公開日
2021/02/03

愛犬の正しい抱っこの仕方は?愛犬のからだと心に優しい抱っこの仕方

愛犬をどのように抱っこしていますか?もしかしたら、いつもしている抱っこは、愛犬のからだに負担がかかっているかもしれません。愛犬の正しい抱っこや、なぜ抱っこが嫌いなコはいるのか?など愛犬の抱っこについてお伝えします。

その抱っこ、愛犬に負担がかかっているかも?!

愛犬の抱っこの仕方は、飼い主さんによってさまざまです。

片手で持ち上げ抱きかかえる方もいれば、愛犬の前肢の脇を支えて抱き上げる方もいます。誰も教えてくれない「犬の抱っこの仕方」。何が正しい抱っこなのか、分かりませんよね。

ただ、いつもしている抱っこで、愛犬のからだに負担がかかっているなら、改善した方がいいと思います。

例えば胴が長いダックスフントを前肢の脇を持ち「ぶらーん」とからだが下がるように持ち上げたら腰に負担がかかり、ヘルニアになる原因を作ってしまいます。

今回は、愛犬が喜んでくれる心地よい抱っこについて考えてみましょう。

愛犬の正しい抱っこの仕方

小型犬と中型犬では、抱っこの仕方が変わります。愛犬の正しい抱っこの仕方をお伝えします。

愛犬の正しい抱っこの仕方【小型犬】

小型犬の場合は、片手を前肢のおなか側にいれ、上半身を支えます。

そして、もう片方の手で愛犬のおしりを包み込むように抱き上げます。

上半身と下半身が均一に支えられている状態をつくりましょう。

できるだけ、飼い主さんは座った状態など、低い姿勢になり、愛犬を抱きかかえまれください。愛犬があばれて落ちてしまわぬよう、愛犬の姿勢が安定したり愛犬が落ち着いたりしてから、立ち上がるようにしましょう。

愛犬の正しい抱っこの仕方【中型犬】

中型犬の場合、からだが大きいため小型犬とは違う抱き方をします。

まず、片手を前肢の間を通して愛犬の胸の前に回し、上半身を支えます。

もう片方の手は後肢の間を通し、下半身を支えます。お尻が安定するように支えてあげましょう。

中型犬の抱っこは、動物病院などで診察台にあげるとき、車に乗せるときなどに役立ちます。

愛犬が抱っこを嫌がる!その理由は?

愛犬を抱っこして、ほおずりしたいのに「抱っこを嫌がる!」。

抱っこが苦手なコは、何かしらの原因があります。どうして抱っこを嫌がるのか?その一例をお伝えします。

からだにさわられることが苦手

からだに触られることが苦手なコの理由や原因はさまざま。

子どもの頃から、からだに触られる機会が少なかった、警戒心がつよく人とのコミュニケーションを好まないなど、愛犬のもともと持っている気質や、子犬の頃の経験が原因になっている場合があります。

からだに触られることが苦手な愛犬を、無理やり抱っこしてしまうと、より抱っこが苦手になってしまいます。

まずは、愛犬が安心できる状態で、近くにいることから始め、愛犬とコミュニケーションが取れるようにしましょう。

抱っこで怖い・嫌な経験をした

不意のできごとで、抱っこをしていた愛犬を落としてしまった。

抱っこをされていて苦しかったなど、愛犬が「怖い・嫌だ」という負の経験をすると、抱っこを嫌がるようになります。

もし、原因があって、抱っこが苦手になっているのなら、その原因になったものを緩和していく必要があります。

例えば、小さなお子さんに無理やりきつく抱きしめられて、怖くて苦しい思いをしたのなら、小さなお子さんに慣れさせるとともに、心地よい抱っこを愛犬に経験させてあげましょう。そして、お子さんにも抱っこの仕方を教えてあげてください。

抱っこをしていて落としてしまった経験があるのなら、低い場所で抱っこをするようにし、徐々に立ち上がって抱っこができるよう、時間をかけて、愛犬を抱っこに慣れさせてあげましょう。

抱っこをせがむ愛犬。どうしたらいい?

抱っこが大好きな愛犬もたくさんいます。では、愛犬にせがまれるままに抱っこをしていいのでしょうか?

依存の可能性も……

「飼い主さんのことが好きすぎて、ずっとくっついていたいのです」。

イメージですが、抱っこが大好きなコはこのような感じで、飼い主さんに依存している場合があります。

愛犬に抱っこをせがまれたら、すぐに抱き上げてあげたい気持ちはとてもよくわかりますが、そこは少し我慢をして、距離を取る時間もつくりましょう。

なぜなら、愛犬をひとりで留守番させるときなどに、飼い主さんへの依存が高すぎると愛犬のメンタルに大きな負担がかかるからです。

心とからだの健康を守るためにも、適度な距離はとても大切です。

飼い主さんの主導で抱っこをしましょう

もうひとつ気を付けたいことは、愛犬主導の抱っこです。

愛犬が抱っこをしてほしいとアピールしたら、すぐに抱き上げるのではなく、「お座り」など、こちらの指示を聞いてくれたら「ご褒美として抱っこをしてあげますよ」と、定義づけましょう。

愛犬主導になると、吠えてアピールをするようになったり、ときには噛んでアピールをするようになったりと、問題行動に発展する可能性があります。

抱っこが好きな愛犬は、飼い主さんの主導で抱っこをするようにしましょう。

最後に

愛犬を抱っこしていると、心地よい体温と愛犬特有のにおいに癒やされます。

愛犬にとって心地よく、からだにも心にも優しい抱っこをして、今まで以上に抱っこをする楽しみを、味わっていただけたらと思います。