公開日
2018/09/26

ドッグランのマナーを再確認しよう!

ドッグランは、公園などさまざまな場所にあり、ワンちゃんをノーリードで自由に遊ばせることができ、お散歩と違った開放感から、犬のストレス軽減にもつながります。しかし、ドッグランではルールを守らない飼い主さんもいます。自分ならいいかな。という考えが、他の利用者に大きな迷惑となったり、大きなトラブルや事故を起こすこともあるのです。今回は、ワンちゃんのドッグランでのマナーについて再確認します。

ドッグランで楽しい時間を過ごすために

「ドッグラン」は愛犬家が集まり、多くの犬が一緒に遊ぶことのできる施設です。犬達みんなが楽しく遊び、飼い主さんもワンちゃんも楽しい時間を過ごすためには、ドッグランのルールや規約を守り、マナーを守って利用する必要があります。

しかし、ルールやマナーを守らない一部の人のために、他の犬が楽しく遊べなくなってしまったり、他の飼い主さんが不快に思う場面に遭遇することがあります。実際に、目の前で自分の犬がトラブルに巻き込まれたことがあるのでご紹介します。

犬が追いかけられた例

ドッグランで愛犬と他の犬達が一緒に遊んでいたところ、フレンチブルドッグの多頭飼いの方がドッグランに犬を連れてやってきました。入り口に入ったと同時に一気に3頭の犬を放し、2頭が走り出しトップスピードのまま、そのまま一直線に遊んでいる犬達の輪の中に走って突っ込んできて、犬達はパニックになり吠えたり逃げたりしました。

私の犬は大型犬ですが、体型的には小さいフレンチブルドッグに横からタックルされた形になり、ひっくり返り飛ばされ大きな声で鳴きました。他の犬もタックルされて飼い主さんのところに逃げた犬もいましたが、3頭に一気に追いかけられて、フェンス沿いを全速力で逃げている犬もいました。でも、突然の出来事と、犬の速さについていけずどうやっても助けてあげることができません。「ひどいですよ!」と誰かが大声をあげると、飼い主さんと言い争いになり、ようやく多頭飼いの飼い主さんが大声で近づいて、3頭の犬を大きな声で怒鳴りつけ、犬をそのまま連れてドッグランを出て行きました。

こんなことが目の前で起こるとは、驚きましたが、その飼い主さんは常連さんではないものの、他の犬を追いかけさせて遊ばせるという目的でドッグランに定期的にやってきていたそうです。

本来は、コントロールできない犬をドッグランに放してはいけませんし、仲良く遊べない犬なのであれば多頭で連れてくると余計に犬の管理が難しくなります。ドッグランは犬と飼い主さんが楽しむための施設です。

ドッグランで楽しい時間を過ごすための6つのマナー

ドッグランに入る前にトイレを済ませましょう

ドッグランは、他の犬のにおいでいっぱいなので、犬にとって刺激的な場所です。他の犬が排泄したにおいの上にマーキングのためにおしっこをしやすくなるので、ドッグランに入る前にうんちやおしっこをさせておくのも、ドッグランのマナーです。もしドッグランの中でウンチをしたら、拾って持って帰るのは当たり前ですが、おしっこをしたら水をかけるようにしましょう。

予防接種やダニ・ノミ予防をしていないワンちゃんは利用を避けましょう

畜犬登録を行い、ワンちゃんに年1回の狂犬病予防注射を受けさせることは飼い主さん義務です。さらに、ドッグランでは感染症の予防のために、1年以内に混合ワクチンの接種をしている犬のみが利用できるというルールを設けている施設も多く、最近では、ドッグラン利用時に、狂犬病予防注射済証や混合ワクチンの接種証明書のコピーの提出を利用条件とする施設もあります。

ダニやノミは犬同士が接触して遊んだ際に、感染してしまうこともあるので、フィラリア予防とともに定期的な予防が必要です。

リードはいきなり取らず、中に入って愛犬が落ち着いてから取りましょう

ドッグランに先客がいたら、リードをつけたままドッグランの中に入り、他の犬達のところへ行き、「大丈夫ですか?」といった声かけを行って、愛犬が少し落ち着き、他のワンちゃんとの様子を見てから、ノーリードにするようにしましょう。

愛犬から目を離さず、トラブルが起きないよう細心の注意を払いましょう

よくある光景ですが、犬仲間とのおしゃべりに夢中になって、犬を見ていない飼い主さんもいます。見ていない間に、どこかでウンチをしているかもしれません。また、ちょっと目を離した隙にワンちゃんがトラブルに巻き込まれたり、他の人が入ってきた時に、入口から出ていってしまう可能性もあります。ワンちゃんを見守っていることもドッグランのマナーです

吠えたり他の犬を追いかけたりしないようにしつけておきましょう

犬が吠えたり、他の犬を追いかけてコントロールができない犬は、ドッグラン内で、ケンカや咬傷事故などのトラブルを引き起こす場合があるので、利用するべきではありません。もしどうしてもドッグランを利用したいのであれば、まずは犬に慣れる練習をする、訓練士に相談するといった対策をして、しつけをしっかり行い、犬のコントロールができるようになってから利用しましょう。

発情期(ヒート中)の犬の利用は控えましょう。

メス犬で発情期(ヒート中)のワンちゃんは、ドッグランの利用を控えましょう。ドッグランには不特定多数の犬が集まります。去勢手術をしていないオス犬は、メス犬のヒートのにおいを嗅ぐと、興奮して、吠えたり、メス犬を探すことに必死になってしまいます。

犬の遊ぶ区域を守る

大きなドッグランでは、小型犬用、中型犬以上用、フリー用といった区域を分けた施設もあります。これらの区域を守って利用することが、ドッグランでのトラブルが起こりにくいです。小型犬の場合、うちの犬は大型犬に慣れているから大丈夫という判断も、体の大きな犬が上から乗ったり、じゃれているうちにケガをしてしまう可能性もあります。

他の犬を勝手に触らない

愛犬のことは飼い主さんにしかよくわかりません。いつも慣れているワンちゃんであれば、問題ありませんが、知らない初対面の人の犬をドッグランの中で勝手に触ったり、抱き上げたりしないようにしましょう。もしかしたら、人が苦手であったり、健康上に問題がある犬かもしれませんし、びっくりした犬に咬まれることもあります。必ず「触っていいですか?」と飼い主さんに確認しましょう。

おもちゃの使い方

ドッグランでおもちゃやボール投げをして遊ぶ飼い主さんも多いですが、施設によってはトラブルを防ぐために使用禁止の場所もあります。他のワンちゃんがいる状況では、ボール遊びをすることで犬が興奮したり、ケンカの原因となるからです。使用するドッグランがおもちゃの使用がOKなのか確認して、状況をみて遊ぶようにしてください。

※おもちゃと同様にケンカや誤飲を防ぐために、ワンちゃんのおやつや人間の食べ物の持ち込み、飲食禁止にしている施設は多いですので、前もって確認してください。

写真撮影やSNSのアップ

携帯電話は便利で、可愛い犬の写真や動画をすぐにSNSにアップすることができます。たまに、愛犬のお友達だからと、勝手にワンちゃんの写真を撮っていたり、写真をアップしたいがためにしつこく犬の名前や年齢を聞いてくる飼い主さんもいます。

最近問題となっているのはSNSです。SNSは、撮影した場所や時間、犬の写真で犬種と名前が一致すると、飼い主さんやワンちゃんが特定されてしまうこともあります。いくら自分の犬が可愛いから、ワンちゃんと遊んでいる感を出したいからと、勝手に撮影するのはNGです。もし撮影したい場合は、撮っていいですか?SNSに載せてもいいですか?と確認するようにしましょう。飼い主さんのプライバシーを侵害しないということも、ドッグラン利用の新しいマナーといえるでしょう。

ドッグランに行くときの持ち物

  • 首輪とリード
  • 首輪に狂犬病予防注射済票をつけておく
    必要であれば、狂犬病予防注射済証やワクチンの接種証明書のコピー
  • うんち袋
  • おしっこをしたらかける水
  • 食器と飲み水
  • タオル
  • おもちゃ

まとめ

ドッグランをみんなが楽しく使えるように、飼い主さん1人1人がルールとマナーを守って、一緒に遊ぶ犬達や、次に使う人のことを考えた行動をしましょう。他に誰もいないから、自分だけなら、少しだけなら、他の人もやっているからという考えが、みんなが楽しくドッグランを使えなくなってしまうことに繋がります。

公園のドッグランなどは、ボランティアさんがお掃除をしたり、管理をしていることもあります。ずっと使えるドッグランであるように、みんなでマナーを守って利用しましょう。