犬の祖先と食性を知って、手作り食を作ってみよう!

犬の祖先はオオカミです。肉食だと思われがちのオオカミですが、実は身近にあるものなら何でも食べる、肉食よりの雑食動物です。
人は完全な雑食動物ですが、犬は肉食寄りの雑食動物なので栄養素の分解能力や消化能力に違いが出てきます。
犬の食性を理解し、手作り食を作ってあげましょう。

犬の祖先について

まずは祖先を見ていきましょう。

犬の祖先はオオカミ!

犬の祖先はミトコンドリアDNA(遺伝子)の研究からオオカミであることが確定しました。
また、コヨーテも近縁です。
オオカミもコヨーテも身近にあるものなら何でも食べる
肉食寄りの雑食動物です。

コヨーテ

げっ歯類などの小さい哺乳類や鳥類、両生類など様々な動物を狩ります。
そして、捕獲した草食動物の糞も食べることが分かっています。
都市近郊に生息するコヨーテは、人の残飯を漁ることもあります。
犬にも食糞が問題行動としてあげられることがあります。人から見ると問題行動かもしれませんが、犬からしてみれば本能的な行動ということになります。

オオカミ

大きな獲物(鹿など)から、イノシシ、げっ歯目(ネズミ)などを捕獲して食べます。
特に、内臓を好んで食べるため、捕獲された動物の内臓に残っている一部消化された植物成分も食べています。

また、オオカミやコヨーテは両者とも、果物やきのこなどの植物を食べていることも観察されています。

犬の食性について

祖先がオオカミ、近縁がコヨーテということが分かったところで、次は犬の食性についてです。
犬にとって必要な栄養素は何か、人と違うところはどこなのか見ていきましょう。

犬は肉食寄りの雑食

犬は、近縁がオオカミやコヨーテなので、その2種の動物に非常に似ている食性を持っています。
状況に応じて何でも食べて、消化し、利用することができる特性を持っている、肉食寄りの雑食動物です。

人よりもタンパク質が多く必要

円グラフは摂取する必要がある3大栄養素の割合(目安)を表しています。
脂肪は犬も人もほぼ同じですが、炭水化物は人の方が多く必要とし、タンパク質は犬の方が多く必要としています。

人が食べられても犬は食べられないものも・・・

このように、人と犬では祖先や食性が大きく異なります。
よって、人が食べることができる食材でも、犬にとっては害になってしまうものも多くあります。
手作り食を作る前に、食べさせてはいけないもの、注意が必要なものをよく理解しておきましょう。

手作り食を作るうえでのメリットとデメリット

では、いよいよ手作り食を作ってみましょう!

少しでもおいしいものをあげたい!健康に良いものをあげたい!できれば手作りご飯もつくってあげたい!
愛犬の喜ぶ顔を想像すると、誰もが考えることです。

私たちドッグパッドでは、健康維持に必要な栄養素やドッグフードの選び方など、専門家監修の食に関する知識はもちろん、アイデアいっぱいの手作りレシピも分かりやすくお届けしています。

私たちの食の延長にワンちゃんの健康と笑顔があります。さぁ、みんなで楽しい食生活を送りましょう!

手作りのメリット

安心・安全

手作り食は食材選びから始まります。
自分の目で安全な食材を選び、作ってあげることで安心・安全なご飯をワンちゃんに食べさせてあげることができます。

食いつきが良くなる

ドライタイプのドッグフードに比べ、手作り食の方が嗜好性が高くなります。
また、手作り食ですと、愛犬の好みに合わせた食材を入れてあげることができます。

愛犬の好みが発見できる

犬にも人と同じように好みがあります。
いろんな食材をあげることで、どの食材が好きで、どの食材が嫌いかを知ることができます。

飼い主さんもワンちゃんも嬉しい

子供の頃、クリスマスとか誕生日とかでいつもと違った食事が出てくると嬉しかった記憶ありませんか?
ワンちゃんも同じように、いつもとちょっと違った食事が出てくるとワクワクし、嬉しいのです。
また、愛犬が嬉しそうに、そして美味しそうに食べている姿が見られるのは飼い主さんにとっても嬉しいことですよね。
このように、手作り食はワンちゃんも飼い主さんもハッピーになれちゃうのです。

手作りのデメリット

ワンちゃんが食べてはいけない食材に注意!

ワンちゃんには人が食べている食材の中で食べられないものが結構あります。
中には、少し食べただけでも中毒を起こし、命を落としてしまうものもあるため、食材を選ぶときは、よく注意する必要があります。

食中毒に注意

ワンちゃんも人と同じように食中毒を起こします。
犬は元々狩りをして生きていた動物だからと言って生肉を与えるのはとても危険です。
良く火を通してからあげるようにしましょう。

窒息に注意

小型犬など小さいワンちゃんは人や大きいワンちゃんに比べ食道が細いので、大きい塊のまま与えてしまうと喉を詰まらせてしまう可能性があります。
調理するときは、見た目も大事ですが、食べやすさ最優先で細かく刻んであげてください。

まとめ

犬と人は仲間や家族ではありますが、人とは違う生き物であることを理解してあげましょう。
「正しい食事管理をするために知っておきたい人と犬の違い【顔編】」と「正しい食事管理をするために知っておきたい人と犬の違い【体編】」で詳しくご紹介しています。
是非、そちらも併せてご覧ください♪

また、手作り食を作ってあげるときには、犬の食性をよく理解し、必要な栄養素や食べてはいけないものに注意して作ってあげましょう。