公開日
2018/06/01
更新日
2018/06/04

トイレトレーニング【基本〜お留守番編】

皆さんの愛犬は決まった場所にトイレできていますか?
トイレの失敗は掃除など飼い主さんへの負担も大きくなります。
決まった場所で決まった範囲内にしてもらえるよう、今回は基本的なトイレのしつけからお留守番中のトイレまでご紹介します。
愛犬のトイレトレーニングでお悩みの方は是非参考にしてみてください。

始める前に知っておきたい大事なポイント

トレーニングを始める前にまずはポイントをおさえておきましょう。

①トイレは静かな場所に

トイレは静かな場所に置いてあげましょう。
人もそうですが、がやがやしたり、人が良く通ったりする場所ですと落ち着いてトイレすることができません。
ですので、リビングなどではなく、廊下など人の出入りが少なく、落ち着いてトイレができる静かな場所に置いてあげましょう。
しかし、普段愛犬が過ごしている場所から遠すぎると、間に合わずにお漏らしをしてしまう場合があるので注意しましょう。

②叱らない

トイレを失敗してしまっても叱ってはいけません。
ついつい叱りたくなってしまう気持ちも分かりますが、叱ってしまうと愛犬は「排泄したから怒られた」と勘違いしてしまったり、逆に怒っているテンションを喜んでいるテンションだと勘違いして「排泄したら褒められた」と間違えてとらえられてしまったりすることがあります。
ですので、トイレトレーニングに関しては叱ることはNGです。

もし失敗してしまったら、騒がずに黙って片付け、ペット用の消臭スプレーなどで徹底的に消臭しましょう。

③成功したら思いっきり褒める

愛犬が決められた場所でトイレできたら、ものすごく褒めてあげましょう。
「排泄をすることはいけないことではない」ということや「その場所が正しい場所である」ということを理解させ、身に着けてあげる必要があります。
できたらご褒美なども使って褒めてあげましょう。

④トイレは常に清潔に保つ

犬は意外と綺麗好きです。
嗅覚がとても優れていて、自分の排泄物の匂いを避ける傾向にあります。
ですので、トイレが汚いと嫌がって我慢してしまったり、他の場所にしてしまったりすることがあるので、常に清潔に保つようにしておきましょう。

⑤犬の居場所を作ってあげましょう

犬は室内飼いの場合、家全体を巣としている場合が多いです。
基本的には犬は巣の近くでトイレを行わない本能があります。
ですので、犬の居場所を家全体ではなくハウスやケージなどを使って、専用のスペースを作ってあげましょう。
その居場所からなるべく離した静かな場所にトイレを作ってあげることで、トイレをすることへの抵抗が減少します。

【準備】トイレのしつけに必要なもの

では早速始めるにあたって、トレーニングに必要なグッズを準備しましょう。

・トイレシート
・サークル
・消臭剤
・ケージもしくはクレートなど普段の居場所になるもの
・ご褒美のおやつ

以上のものが必要になります。
トレーニング中は、トイレシートは少し多めに用意してあげましょう。

【実践】基本的なトイレのしつけ方

では、実際にトレーニングの方法を見ていきましょう。
トイレトレーニングの際の原則として、失敗してしまっても叱るのは絶対NGです。
叱ってしまうと、「トイレしたこと自体がいけなかったのかな」とか逆に、叱ったテンションを喜んでいるテンションと勘違いしてしまうことがあります。
ですので、失敗したら叱らず、静かに片づけましょう。

①トイレと普段の居場所を作る

まずはできるだけ静かな場所にトイレを作ります。
男の子で足をあげてトイレをする子の場合は写真のように、サークルの内側の側面にトイレシートを貼り付けます。
女の子や脚をあげない男の子の場合は、トイレシートを敷いた上にサークルをのせます。
サークルの大きさは、本来トイレにしたい大きさより大きめのものを使用してください。

次に愛犬の居場所を作りましょう。
ケージやベッドで、なるべくトイレから離れた場所に作ってあげましょう。

②タイミングを見計らってトイレへ

成犬の場合、基本トイレのタイミングは朝夕の2回です。
また、トイレをしたい仕草が分かるときはそのタイミングでトイレに連れていき、サークルの中に入れます。

③トイレ中は掛け声を

トイレの場所まで誘導したら、排泄を促すのと、トイレをしていい場所だと分からせるために「ワンツー」など決まった言葉で掛け声をかけてあげます。
この掛け声は、トイレをし始めるまでかけ続けます。

④出来たらものすごく褒める

決まった場所できちんとトイレができたら、思いっきり褒めてあげましょう。
ご褒美をあげるのも効果的です。
思いっきり褒めてあげることで、愛犬は良いことをしたと認識することができます。

①~④の工程を根気強く繰り返します。

また、トイレのスペースを小さくしたい時は、サークルごと徐々に狭くしていきます。

サークルをなくしたい時は、サークルをつけたまま、中に敷くトイレシートの面積を徐々に減らしていきます。
犬は、足の裏の感覚でトイレをする場所を決めています。
ですので、徐々に減らすことで、トイレシートと普通の床の違いを分からせてあげる必要があります。

【実践】お留守番中のトイレのしつけ方

お留守番中にお漏らしをしてしまう場合は、まずお留守番以外の時間帯で決まった時間にトイレをさせる習慣をつけましょう。
ごはんの後やお散歩のときなど1日に数回させてあげましょう。
また、ケージに水入れをつけている場合は、外してみましょう。
外す代わりに脱水にならないためにも決まった時間やご飯と一緒に水分を取らせてあげましょう。

飼主さんが見ていないところであえて違う場所でトイレしてしまうのは構って欲しい合図です。
その場合は、構ったり騒いだりせず、黙って片付け、匂いが残らないように徹底的に消臭しましょう。
また、お留守番や目を離すときは、ケージの中に入れてみましょう。

病気などが原因でお漏らしをしてしまう場合は、無理はさせずに、おむつやトイレシートをケージに敷いてその中でお留守番させるなどしましょう。

成犬からのトイレトレーニングは遅い?

成犬になってからしつけを行うのは子犬の時に比べてとても大変です。
なぜなら、すでに正しくないトイレの習慣が身についてしまっているからです。
人もそうですが、長らく続けてきた習慣をいきなり変えるのはとても大変なことですよね?
ですので、成犬になってから改めてトイレトレーニングを行うのは根気と時間が必要になります。

しかし、あきらめる必要はありません。
時間はかかりますが、根気強く繰り返しトレーニングを行っていれば、成功するときは必ずやってきます。
愛犬とともに少しずつ努力することがとても大切です。

まとめ

生理現象なので、ワンちゃんはタイミングや場所お構いなしにお漏らししてしまいます。
ですが、お漏らしをしないようにトイレトレーニングをしていれば、どんな場面でも飼い主さんとワンちゃんが楽しく過ごすことができます。トイレトレーニングを覚えるまでの時間はワンちゃんそれぞれで大きな差があります。
「トレーニング」や「しつけ」という表現をしていますが、愛犬が自然に覚えるまでそっと「サポートをする」のが飼い主としての役割と言えるでしょう。