犬種別の特徴や性格をおさえた飼い方のポイント【トイ・プードル編】

ここ数年人気犬種のナンバーワンを独占しているトイ・プードルですが、その可愛らしい姿はいまだに多くの人を魅了し続けています。
トイ・プードルを飼ってみたいけれど、飼育は難しいのか・性格はどのような感じなのか不安に感じて一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、トイ・プードルの特徴や性格、飼い方のポイントなどを紹介していきたいと思います。

特徴

トイ・プードルの大きな特徴として、次の3つが挙げられます。

  • 全体的にカールしているふわふわとした被毛
  • 抜け毛が少ない
  • 体臭が少なくあまり臭わない

ふわふわとした被毛が可愛らしいトイ・プードルは、他の犬種と比較しても抜け毛が大変少ないのが特徴です。アレルギー体質の方でも、抜け毛の少ないトイ・プードルなら飼育出来るという人がいるほどです。
また、体臭が少ないのも特徴で、室内に動物特有の臭いがこもることがほとんどありません。
被毛カラーも数種類あり、カラーによって少しずつ性格も違ってきます。

性格

トイ・プードルは、物覚えが良く賢い犬種です。性格は被毛カラーによって若干違いがあるのですが、基本的な性格は次のようになります。

  • 家族以外の人や、他の犬に対して社交的
  • 従順で穏やか
  • 人見知りをせず温厚
  • 学習能力が高い

トイ・プードルは学習能力が大変高くしつけの覚えも早いので、飼育初心者の方でも飼いやすいとされています。
社交的で人見知りも滅多にしませんので、来客がきても無駄に吠えることもせずすぐに仲良くすることも出来ます。温厚な性格も持ち合わせていますので、人だけでなく他の犬ともすぐに仲良くすることが出来、多頭飼いにも向いています。

体質

トイ・プードルの体質で、特に目立つものを紹介します。

涙やけになりやすい

トイ・プードルは涙がたくさんあふれてくる「流涙症」になりやすいため、その涙によって目の周りの被毛が変色する「涙やけ」になりやすいです。
被毛カラーによっては目立ちませんが、ホワイトやアプリコットカラーは少しの涙やけでも目の周りだけ被毛が濃く変色してかなり目立ってしまいます。

膝蓋骨脱臼になりやすい(h3-2)

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿の部分の骨が外れてしまい歩行異常になってしまうことをいいます。
先天性の場合もありますが、飼育環境がフローリングなどの滑りやすい床の場合には、歩行時に常に脚に不要な力がかかっている状態なので、脚に負担がかかり発症しやすいとされています。

からみやすい被毛

トイ・プードルのふわふわの被毛は、からまりやすく埃や汚れを巻き込みやすくなっています。
こまめにブラッシングを行うようにしないと、柔らかい被毛はすぐに絡まってしまいます。被毛が絡まったままにしておくと、皮膚への通気性が悪くなりそれが原因で皮膚病になってしまうこともあります。

特徴や性格を抑えたしつけの方法

トイ・プードルは学習能力が高く物覚えも良い犬種ですので、間違ったことを覚えてしまう前に早い段階でしつけを開始するのがおすすめです。
子犬のうちから始めるしつけは、甘やかすことはせず毅然とした態度で行うようにします。子犬だからといって甘やかしてばかりいると、学習能力の高さからワガママが通用することを覚えてしまいます。
そうなってしまうと、その後の矯正はかなり手間がかかるだけでなく、こじらせてしまうと問題行動に発展しかねません。

しつけのルールについては家族間で必ず統一し、一貫性を持って取り組んでください。
人によって態度が違っていたり、ダメなことと許されることが違ったりしていると犬は混乱してしまいます。必ず家族全員が同じルールに沿って行うようにしましょう。

特徴や性格を抑えた飼い方のポイント

散歩の時間や量

トイ・プードルは関節や筋肉自体がそれほど発達している犬種ではありませんので、長時間長距離のお散歩に出掛けるよりも、1回に付き15分~20分程度のお散歩を朝晩と行くのがおすすめです。
気分転換も兼ねて1日に数回出掛けるのでも構いませんが、1日の合計時間が1時間以上になってしまうと、足腰に負担がかかってしまいます。
帰宅後にもまだ体力が余っているような様子でしたら、時間や距離を増やすのではなく散歩の途中で少しだけ走らせてあげるなどの工夫をしてみてください。

だいたいのご飯の量

食事は総合栄養食であるドッグフードを与えるのであれば、パッケージに記載してある規定量を基準にしながら体型などを考慮して微調整をします。
トイ・プードルは口が小さめですので、ドッグフードは小粒のものを与えるようにします。
また、子犬と成犬では必要な栄養素やエネルギー量も違ってきますので、子犬には子犬用の物を与えるようにしましょう。
回数も成犬であれば朝晩と2回が一般的ですが、子犬や老犬は可能であれば朝昼晩の3回に分けて与えるようにすると消化吸収がスムーズです。

涙やけ対策の方法

トイ・プードルは涙やけになりやすい犬種です。次のことに注意を払いながら、予防してあげるようにしてください。

  • 目の周りは定期的にチェックし、常に清潔にしておく
  • 涙の量が急に増えた場合などは、フードが体質に合ってない場合や栄養が偏っている場合があるので食事内容を見直してみる
  • 水分の摂取量に常に気を配り、身体の中に老廃物を溜めないようにする
  • 顔周りの被毛は常に綺麗にし、目にかからないように気を付ける
  • 犬が目をしきりに気にする仕草をしているようであれば、眼に疾患がある可能性があるので一度動物病院にて診てもらう

トイ・プードルを飼う前に準備しておいた方が良いもの

トイ・プードルを飼うことが決まったら、事前に次の物を用意しておくようにしましょう。

  • ケージやサークル
  • 犬用ベッド
  • トイレトレーとトイレシーツ
  • 食事用の皿と水飲み用の皿
  • ブラシ
  • 首輪とリード
  • ドッグフード
  • キャリーバッグ
  • おもちゃ

上記は最低限必要なものですので、必要に応じてケア用のウェットシートや、消臭剤なども加えるといいかもしれません。
ペットショップなどでは色々な物を勧められますが、買ってみたけれど使わなかったという場合も多いようですので、最低限必要な物を揃えて、後は必要と感じた時点で買い足すようで十分です。

まとめ

トイ・プードルの特徴や性格について紹介すると共に、飼い方のポイントについても触れてきました。
賢く人見知りのしないトイ・プードルは、飼いやすいこともあって人気が高いのかもしれません。
被毛カラーも何色かありますので、どの被毛にするのか選ぶところから楽しみが始まります。