2017/07/25

台湾にヒアリ探知犬?!知っておきたいヒアリ対策

「世界の侵略的外来種ワースト100」にも入っている、恐怖の外来種ヒアリ(fire ants)。各国で猛威を振るっています。2017年7月には横浜の本牧ふ頭で700匹ものヒアリが確認されました。そんな中、とあるニュース番組で見かけた、麻薬犬ならぬ「ヒアリ探知犬」。10年以上ヒアリ対策を行っている台湾ではヒアリ探知犬の力を借りて駆除をおこなっているそうです。今回はヒアリ探知犬についてと、犬を飼っている方には特に知ってほしい、ヒアリに刺された時の対策をご紹介いたします。

ヒアリって何?

 

ヒアリ(火蟻)
別名:アカヒアリ 学名:Solenopsis invicta
赤茶色の小型のアリで、腹部は濃く黒っぽい赤色。
体の間にあるコブが特徴。
体調2.5~6ミリで、土でアリ塚を作る。
毒性が強く、毒針で刺されるとアレルギー反応により死に至ることもある。

ヒアリは南米原産で、「世界の侵略的外来種ワースト100」に国際自然保護連合が選定されています。アメリカでは年間100人以上がヒアリに刺されて被害を受けており、近年は、南米・北米と中国の貿易が活発になるにつれ、中国、台湾、東南アジア、オーストラリアなどにも入ってきたそう。特に中国や台湾では多数のヒアリが定着・繁殖し、目撃情報や被害も多いようです。

ヒアリを見つける!ヒアリ探知犬

台湾では2003年ごろからヒアリが定着し、被害をうけるようになってしまいました。
巣が大きくなる前に殺虫剤を撒くことで拡大を防ぐことができるようです。
そんな中、2009年に台湾でヒアリ探知犬の導入がはじまりました。
ヒアリ探知犬に選ばれた犬種は、ビーグル犬。
ほかの犬種よりも嗅覚がすぐれていて、人間が見つけられないような巣もヒアリの匂いを嗅ぎ分けて探し当てることができるのだそう。

ほ~。かしこいですね~(^^)

あっ、愛犬家の方々、安心してください。
トレーナーの方はこまめに探知犬の足の裏を確認し、ヒアリに刺されていないかチェックしているそうですよ。

刺されたときの症状と対処法

人の場合

【症状】
・激しい痛みとかゆみを伴う
・呼吸困難になることも
・刺された部分から腫れが広がり、じんましんがでてくることがある。
※ヒアリの毒に対する反応は人それぞれですが、アナフィラキシーショックになる可能性もあり、ハチアレルギーをもつ方は特に注意を!

【対処法】
刺された直後は激しい運動はせず、20~30分は安静にしていましょう。
その間に症状が悪化していなければ、ゆっくりと移動して病院へ行き受診してください。

犬の場合

【症状】
・地面をゴロゴロと転がる
・震えだす
・患部をずっと舐める、噛む
ワンちゃんも人間と同様に、刺された直後に痛みを感じ、その後、かゆみが出てきます。その不快感を解消しようと上記の行動に出ることがあるそう。

【対処法】
まずは、仲間が次々と襲ってくることがあるので即座にその場から離れましょう。
そしてタオルや手袋等を使いヒアリを取り除いてあげてください。

わたしたちに出来る事は?

日本での対策として、拡大する前につぶしていくことが大切。
新しくヒアリ探知犬の導入も考えられますが、訓練費や時間もかかりますし(1匹につき1年訓練で約200万円!)なにより探知犬たち自身も被害を受けてしまう可能性があります。
日本のセンサー技術を使って何とかしてもらいたいものですね…(^_^;)

今、わたしたちにできる事として、
・ヒアリについての知識・対策を知る
・蟻の巣を見つけたら地元の自治体や環境省にすぐ連絡する
などがあります。
安心してワンちゃんと散歩をするためにも、早期発見と対処をしていきたいですね。