暑い季節に愛犬と車で出かけるとき、停車中はエンジンをかけられない、あるいはかけにくいので小さな扇風機が車内に1つあると便利です。キャンプや車中泊はもちろん、自宅でもコンセントのない場所で使える「持ち運びできる扇風機(サーキュレーター)」を3つ紹介します。
犬の体温は扇風機に当たるだけでは効果的に下がらない

犬はパンティング呼吸によって体の熱を放出させるため、人のように全身から汗をかくことはなく、汗をかくことによる気化熱で体温を下げることはできません。
このため、暑がる犬に扇風機を当てても、体温を効果的に下げることはできませんが、窓を開けて涼しい空気を室内に入れたり、エアコンを使用する際に、扇風機(サーキュレーター)を併用することで、室内の空気を循環させることでより効果的に犬の体温を下げることができます。
また、空気の循環の他にも、クールボードやクールマット、クールベスト、保冷剤、などと扇風機を併用することで、効果的に熱中症対策や暑さ対策ができます。
扇風機の使い方では犬の体温が下がりすぎてしまうこともあるので注意!

犬のいる空間で扇風機を使う際は注意しておくことがあります。
注意点①扇風機を長時間愛犬に当てすぎない
寝たきりにシニア犬は自分で風の当たらないところに移動することができないので、扇風機を当てたままの状態が長く続くと体が冷えてしまう可能性があります。
また、元気なワンちゃんで川遊びの後なども、風力が強かったり首振りがない扇風機(サーキュレータ)を長時間使うことで、体の体温を急激に下げてしまう恐れがあるので、愛犬の様子を観察できる場所で使用しましょう。
注意点②扇風機の巻き込み事故に注意
その他の注意点としては、犬が扇風機の裏側に体や被毛を巻き込まないように気を付ける必要があります。
室内でもお出かけ、キャンプでも役立つ「持ち運びできるアウトドア扇風機3選」
今回は、扇風機の中でも「持ち運びができる扇風機」についてピックアップしてみました。どの製品も室内でも普通使えます。
1台あると、停車中の車内や車中泊、キャンプなどのアウトドアにも便利です。新型コロナウイルスの流行以降、動物病院の待合室でなく車内で待機を促されるケースも多いといわれています。車のエンジンをかけることができない場所などでは、充電式の扇風機(サーキュレーター)は役立つアイテムとなります!
持ち運びできるおすすめのアウトドア扇風機3選
キャンパーに人気!「CRAYMORE(クレイモア)FAN V600+」
キャンプブランドプリズムのサブブランド「CRAYMORE FAN V600+」は、おしゃれな見た目だけでなく、風の調節はもちろん、持ち運びができる充電式のサーキュレーターです。
重さが約600gなのにパワーがあり、スタンドから取り外して本体をひっかけることができるのも特徴的なかっこいい扇風機です。
3wayで使える「Keynice (キーナイス)充電式扇風機 KN-618」
USBで気軽に充電できる小型の扇風機はいろんなシーンで活用できます。「Keynice KN-618」は、その重さ約464gのミニ扇風機です。他のメーカーに比べると低価格であることと、卓上・クリップ式・壁掛けの3wayで使えるところや、首振りとリズム機能が充実しているところもポイント。
SNSで評価が高い!「ニトリ 3wayUSBコードレスマグネット付きクリップファン(ホワイト)」
高コスパな商品を多く展開しているニトリですが、「ニトリ 3wayUSBコードレスマグネット付きクリップファン(ホワイト)」は、SNSで注目されているコードレス扇風機です。
連続稼働時間も長く、ベビーカーやペットカートに取り付けたり車中泊用の扇風機として人気のアイテム。360度回転するところや磁石でくっつくところ、低価格なところもポイントです。冷蔵庫にピタッとつけて使う方もいるそうです。
いかがでしたでしょうか?まだまだ暑い季節が続きます。愛犬の暑さ対策を万全にしていきましょう!
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