愛犬の手作りごはんを作る際の注意点とポイント

食事

愛犬に少しでもおいしいものをあげたい!健康に良いものをあげたい!できれば手づくりごはんも作ってあげたい!

愛犬の喜ぶ姿を想像すると、誰もが考えることです。

愛犬の手作りごはんで一番大切なことは毎日続けること

一番大切なのは、気が向いた時に作ってあげるって言うのではなく、毎日続けてあげるってこと。

コストや手間を考え、負担の少ない効率的なごはんづくりを心がけましょう。

犬は基本的に肉食です。人間と暮らすうちにだんだん肉以外のものを消化できるように慣れてきました。とはいえ消化能力・栄養素を分解・吸収する能力は人間とは違います。また、歯も肉食に合った歯の作り・あごの作りになっているので、前歯で食べ物をちぎることができても奥歯ですりつぶすことができません。肉食動物が本来食べないものはあげないようにして、野菜などは茹でたり細かく刻んであげるようにしましょう。

犬も人間も毎日の食事が健康の源です。危険な食材を避け、肉・魚を中心に食べやすくした野菜を混ぜたバランスの良いものを心がけましょう。愛犬の食べる様子を観察し、食欲や食べ方の変化を見て、喜んで食べるごはんを工夫してあげてください。

犬の手作りごはんのポイント

1. 毎回ごはんを作るのは大変です。まとめて作って、小分けしたものを冷凍保存し、解凍してあげると便利です。

2. 細かく砕く場合は、フードプロセッサーが便利です。(加熱するには、電子レンジを使うのも良いですが、栄養素の破壊に注意が必要です。)

3. 犬は体内でビタミンCを作ることができます。しかし、歳をとるとビタミンCを作る力が衰えてくるので、定期的に野菜をあげるようにしましょう。

4. 生肉、生魚は新鮮なものであれば問題ありませんが、もしものことを考え加熱してあげたほうが良いですね。

5. 料理するとき、塩や砂糖などの調味料は使いません。犬は食材の持つ塩分や甘味に敏感ですし、からだへの負担になるので使わないようにしましょう。

6. いつまでも健康でいるために免疫力をアップさせることが大切。免疫力のつく旬の食材をあげ、適度な運動をさせましょう。

7. 生活習慣病や肥満防止にも、表示されているカロリーの量を1日あたりで計算し、体重を管理しましょう。

8. 犬は必須脂肪酸(飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸)を体内で生成できません。免疫力をアップさせる亜麻仁油などを極少量かけてあげるのもよいでしょう。

9. 何でも手作りにこだわる完璧主義では疲れてしまいます。必要な時には、犬用のサプリメントも活用してみましょう。

脂肪酸について

【必須脂肪酸】
油の中に含まれている栄養素で、文字通り生きていく上ではなくてはならない「必須」の栄養素

【飽和脂肪酸】
動物の脂に多く含まれる脂肪酸

【不飽和脂肪酸】
体に良い「油」とされ、適度に摂ればコレステロール低下などの効果を期待できます。オリーブオイル・アマニ油など。ただ酸化しやすいので、犬にあげるときは開封後あまり時間のたっていないものか、冷蔵庫で保存したものにするとよいです。

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ドッグパッド編集部

ドッグパッド編集部

ワンちゃんとの楽しい生活に役立つ独自の情報を取材し、配信するエディター集団です。皆さまが普段「あるといいな」と感じていること「こんな工夫は楽しいよ」と知らせたいこと、疑問、質問、困りごとなど、どしどしお寄せください。

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