公開日
2020/05/18

ワンちゃんが見せる『好きな人への態度』と『嫌いな人への態度』

私と他の人で愛犬の態度が違う!そう思ったことはありませんか?ワンちゃんが見せる好きな人への態度と嫌いな人への態度や、ワンちゃんにもし嫌われてしまった場合、どのようにしたら良いかなどをご紹介します。

犬は相手によって態度を変える?

私と他の人で愛犬の態度が違う!と思ったことはありませんか。もちろん犬も人間と同様、苦手な人と安心ができる人が存在します。犬も好きな人や安心ができる人と、嫌いな人や警戒が必要だと思う人によって態度をかえます。

これは、本能的に自分を守るための行動といっていいでしょう。

犬は言葉を使わないかわりにからだの動きや行動、態度などで感情の表現をします(犬の専門用語でこれをボディランゲージといいます)。

犬の行動や態度はパターン化されているため、犬の態度を見て「好かれている!」「嫌われている?」と思うことがあるのです。

これからご紹介をするボディランゲージは犬の行動の一例です。絶対的なボディランゲージを読み取るには犬のからだ全体、前後のしぐさなど総合的に犬や環境を観察する必要があります。そのため表現が曖昧になっているところがあることをご了承いただけたらと思います。

犬が好きな人に見せる態度

犬が好きな人に見せる態度をご紹介します。愛犬がこの行動や態度をしていたら、好かれている、安心できる存在だと愛犬に思われていると考えてよいでしょう。

しっぽを振って近寄ってくる

しっぽを振る行動は犬が喜んでいる代表的なしぐさです。しっぽと一緒におしりも一緒に振っている場合「すごく好き!」や「すごく嬉しい!」と愛犬が思ってくれていると考えてよいでしょう。

ですが、ゆっくりしっぽを振っている場合は意味合いがかわります。

ゆっくり左右にしっぽを振っている場合は「警戒」の意味があります。

おしりごとしっぽを振りながら近寄ってくるなら「好き!」という態度ですが、ゆっくりしっぽを振りながら近寄ってくる場合は、犬に警戒され、その人を観察するために近寄っていると考えられます。

おなかをみせてくる

愛犬がおなかを見せる態度は、好意の意味もありますが、そうでない場合もあります。おなかを見せて眠る「へそ天」は、安心しているからこそできる態度です。

また、飼い主さんの帰宅時などにおなかを見せて喜ぶ愛犬もいます。この行動も「好き!嬉しい!」と考えてよいでしょう。

ただ、遊んでいる最中などに愛犬がおなかを見せたら「降参!もう勘弁して!」というサインかもしれません。他に「あなたに危害を加えるつもりはありません」という意味でもおなかを見せる場合があります。

後ろ足で立ってジャンプする

愛犬がお散歩に行く前や、食事の前に見せる「嬉しさ」を表現する態度です。

嬉しくて興奮をしているときに見せることが多く、飼い主さんが近くに来たときや、自分から近寄り、後ろ足で立ってジャンプをするなら「好き」という態度と考えてよいでしょう。

おしりをくっつけて座る

愛犬がリラックスしているときに、飼い主さんにおしりをくっつけて座ったら、安心感や信頼など「好き」というプラスの感情といえます。

飼い主さんへの信頼が厚く、深い絆があると考えてよい嬉しい行動です。

犬が嫌いな人に見せる態度

犬が嫌いな人に見せる態度をご紹介します。この態度を犬がしていたら嫌らわれているという意味も含め「警戒意識」や「恐怖心」を持たれていると考えてよいでしょう。

しっぽを下げる

犬が恐怖を感じているとき、しっぽを下げます。

もともとしっぽが下がっている犬種もいるため、見極めのポイントは「その前のしっぽの状態」です。上がっていたしっぽが、その人を見て下がったなら警戒や恐怖、緊張などと考えてよいでしょう。

吠える

知らない犬に吠えられた場合、あまり積極的に近寄らない方がよいでしょう。

犬が吠えるときは「怖いからこっちへ来ないで!」という意味や「侵入者が来たから追い払う」という警戒の意味などがあります。

後者の場合、人の顔を見て吠えることが多く、知らない犬に顔を見て吠えられたなら、近寄らない方がいいでしょう。

また、鼻先(マズル)にしわを寄せて吠えている場合や、うなっている場合も同様に犬に好意を持たれているとはいえません。

視線をそらす

犬が対象の人や犬と関わりを持ちたくないときなどに、視線をそらすことがあります。このような場合、無理に犬と視線を合わせないようにしましょう。

無理に視線を合わせようとすると、犬にストレスがかかり、苦手意識を持たれ、今以上に嫌われてしまう可能性もあります。

犬に苦手意識をなくしてもらうためには

犬に苦手意識をなくしてもらうためには、ゆっくりと時間をかけて犬が怖がらないように接しましょう。例えば、遠くから犬が好きなおやつなどを与え続け、もともと持っていたマイナスの意識をプラスに変えていきます。

犬が怖いと思うことをしないだけでも、苦手意識が軽減していく可能性もあります。

ゆっくりと焦らずに犬と良い関係を築いていきましょう。

最後に

犬に好かれる方は、犬に怖がられない要素を持っていることが多く、嫌われてしまう方はその逆といえます。

愛犬が喜んでくれたり、自分のことを好きだというしぐさをしてくれたりしたとき、なんとも言えない嬉しさがこみあげてきます。また、犬に警戒されているしぐさが分かれば、悲しい事故が防げます。

「好き」と「嫌い」このような、犬たちのサインを覚えていただき、愛犬と楽しい時間を過ごしていただけたら幸いです。