みなさん「ディスクドッグ」というものはご存知ですか?
私は以前、ディスクドッグの大会に毎週末出場するほど“どハマり”しており、このディスクドッグの楽しさをたくさんの愛犬家の皆さまに知ってもらいたい!ということで、久しぶりに大会に出場してきました!今回はその大会の様子をお届けします!
ディスクドッグって何?
まずは「ディスクドッグ」というドッグスポーツをご存知でしょうか?
ディスクドッグとは、人間が投げたディスクをワンちゃんが追いかけ、空中でキャッチすることにより得られるポイントを競うドッグスポーツです。
ディスクのことをフリスビーと呼ぶ場合もあります。
必要なものは、ディスクと広めの芝生だけ。誰でも簡単に始められるので、実はすごく身近なドッグスポーツです。
ディスクドッグには大きく分けて2つの種目があります。
スケートに例えると、スピードスケートとフィギュアスケートのように分けられます。
1つは、同じ投げ方で、1枚のディスクで距離と正確性を競う「ディスタンス」というスピードスケートのような競技。
もう1つは、複数枚のディスクでいろいろな投げ方をし、パフォーマンスと正確性を競う「フリースタイル」というフィギュアスケートのような競技です。
大会はランクや種目ごとにクラス分けされていて、ワンちゃんの大きさや・年齢、飼い主さんのディスクを投げる技術などに合わせて選ぶことができます。なので、老若男女・犬種問わず、どんな方やワンちゃんでも楽しむことができます!
NDA(ナショナルディスクドッグアソシエーション)について
今回、私が参加したのはNDA(ナショナルディスクドッグアソシエーション)様主催の埼玉県・秋ヶ瀬公園で開催された大会です。
ディスクドッグ大会の主催団体はいくつかありますが、NDA様はそのうちの1つです。
「ワンDAY!犬と遊ぶ休日」をスローガンとしている団体で、大会に参加している皆様はとても友好的で温かく、そして全力でディスクドッグを楽しんでいます。
その他にも、ワンちゃんのしつけ方・接し方などの指導や、動物愛護の精神向上などの活動にも取り組んでいます。
ディスクドッグ大会当日の1日の流れ
まず、自分たちの控室となるタープをたて、持ってきた荷物を入れます。
AM7:00に受付開始。
受付をするとこのようなプログラムとディスクが貰えます。ちなみに参加した2016-2017シーズンは、15周年を迎えるそうで、今シーズンのディスクデザインは少し豪華でした!
開会式が始まるまでコートが解放されるので、ディスクを投げる練習ができます。
奥に小さく練習している方々が写っています。
AM8:00、開会式がスタート。
少しだけお時間を頂戴してご挨拶させていただきました。
開会式が終わると、いよいよお待ちかねのゲームスタート!
ゲームは、クラスごとに行われます。
この日はディスタンスクラスの競技のみが開催されました。
ディスタンスクラスは、1ラウンドを1分間として2ラウンド行い、ワンちゃんがディスクをキャッチして得たポイントの合計点で順位を競います。
そして1・2ラウンドの合計点が高かったチームは、さらに決勝戦に進むことができます。
午前中に1ラウンド、午後にもう1ラウンド、夕方ごろに決勝戦が行われます。
ゲーム中はBGMが流れ、MCの方が盛り上げてくださいます!
ゲームが終わった後は、各クラス上位3位までのチームの表彰式と閉会式がコート内で行われます。
その後、控室として使っていたタープなどを片付けて大会が終了となります。
私たちが出場したクラスとその結果は?
今回編集部が参加したのは3つのクラスです。
1つずつ見ていきましょう。
まずは、私と愛犬の宇多右衛門(うたえもん)チームで参加したレディースクラス。
レディースクラスは投げ手が女性限定の中級~上級クラスになります。
結果は、宇多右衛門はやる気満々でした!しかし、私が久しぶりの参加ということで上手くコントロールして投げられず、残念ながら以前のようなプレーができませんでした。
宇多右衛門が頑張ってキャッチしてくれて、1ラウンド目は1投、2ラウンド目は2投キャッチすることができました。
続いては、私と愛犬の大左右衛門チームで参加したベテランズクラス。
ベテランズクラスはワンちゃんの年齢が8歳以上のクラスです。
ワンちゃんの体調や体力を考慮して、このクラスは1ラウンドのみとなります。
ゆったりとほのぼのとした雰囲気の中、ゲームが行われました。
現役の頃はバリバリに活躍してくれた大左右衛門。
11歳ということで走るスピードはゆっくりでしたが、気持ちは若い頃と変わらずに全力で楽しんでくれていました。
最後、スタッフのCHANと愛犬のなっちちゃんチームで参加したのはチャレンジゲーム。
このチャレンジゲームは、投げるものは何でもOK。キャッチできなくてもしっかり持って帰ってくることでポイントが獲得できます。
初心者向けのクラスで、「ディスクが投げられない」とか「投げてもまだワンちゃんが上手くキャッチできない」という方でも安心して参加できるクラスです。
初めての大会参加で、なっちちゃんは緊張気味のようでしたが、パートナーのCHANと楽しそうにコート内を走り回っていました。
その他のクラスの紹介
今回、私たちが出場したクラスの他にもNDAにはたくさんのクラスがあるのでご紹介します。
【ディスタンスクラス】
スーパークラス
NDAで1番レベルが高く、上級者向けのクラスです。
男女や犬の大きさを問わず、どのチームも参加することができます。
ドギーズクラス
中級~上級者向けのクラスです。
ワンちゃんの体高が40cm以下のチームが参加することができます。
S2クラス
中級者向けのクラスです。
スーパークラスへのステップアップのためのクラスで、男女や犬の大きさを問わず、どのチームも参加することができます。
タイムトライアル
2投決められた距離以上を投げ、キャッチを成功させます。それがいかに早くできるか、スピードを競うクラスです。
男女や犬の大きさを問わず、どのチームも参加することができます。
フレッシュマンズクラス
初級~上級者向けのクラスです。
とにかく楽しむことが目的としたクラスで、男女や犬の大きさを問わず、初心者のチームは参加することができます。
プラクティスゲーム
男女や犬の大きさ、チームのレベルを問わず、どのチームも参加することができます。
本番と同じ環境で練習するためのクラスです。
キッズクラス
投げ手が小学生以下のチームが参加できるクラスです。ワンちゃんの年齢は問いません。
このクラスは、ご家族も一緒にコート内に入ることができます。
【フリースタイル】
フリースタイル
音楽に合わせて華麗なジャンプや回転などをしながらディスクをキャッチし、パフォーマンス性や正確性などから点数をつけ競うクラスです。
中級~上級者向けのクラスです。
フリースタイルトライアル
上のリースタイルのクラスと同じようにパフォーマンス性や正確性を競うクラスです。
初心者や調整中のチーム向けのクラスです。
大会に参加してみて
今回、取材させていただきましたNDA様の参加者の皆さま、取材にご協力いただき、ありがとうございました。
久しぶりのディスクドッグ大会に参加し、ゲームの成績は残念な結果となってしまいましたが、時間を忘れて愛犬と思いっきり遊ぶことができました。
宇多右衛門と大左右衛門のキラキラと楽しそうな姿を見ることができ、あっという間に1日が終わってしまうくらい、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。
また、久しぶりの参加でしたが、懐かしい仲間がたくさん声をかけてくださりとても嬉しかったです。
最後に
ディスクドッグは難しいスポーツではありません。
まずは初めて見ることが大切です。
みなさんもぜひ、ディスクドッグにチャレンジして愛犬と楽しい休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介させて頂いた団体
NDA(ナショナルディスクドッグアソシエーション)
TEL:03-6904-7740
FAX:03-6904-7810
営業時間:9:00~18:00
住所:〒177-0044 東京都練馬区上石神井3-4-17-101
公式ホームページ:NDA(ナショナルディスクドッグアソシエーション)