犬の健康も快便から!人も犬も腸内環境を整えて良いウンチをすることが、健康につながるといわれています。今回は、愛犬の腸内環境を整える5つの食べものをご紹介します。
腸の健康をよくするためには食事や生活を見直すことが大切!
愛犬のウンチで気になることはありませんか?
例えば、
「ウンチの量が多く感じる」
「軟らかいウンチをすることが多い」
「ゼリー状の粘膜がついたウンチをする」
「ウンチが臭い」
「いつもと色が違う」
「寒いと下痢をする」
「家に来客があると下痢をする」
「慢性的な下痢が起こる」
「頻繁に血便をすることがある」
「血便や下痢をするとなかなか元の状態に戻らない」
など、犬が腸のトラブルを起こすことがあります。
いつも健康なウンチをするワンちゃんの場合は、お腹の調子の悪さに飼い主さんがすぐに気がつくことができます。
しかし、お腹が緩くなりやすいワンちゃんの場合は、その状態が普通だと飼い主さんが感じてしまうと、隠れている大きな病気や犬が体に受けているストレス、アレルギー反応などに気がつくことが遅くなってしまうかもしれません。
腸の不調をそのままにしていると、大きな病気の初期症状を見落としてしまったり、体質的に合わないドッグフードやおやつなどを与え続けることでアレルギーの症状が出る可能性もあるのです。
愛犬の腸の健康をよくするためには、与えている食事や過ごしている生活環境を見直してみることもおすすめです。
犬のウンチに異変があったらどうする?
愛犬の心と体の健康のために、まずは愛犬の毎日するウンチに問題がないかを再確認してみましょう。
- 軟らかさ(便秘or下痢)
- ニオイは強くないか
- 量は多すぎないか
- 粘膜便や血便など異常がないか
この4つに思い当たる点がある場合、下痢が止まらないなど病気の可能性もあるので、大腸炎による症状や長引くウンチの異変を感じたらまずは動物病院の獣医師に相談することをおすすめします。
ウンチの状態を確認する方法として、所沢アニマルメディカルセンター副院長の獣医師、田中先生とドッグパッドによって開発された「ウンスコア」をご紹介します。
犬の便の状態から腸の健康度を数値化して状態をチェックすることができるので、色や形、ニオイなどを参考にしてみてください!
緊急を要する場合は処方食(療法食)に変えてあげることも必要
ウンチの異変に限らず、愛犬に何らかの病気の可能性があって動物病院を受診したときに、獣医師から処方食(療法食)をすすめられた経験のある飼い主さんは多いかと思います。
こんなとき、手作り食にこだわっていたり原材料などが気になって、すすめられたままフードを与えてよいのかと不安に感じたことのある飼い主さんはいませんか?
ナチュラルな食材で症状を改善することができれば、それは素晴らしい方法ですが、急性の症状を早く改善するためであったり、体質的に合っていない食事に対応するために、獣医師の指導のもと処方食(療法食)を与えることは、治療の効果を高めるためにも、食事を変えて変化があるかを確認するためにも大きな意味がある場合があります。
飼い主さんが選び抜いたフードが愛犬のアレルギーの原因になっていることも考えられます。
愛犬の健康のために食材やフードの種類にこだわることはとても大切ですが、一番大切なことは、犬の体で起こっている不調の原因が「食」の可能性がある場合、少しでも早く愛犬の体の負担を減らしてあげるためにも、ときに柔軟な対応をすることが、早期回復につながるかもしれません。
そして、愛犬の体調がよくなったら、飼い主さんの納得したドッグフードや手作りごはんに戻していけばよい、という心持ちがあると、万が一のフード選びの際に選べる幅が広がるでしょう。
症状が落ち着いたら腸内環境を整える腸活をはじめよう
愛犬の下痢などのウンチのトラブルが落ち着いたら、乱れがちな腸内環境(腸内フローラ)のバランスを整えて健康的な体作りを目指しましょう!
腸内で増えてしまった悪玉菌と減ってしまった善玉菌のバランスを整えるためには、食事の内容や与える食事量の見直しをしたり、乳酸菌やオリゴ糖などを多く含んだ犬用のサプリメントを与えるとよいでしょう。
ストレス対策がウンチのトラブル改善になることも
いつもと違うお散歩コースに行った後、来客があった後、お留守番させた後に愛犬が下痢をする、というのも犬が精神的なストレスを感じたことで起こる反応の1つと考えられます。
他にも、消化に負担のかかる食事によって犬の体がストレスを感じているという可能性もあります。
お留守番が多い、最近愛犬とじっくり遊べていないという場合は、愛犬がみえないストレスを抱えてしまわないように、たくさんコミュニケーションをとることをおすすめします。
腸内環境を整えるのに役立つ食べものをトッピングするのもOK
毎日食べている食事を急に変えることは、犬の体に負担がかかります。サプリメントと同じような感覚で、犬の腸内環境を整える食べものを少しずつ与えたり、トッピングしてみることもおすすめです。
犬の腸内環境を整える食べものリスト
ではここからは、犬の腸内環境を整えるために役立つ食べものをご紹介していきます。ただし、どの食べものも与えすぎはお腹の不調の原因になるので、与える場合はごく少量から、様子をみながら与えましょう。
また、犬によっては体質的に合わない食べものもあるので、与えたことで体調不良を起こした可能性のある食べものは与えないようにしましょう。
<はじめての食材を与えるときのポイント>
- はじめて与える時ときはごく少量から
- 野菜や果物を与える場合は、細かくカットするかフードプロセッサーですりつぶす
- 加熱して与える場合は細かくカットしたりすりつぶした状態で火にかける
- 複数の種類でなく1種類ずつ試してみる
ヨーグルト
ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、腸の中の善玉菌を増やして腸内環境を整える作用があります。与えるときは無糖タイプを選びましょう。
りんご
りんごに含まれる栄養素の中にはペクチンという食物繊維が含まれていて、ペクチンが善玉菌の餌となって善玉菌を増やしやすい腸内環境を作ります。
りんごの芯や種は犬に害になるので必ず取り除いてあげましょう。
納豆
ネバネバ食材と発酵食材の代表格である納豆も、腸内で善玉菌を増やす働きがあります。
付属の出汁醤油やからしは必ず取り除いて少量与えます。ネギなどのトッピングもNGです。
米麹を使った甘酒
甘酒はビタミンや必須アミノ酸、オリゴ糖、食物繊維などがバランスよく含まれた腸内環境を整える食材で、ごく少量であれば犬に与えることができます。
犬に甘酒を与える際には注意点が2つあります。まず1つ目に米麹を使ったものと酒粕を使ったものがありますが、酒粕を使った甘酒は、アルコール分が含まれるので絶対に与えてはいけない食べものです。
2つ目に、米麹を使った甘酒は糖分が高いので与えすぎてはいけません。また獣医師から糖の摂取について制限が出ているワンちゃんもNGです。
かぼちゃ
かぼちゃには、ビタミン類やβカロテン、食物繊維などが含まれていて、腸内の環境を整える効果があります。
多く摂取すると下痢を起こすので、しっかり加熱した少量のかぼちゃをスプーンでつぶして与えるとよいです。
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DOGPAD and LIFEでは、獣医師と共同開発したワンちゃん用のサプリメント「犬サプリメント」の開発・販売を行っています。
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下痢や便秘、軟便などお腹を壊しやすいワンちゃんや便秘になりやすいワンちゃん、ドッグフードや手作りフードにトッピングできるサプリメントを探している飼い主さんにもおすすめです。
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愛犬の健康は、よい腸内環境とよいウンチから!
今回は、腸内環境を整える食べものについてご紹介しました。
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