愛犬のためを思って選んだフードが原因で下痢をしてしまった。という悲しい思いをしたことはありませんか?愛犬に合わないフードや、フードの切り替えのタイミングなどをご紹介します。
愛犬の下痢はフードが原因のことも…
インターネットや、ペットショップに数多く並ぶ愛犬のフード。
愛犬の体にいいものを!と思って選んだつもりなのに、食べたら下痢をしてしまった。などということはありませんか?
フードの種類もドライフードやセミドライフード、ウェットフードや手作り食など、さまざまな種類があります。
どうして「そのフード」を食べたら下痢をしてしまったのか。愛犬のフードと下痢について考えてみたいと思います。
フードによる愛犬の下痢、その原因とチェックポイント
愛犬がフードによる下痢を起こした場合、その原因とチェックしたいポイントをまとめました。
原材料が今まで与えていたものと違う
「そのフードに一番多く含まれているもの」を見てみましょう。
見分け方として簡単な方法は、フードの原材料が記載されている欄を見ます。原材料の先頭に書かれているものが、そのフードのベースとなる材料です。
基本的には、チキンやラムなど、ベースの素材がパッケージに表記されていますが、なかにはそうでないものもあります。
また、愛犬が同じベースのものを食べたのに、下痢をしてしまったら原材料を比較してみましょう。今まで食べていたフードに含まれていない材料があり、それが原因で下痢をした可能性もあります。
愛犬が食べるものの原材料を知っておくことは、体調を崩したときの原因を知る重要な手掛かりになります。
ライフステージにあっていないフード
愛犬のフードを選ぶときは、愛犬のライフステージに合ったものを選びましょう。
犬種にもよりますが、授乳期を過ぎた頃~1歳半くらいまでは成長期に適したフードを。1歳~7歳くらいまでは、体を維持するフードを。8歳くらいからはシニア用のフードを選ぶことが大切です。
愛犬の噛む力なども考慮し、粒の大きさや硬さなども注意して選んであげましょう。
水分量が多いものに切り替えた
ドライフードから水分量の多いウェットフードに切り替えると、下痢をしてしまうことがあります。これはフードに含まれる水分量の違いで、下痢をしてしまったと考えていいでしょう。
ただ、下痢が続いてしまうのなら、そのフードが合っていないと考えることも必要です。
フードを切り替えるベストなタイミングってあるの?
ライフステージが変わりフードを変えることや、愛犬の健康を考えフードを変えるなど、愛犬は生まれてからずっと同じフードを食べ続けることはありません。
手作り食や生食に変更される飼い主さんもいらっしゃると思います。
フードを変えるときに大切なことは、一度にすべてを切り替えないことです。
今まで与えていたフードから徐々に変えていきましょう。
手作り食へ変えるときも、ドライフードにトッピングをすることからはじめ、徐々に変えていくことをおすすめします。
愛犬のおなかの調子と相談をし、無理をしないでフードを切り替えていきましょう。
それでも愛犬の下痢が治らないなら
フードを変えてから愛犬の下痢が治らないなら、アレルギーなどが原因の可能性もあります。
また、フードを変えたタイミングが重なっただけで、他に違う原因がある可能性も考えられます。
愛犬の下痢がなかなか治らないなら、必ず動物病院に相談をしましょう。
最後に
「これは健康にいい!」とか「このフードを食べてから毛艶が変わった!」など魅力的なフードのCMもあります。
とてもいいフードなのかもしれませんが、一緒に暮らしている愛犬には合わないこともあります。
キャッチコピーも大切ですが、もっと大切なことは、目の前にいる愛犬の健康です。
地味に見えるフードでも愛犬がおいしく食べて健康でいてくれるなら、そのフードが一番だと思います。 愛犬が突然下痢をしてしまったとき、慌てずに原因を探ってみることも大切です。
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