涼しく、冬場は程よく温かい環境を作ってあげることが大切です。
鉄筋コンクリートの建物は寒そうに思われがちですが、断熱材を完全に包み込んだ造りをしているため、高い機密性と断熱性があるため、夏は涼しく、冬は暖かいです。
【犬と一緒に暮らす】一軒家のお部屋を選ぶ7つのポイント
続いて、犬と暮らす一軒家のお家を探す場合での物件選びのポイントをみていきましょう。
1.愛犬の大きさに合わせた家の広さの物件を選ぶ
小型犬の場合は、一軒家であれば十分な広さが確保できているといえます。
愛犬のリフレッシュのために、お庭や少し広めのベランダがあると犬がより快適に暮らせます。
中型犬や大型犬の場合は、その子の運動量なども考慮して、少し広めのお庭がついていたり、リビングなどのお部屋が広めの物件を選んであげたりするとよいでしょう。
2.広めの玄関がある家を選ぶ
犬と暮らしていると、お散歩に行く前にリードを繋いだり、帰ってきて足を拭いたりと、玄関で行う作業は意外と多く、玄関スペースが狭いと少し不便なことが多いです。
特に中型・大型犬の場合は、広めの玄関の方がよいでしょう。
3.フローリング対策
アパートやマンションと同様、フローリングは滑りやすく、犬の関節を痛めてしまう可能性があります。
賃貸の場合は、カーペットやじゅうたんを敷いて、愛犬が滑らないよう対策をしましょう。
最近では、犬向けの滑り止めが効いたワックスも販売されているので、そちらを利用してみても良いかもしれません。
持ち家の場合は、カーペットやじゅうたん、フロアマット、コルクマット、フロアシートなどを敷いてもよいですし、ペット対応のフローリングに変更する、もしくは床材をフローリングからじゅうたんに変えるのも良いでしょう。
4.風通しが良い家を選ぶ
一軒家はアパートやマンションよりもお隣さんとの距離は遠いとはいえ、犬の臭いは気になるものです。
お隣さんだけでなく、来客があった時に「犬の臭い」でヒヤヒヤしなくて済むように、風通しの良いお家を選びましょう。
また、トイレのごみなどは密閉して、風通しが良く、直射日光があたらない場所に置いておくと、室内にトイレの臭いが充満せずに済みます。
5.夏は涼しく、冬は暖かいお家を選ぶ
犬と暮らすには、夏場は涼しく、冬は程よく温かい環境を作ってあげることが大切です。
例えば、スウェーデンハウスのように高気密高断熱のお家ですと、床暖房などをつけなくても冬は暖かく、夏は涼しいような家中が一定の温度に保たれるお部屋になります。
お家の中のクーラーが1台で済むくらいの高気密高断熱機能があると、電気代もかかりにくくなります。
6.収納が多めの家を選ぶ
家探しをする場合は、愛犬の荷物を収納できる場所がある物件がおすすめです。
特に玄関先に収納が多いとお散歩グッズなどを収納できて便利です。
収納が少なめのお家の場合は、どのように愛犬の荷物を置くか想像しながら物件を選びましょう
7.防音性能の高いお部屋を選ぶ
愛犬がお家の中で吠えると、外まで聞こえていることがあります。
昼間は周りの方も気にならないかもしれませんが、夜間は結構気になってしまいます。
愛犬が吠えてしまってもご近所の迷惑にならないよう、できれば遮音性の高い家を選びたいものではないでしょうか?犬の鳴き声が気になる方や雷の音や花火の音などを嫌がる犬と暮らしている場合は、壁や窓に、防音対策がされているお家を選びましょう。
大好きな愛犬といつまでも快適な暮らしを
今回ご紹介した家選びのポイントはいかがでしたでしょうか?
お家選びの際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コメント