公開日
2017/03/10
更新日
2018/05/17

犬に与える水は水道水 or ミネラルウォーター?

多くの動物にとって、水は生きる上で欠かせないものです。当然、ワンちゃんの場合もそうですよね。あなたは、ワンちゃんにどのような飲み水を与えていますか??実は、この飲み水の種類が、犬の健康に大きく影響するのです。今回は「ワンちゃんに与える飲み水」についてまとめたのでご紹介します!

水道水とミネラルウォーターの違い

水道水について

水道水には水道法で定められた水質基準があり、毎日連続的に飲んでも、健康に影響が生じないように、という観点で基準を定めているそうです。

「水道水はあまり体に良くないのでは…?」とネガティブなイメージを持つ人もいますが、決してそんなことはありません。

ちなみに東京都の水道局では、常に水質の安全を確認するため、水道水で金魚を飼育し、高水準な水質管理を行なっています(^^)

農薬類や水質基準項目など、合計200項目以上を調べるのだとか。

 

ミネラルウォーターについて

ミネラルウォーターはに、食品衛生法で定められた水質基準があります。
水質検査項目は、原水の状態で18項目が基準値をクリアしていれば、ミネラルウォーターとして販売可能。

ミネラルウォーターは食品として「味わう」ものであり、ライフラインである水道水のように「毎日連続的に飲むもの」という概念はないのです。
そのため、「飲んでもすぐに健康に影響を及ぼさない」ということが検査の基準となります。

 

水道水とミネラルウォーターの比較

水道水とミネラルウォーターの検査の基準値を比較して見ましょう。

【カドミウム】
・水道水=0.003mg/L以下
・ミネラルウォーター=0.01mg/L以下

【ヒ素】
・水道水=0.01mg/L以下
・ミネラルウォーター=0.05mg/L以下

 

数値を比較してみると、水道水に定められた基準の方が厳しいということが分かります。
世界的に見て日本の水道水は、飲料水としても安全だと言われているだけのことはありますよね。

 

ワンちゃんには水道水

水道水とミネラルウォーターの違いについては分かりましたが、結局、ワンちゃんにはどちらを与えればいいのでしょうか?

 

「水道水では塩素が心配…」という声もありますが、実は犬の飲料水としては水道水で充分なんです。
それでも不安なら、浄水器を取り付けたり、ろ過器のついた飲料食器を使用するといいでしょう(^^)

一方ミネラルウォーターは、マグネシウムやその他ミネラル分などの豊富な栄養価が、ワンちゃんの体にとっては多すぎるのだそう。

毎日与え続けると、お腹の調子を悪くしたり、泌尿器に悪影響が出ることも。

 

ちなみに、沸騰させたお湯を冷ました、いわゆる「湯冷まし」がいいという話もありますが、それでは水に含まれていた酸素などが全て失われます。
結果、「良くも悪くもないただの水」になってしまいうので、手間をかけた所であまり意味がないかもしれません。

もちろん個体差などもあり、一概にそうだとは言い切れないのでご注意を。

 

ワンちゃんに与えても大丈夫な飲み物

夏バテや熱中症で水分補給が必要なのに「水を飲んでくれない…」などという場合、試しに水以外のワンちゃんに与えてもOKな、以下の飲み物を与えてみましょう。

・麦茶
・杜仲茶
・黒豆茶
・甜茶
・ゴーヤ茶
・そば茶
・たんぽぽ茶
・昆布茶
・柚子茶
・ハーブティー
・ルイボスティー
・ペット用ミルク
※全てノンカフェインのもの

これらの飲み物は日常的に与える必要はなく、飲ませることで健康になるということではありません。
あくまでも水分補給として与えましょう。

 

ワンちゃんに与えると危険な飲み物

・コーヒー
・紅茶
・緑茶
・日本茶
・ウーロン茶
・ほうじ茶
・玄米茶
・玉露
・アルコール
・カカオ類が入ったドリンク
・人間用の牛乳
・人間用の栄養ドリンク

 

 

多くの動物にとって、水分補給は生きる上でとても重要です。

人間は食事からある程度の水分を摂取できますが、犬の場合はドッグフードに含まれる水分は10%程度だそうで、食事から摂取できる水分はほとんどありません。

食事だけでは充分な水分を補うことができないワンちゃんには、こまめに新鮮な水を与えてあげるよう、心がけてあげてくださいね(^^)